概要:
達成目標1-2:微生物を通して生物学の基礎(微生物の細胞学的特長、生理学的特長、物質生産など)について学ぶ。
達成目標3:遺伝子の役割と細胞の機能調節の基礎(原核、真核細胞の遺伝子機能、細胞分裂と分化、シグナル伝達など)について学ぶ。
授業の進め方・方法:
達成目標1-3:各到達目標について、中間試験・定期試験・自学自習課題での関連問題において60%以上の成績で達成とする。中間試験・定期試験は、自学自習課題の内容を含む。中間試験・定期試験を60%、自学自習課題を40%として評価する。
この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習として課題を実施する。
注意点:
1.予習は次週用の課題について,下調べをしておく。
2.復習は自学自習課題(事前・事後学習効果)を行う。自学自習課題のテーマについては、授業内容・方法に記述している。
3.学習相談には、その都度応じる。
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
微生物の取り扱い方 |
微生物の取り扱い方について予習・復習を行い、理解する。
|
2週 |
微生物の細胞・代謝・栄養と増殖(1) |
微生物の細胞構造,代謝・栄養,増殖について予習・復習を行い、理解する。
|
3週 |
微生物の細胞・代謝・栄養と増殖(2) |
微生物の細胞構造,代謝・栄養,増殖について予習・復習を行い、理解する。
|
4週 |
微生物の細胞・代謝・栄養と増殖(3) |
微生物の細胞構造,代謝・栄養,増殖について予習・復習を行い理解する。
|
5週 |
微生物の種類と分類(1) |
微生物の種類と分類について予習・復習を行い、理解する。
|
6週 |
微生物の種類と分類(2) |
微生物の種類と分類について予習・復習を行い、理解する。
|
7週 |
微生物の応用 |
微生物の応用について予習・復習を行い、理解する。
|
8週 |
中間試験 |
|
2ndQ |
9週 |
生物の遺伝と遺伝子工学(1) |
生物の遺伝と遺伝子工学について予習・復習を行い、理解する。
|
10週 |
生物の遺伝と遺伝子工学(2) |
生物の遺伝と遺伝子工学について予習・復習を行い、理解する。
|
11週 |
生物の遺伝と遺伝子工学(3) |
生物の遺伝と遺伝子工学について予習・復習を行い、理解する。
|
12週 |
細胞分裂と細胞周期 |
細胞分裂と細胞周期について予習・復習を行い、理解する。
|
13週 |
発生と分化 |
発生と分化について予習・復習を行い、理解する。
|
14週 |
受容体とシグナル伝達 |
受容体とシグナル伝達について予習・復習を行い、理解する。
|
15週 |
免疫系による生体防御のしくみ |
免疫系による生体防御のしくみについて予習・復習を行い、理解する。
|
16週 |
|
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 基礎生物 | 原核生物と真核生物の違いについて説明できる。 | 4 | |
代謝、異化、同化という語を理解しており、生命活動のエネルギーの通貨としてのATPの役割について説明できる。 | 4 | |
DNAの構造について遺伝情報と結びつけて説明できる。 | 4 | |
遺伝情報とタンパク質の関係について説明できる。 | 4 | |
染色体の構造と遺伝情報の分配について説明できる。 | 4 | |
細胞周期について説明できる。 | 4 | |
分化について説明できる。 | 4 | |
ゲノムと遺伝子の関係について説明できる。 | 4 | |
情報伝達物質とその受容体の働きを説明できる。 | 4 | |
免疫系による生体防御のしくみを説明できる。 | 4 | |
生物化学 | ヌクレオチドの構造を説明できる。 | 4 | |
DNAの二重らせん構造、塩基の相補的結合を説明できる。 | 4 | |
DNAの半保存的複製を説明できる。 | 4 | |
RNAの種類と働きを列記できる。 | 4 | |
コドンについて説明でき、転写と翻訳の概要を説明できる。 | 4 | |
解糖系の概要を説明できる。 | 4 | |
クエン酸回路の概要を説明できる。 | 4 | |
酸化的リン酸化過程におけるATPの合成を説明できる。 | 4 | |
嫌気呼吸(アルコール発酵・乳酸発酵)の過程を説明できる。 | 4 | |
生物工学 | 原核微生物の種類と特徴について説明できる。 | 4 | |
真核微生物(カビ、酵母)の種類と特徴について説明できる。 | 4 | |
微生物の増殖(増殖曲線)について説明できる。 | 4 | |
微生物の育種方法について説明できる。 | 4 | |
微生物の培養方法について説明でき、安全対策についても説明できる。 | 4 | |
アルコール発酵について説明でき、その醸造への利用について説明できる。 | 4 | |
食品加工と微生物の関係について説明できる。 | 4 | |
抗生物質や生理活性物質の例を挙げ、微生物を用いたそれらの生産方法について説明できる。 | 4 | |
微生物を用いた廃水処理・バイオレメディエーションについて説明できる。 | 4 | |