到達目標
1.分布定数回路の等価回路が描け、電圧・電流に関する回路方程式が記述できる
2.RL 直列回路やRC 直列回路等の単エネルギー回路の直流応答を計算し、過渡応答の特徴を説明できる
3.RLC 直列回路等の複エネルギー回路の直流応答を計算し、過渡応答の特徴を説明できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 分布定数回路の等価回路が描け、電圧・電流に関する回路方程式を解くことができる | 分布定数回路の等価回路が描け、電圧・電流に関する回路方程式を記述することができる | 分布定数回路の等価回路が描けない |
評価項目2 | RL 直列回路やRC 直列回路等の単エネルギー回路の直流応答を計算し、過渡応答の特徴を説明できる | RL 直列回路の単エネルギー回路の直流応答を計算し、過渡応答の特徴を説明できる | RL 直列回路の単エネルギー回路の直流応答を計算できない |
評価項目3 | RLC 直列回路等の複エネルギー回路の直流応答を計算し、過渡応答の特徴を説明できる | RLC 直列回路の複エネルギー回路の直流応答を計算できる | RLC 直列回路の複エネルギー回路の直流応答を計算できない |
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この授業では、電気回路における過渡現象と波動・分布定数回路について学習する。分布定数回路に関しては、回路・線路における波動について学び、高周波回路の概念について学習する。また、過渡現象に関しては、定常状態から別の定常状態へ移り変わるときの、電圧電流の時間変化に着目する。
授業の進め方・方法:
教科書、配布プリントを中心に授業を進める。適宜演習時間を取り、多くの問題を解く。
注意点:
この科目は学修単位科目であるので、(45時間-講義時間)以上の自学自習を必要 とする。したがって、科目担当教員が課した課題の内、{(45時間-講義時間)×3 /4} 時間以上に相当する課題提出がないと単位を認めないので注意すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
波動について(1) |
1
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2週 |
波動について(2) |
1
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3週 |
分布定数回路・線路における波動方程式の導出 |
1
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4週 |
波動方程式とその一般解、線路の基本方程式の導出 |
1
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5週 |
過渡現象とは |
2
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6週 |
微分方程式の解法 |
2
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7週 |
RC回路の過渡現象(直流電圧印加) |
2
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
RL回路の過渡現象(直流電圧印加) |
2
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10週 |
RC&RL回路の過渡現象(交流電圧印加) |
2
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11週 |
RLC回路の過渡現象(直流電圧印加) |
3
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12週 |
RLC回路の過渡現象(交流電圧印加) |
2,3
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13週 |
複雑な回路の過渡現象 |
2,3
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14週 |
ラプラス変換を用いた解法 |
2,3
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15週 |
演習 |
2,3
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電力 | 三相交流における電圧・電流(相電圧、線間電圧、線電流)を説明できる。 | 4 | |
電源および負荷のΔ-Y、Y-Δ変換ができる。 | 4 | |
対称三相回路の電圧・電流・電力の計算ができる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |