概要:
現代文・表現・古文・漢文をバランスよく学習し、それによって、学生の話す・聞く・書く・読むという言語活動に関わる実践的能力を磨く。また、言語を用いたコミュニケーションや日本の伝統的な言語文化に対する興味や関心を育む。
授業の進め方・方法:
授業は講義・演習形式で行う。いずれの形式であっても、学生には口頭発表や作文、板書等を通じて、自分の考えを表現する機会を設ける。また、計画的に漢字テストと速読ドリルを行い、国語の運用において必要な知識を習得してもらう。表現の授業は適宜『S メソッドによる伝え合う力のトレーニング(四訂版)』(本校教員)を用いて行う。
注意点:
前期試験(中間・期末)・後期試験(中間・期末)の平均点を70%程度、小テスト・口頭発表・課題提出物を30%程度で評価する。その他にも、授業に対する取り組みの積極性、漢検(準2級)や作文コンクールへの参加や入賞なども、その内容に応じて評価に加える。なお、シラバスは状況に応じて変更することがある。*2022/10/14後期前半の授業内容を修正した。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、【随想】「ぐうぜん、うたがう、読書のススメ」、【古文】古文入門、【表現】読書体験記、速読トレーニング① |
授業の進め方・評価方法を理解する。随想の内容を理解する。古文の基礎を理解する。文章読解力を向上させる。
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2週 |
【随想】「ぐうぜん、うたがう、読書のススメ」、【古文】「児のそら寝」、漢字テスト①、速読トレーニング② |
随想の内容を理解する。古文の基礎を理解する。漢字能力を向上させる。文章読解力を向上させる。
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3週 |
【古文】「児のそら寝」、【表現】インタビューゲーム、漢字テスト②、速読トレーニング③ |
古文の基礎を理解する。表現力を向上させる。漢字能力を向上させる。文章読解力を向上させる。
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4週 |
【評論】「言語は色眼鏡である」、【古文】「絵仏師良秀」、【情報】図書館情報講座、漢字テスト③、速読トレーニング④ |
評論の内容を理解する。古文の基礎を理解する。図書館を利用した情報収集の仕方を理解する。漢字能力を向上させる。文章読解力を向上させる。
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5週 |
【評論】「言語は色眼鏡である」、【古文】「絵仏師良秀」、漢字テスト④、速読トレーニング⑤ |
評論の内容を理解する。古文の基礎を理解する。漢字能力を向上させる。文章読解力を向上させる。
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6週 |
【評論】「言語は色眼鏡である」、【漢文】漢文入門、漢字テスト⑤、速読トレーニング⑥ |
評論の内容を理解する。漢文の基礎を理解する。漢字能力を向上させる。文章読解力を向上させる。
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7週 |
【評論】「辞書は生きている」、【表現】オリジナル辞書を作ろう、【漢文】漢文入門、速読トレーニング⑦⑧ |
評論の内容を理解する。漢文の基礎を理解する。文章読解力を向上させる。日常使用している言葉への関心を深める。
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8週 |
前期中間試験 |
これまでの範囲を理解する。
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験答案の返却・解説、【評論】「情報と身体」、【文学史】芥川龍之介とその作品、速読トレーニング⑨ |
試験の解答を理解する。評論の内容を理解する。文学史事項を理解する。文章読解力を向上させる。
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10週 |
【評論】「情報と身体」、【小説】「羅生門」、漢字テスト⑥、速読トレーニング⑩ |
評論の内容を理解する。小説の内容を理解する。漢字能力を向上させる。文章読解力を向上させる。
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11週 |
【評論】「情報と身体」、【小説】「羅生門」、漢字テスト⑦、速読トレーニング⑪ |
評論の内容を理解する。小説の内容を理解する。漢字能力を向上させる。文章読解力を向上させる。
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12週 |
【表現】サイコロスピーチ、【小説】「羅生門」、漢字テスト⑧、速読トレーニング青 |
表現力を向上させる。小説の内容を理解する。漢字能力を向上させる。文章読解力を向上させる。
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13週 |
【評論】「人がアンドロイドとして甦る未来」、【小説】「羅生門」、漢字テスト⑨、速読トレーニング⑬ |
評論の内容を理解する。小説の内容を理解する。漢字能力を向上させる。文章読解力を向上させる。
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14週 |
【評論】「人がアンドロイドとして甦る未来」、【漢文】故事成語、漢字テスト⑩、速読トレーニング⑭ |
評論の内容を理解する。漢文の基礎を理解する。漢字能力を向上させる。文章読解力を向上させる。
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15週 |
【評論】「人がアンドロイドとして甦る未来」、【漢文】故事成語、速読トレーニング⑮、【表現】POPの作り方 |
評論の内容を理解する。漢文の基礎を理解する。文章読解力を向上させる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
前期定期試験の返却。【小説】「青がきえる」、速読トレーニング⑯ |
前期定期試験の返却。小説の内容を理解する。文章読解力を向上させる。
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2週 |
【小説】「青がきえる」、漢字テスト⑪ |
小説の内容を理解する。漢字能力を向上させる。
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3週 |
【小説】「青がきえる」、速読トレーニング⑰ |
小説の内容を理解する。文章読解力を向上させる。
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4週 |
【小説】「青がきえる」、漢字テスト⑫ |
小説の内容を理解する。漢字能力を向上させる。
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5週 |
【古文】伊勢物語について、【古文】和歌の修辞 |
古文の文学史的事項を理解する。和歌の内容を理解する。
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6週 |
【古文】「東下り」、漢字テスト⑬ |
古文の内容を理解する。和歌の内容を理解する。漢字能力を向上させる。
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7週 |
【古文】「東下り」、速読トレーニング⑱ |
古文の内容を理解する。和歌の内容を理解する。
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8週 |
後期中間試験 |
これまでの範囲を理解する
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4thQ |
9週 |
試験答案の返却・解説 【漢文】漢詩、漢字テスト⑭ |
試験の解答を理解する。漢詩の基礎を理解する。漢字能力を向上させる。
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10週 |
【漢文】漢詩、速読トレーニング⑲ |
漢詩の内容を理解する。文章読解力を向上させる。
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11週 |
【漢文】漢詩、漢字テスト⑮ |
漢詩の内容を理解する。漢字能力を向上させる。
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12週 |
【古文】「小倉百人一首」かるた、速読トレーニング⑳㉑㉒ |
日本の伝統文化を楽しむ。文章読解力を向上させる。
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13週 |
【小説】「夢十夜」、速読トレーニング㉒ |
小説の内容を理解する。文章読解力を向上させる。
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14週 |
【小説】「夢十夜」、速読トレーニング㉓ |
小説の内容を理解する。文章読解力を向上させる。
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15週 |
【小説】「夢十夜」、速読トレーニング㉔ |
小説の内容を理解する。文章読解力を向上させる。
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16週 |
後期定期試験答案の返却・解説 |
これまでの範囲を理解する。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 1 | |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 1 | |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 1 | |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 1 | |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 1 | |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 1 | |
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。 | 1 | |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 1 | |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 1 | |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 1 | |
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 1 | |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 1 | |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 1 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 1 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 1 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 1 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 1 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 1 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 1 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 1 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 1 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 1 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 1 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 1 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 1 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 1 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 1 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 1 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 1 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 1 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 1 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 1 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 1 | |