到達目標
フーリエ級数の数学的な意味を理解すること。
方形波やのこぎり波などの非正弦波交流をフーリエ級数展開することができること。
非正弦波交流の実効値、電力、ひずみ率を求めることができること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
フーリエ級数の数学的な意味を理解すること | フーリエ級数の数学的な意味を理解し、周期関数のフーリエ級数展開や奇関数偶関数に場合わけして種々の関数をフーリエ級数展開できる | フーリエ級数の数学的な意味を理解し、周期関数のフーリエ級数展開ができる | フーリエ級数の数学的な意味を理解し、周期関数のフーリエ級数展開ができない |
方形波やのこぎり波などの非正弦波交流をフーリエ級数展開することができること | 方形波やのこぎり波などの非正弦波交流をフーリエ級数展開することができる | 方形波をフーリエ級数展開することができる | 方形波をフーリエ級数展開することができない |
非正弦波交流の実効値、電力、ひずみ率を求めることができること | 非正弦波交流の実効値、電力、ひずみ率を求めることができる | 非正弦波交流の実効値を求めることができる | 非正弦波交流の実効値を求めることができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
三角関数の微分積分、オイラーの公式など数学の基礎知識で事前学習として復習しておくこと。また、授業を聴いて理解不十分と思った時には「高専の数学」などをみて復習すること。
授業の進め方・方法:
この科目は学修単位科目であるので、(90時間-講義時間)以上の自学自習を必要とする。したがって、科目担当教員が課した課題の内、{(90時間-講義時間)×3 /4}時間以上に相当する課題提出がないと単位を認められない。
定期試験が70%、問題演習・課題提出物 30%で評価する。
注意点:
関連科目は、電気回路、電子回路である。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
三角関数と微分積分の復習 |
1
|
2週 |
非正弦波交流の分解とフーリエ級数 |
1
|
3週 |
周期関数のフーリエ級数展開 |
1
|
4週 |
奇関数と偶関数 |
1
|
5週 |
方形波のフーリエ級数 |
2
|
6週 |
三角波と全波整流波のフーリエ級数 |
2
|
7週 |
フーリエ級数展開と線スペクトル |
2
|
8週 |
前期中間試験 |
1,2
|
2ndQ |
9週 |
コンピュータによる波形合成演習 |
2
|
10週 |
非正弦波交流と重ね合わせの理 |
3
|
11週 |
非正弦波交流の実効値と電力 |
3
|
12週 |
複素フーリエ級数 |
3
|
13週 |
離散的フーリエ変換の基礎 |
3
|
14週 |
コンピュータによる波形解析演習 |
1,2,3
|
15週 |
コンピュータによる波形解析演習2 |
1,2,3
|
16週 |
前期期末試験 |
1,2,3
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |