概要:
本科の「地域協働演習」をさらに発展させ、地域協働演習で行っている地域の課題の中から選んだテーマに対し、専門分野の異なる学生がチームを組み、複合領域の課題の発見から企画・設計・製作まで一連のプロジェクトをマネジメント含め実施する。【複数教員担当方式】
授業の進め方・方法:
① 専攻の垣根を設けないグループで実施する。
② 調査対象となるフィールドの状況に適した解決策を提案する。
③ 各フィールドの基礎・予備知識の学習,調査まではフィールド毎に実施する。
④ 調査によるテーマの設定,課題解決に向けた探求は各コースのグループ毎に行う。
⑤ 計画書・週報・中間報告・最終報告等で進捗と成果の共有を行う。
上記を通じて,複数の専門分野の知識・技術を組み合わせて一つの課題に向き合うことの重要性を学び,高度ハイブリッド型人材としてのあるべき姿勢を実践的な演習を通じて身に付けることを目指す。
<演習テーマ(フィールド)予定>
・電気電子・機械系:農業用ハウス(農業生産法人)等 担当:竹島
・土木・建築系:景観まちづくり(公共事業体)等 担当:北山・近藤
注意点:
【成績評価の基準・方法】
計画書・報告書・最終報告会での発表を60%,相互評価・自己評価を30%,提出物・取組みの状況を10%の割合で総合的に評価する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス:演習の目的・概要と授業方法の説明、演習テーマ選定の背景の説明 |
演習の目的、方法を理解し、また演習テーマについて理解する。
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2週 |
資料収集・分析、目標の設定、作業工程の討議、計画書の作成 |
専門分野の視点を取り入れ、資料を収集・分析できる。
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3週 |
資料収集・分析、目標の設定、作業工程の討議、計画書の作成 |
専門分野の視点を取り入れ、資料を収集・分析できる。
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4週 |
資料収集・分析、目標の設定、作業工程の討議、計画書の作成 |
専門分野の視点を取り入れ、資料を収集・分析できる。
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5週 |
資料収集・分析、目標の設定、作業工程の討議、計画書の作成 |
グループ内で討論し、地域課題の解決策に関する計画・立案できる。
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6週 |
資料収集・分析、目標の設定、作業工程の討議、計画書の作成 |
グループ内で討論し、地域課題の解決策に関する計画・立案できる。
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7週 |
現地調査及び報告書作成、計画書の修正、詳細設計及び製作等実施、報告書の作成、発表準備 |
調査地域の人たちと円滑にコミュニケーションし、情報収集ができる。
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8週 |
現地調査及び報告書作成、計画書の修正、詳細設計及び製作等実施、報告書の作成、発表準備 |
調査地域の人たちと円滑にコミュニケーションし、情報収集ができる。
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2ndQ |
9週 |
現地調査及び報告書作成、計画書の修正、詳細設計及び製作等実施、報告書の作成、発表準備 |
調査地域の人たちと円滑にコミュニケーションし、情報収集ができる。
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10週 |
現地調査及び報告書作成、計画書の修正、詳細設計及び製作等実施、報告書の作成、発表準備 |
専門技術を組み合わせて、地域課題の解決策を創意工夫することができる。
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11週 |
現地調査及び報告書作成、計画書の修正、詳細設計及び製作等実施、報告書の作成、発表準備 |
専門技術を組み合わせて、地域課題の解決策を創意工夫することができる。
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12週 |
現地調査及び報告書作成、計画書の修正、詳細設計及び製作等実施、報告書の作成、発表準備 |
専門技術を組み合わせて、地域課題の解決策を創意工夫することができる。
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13週 |
現地調査及び報告書作成、計画書の修正、詳細設計及び製作等実施、報告書の作成、発表準備 |
報告書と最終発表資料を期限内に作成できる。
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14週 |
現地調査及び報告書作成、計画書の修正、詳細設計及び製作等実施、報告書の作成、発表準備 |
報告書と最終発表資料を期限内に作成できる。
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15週 |
最終発表・報告会 |
質問に対して明確に答えることができる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 4 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 4 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 4 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 4 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 4 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 4 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 4 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 4 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 4 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 4 | |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 4 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 4 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 4 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 4 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 4 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 4 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 4 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 4 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 4 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 4 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 4 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 4 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 4 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 4 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 4 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 4 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 4 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 4 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 4 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 4 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 4 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 4 | |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 4 | |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 4 | |
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 4 | |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 4 | |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 4 | |