到達目標
1.日本近代文学の代表的作家の作品に触れ、創造的営為の素晴らしさや言語表現の豊かさについて関心を深めることができる。
2.作品分析の方法を知り、物事を主体的かつ多面的に考察できる。
3.情報を収集・整理して、プレゼンテーションや小論文の形で論理的かつ効果的に表現することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 日本近代文学の代表的作家の作品に触れ、創造的営為の素晴らしさや言語表現の豊かさについて関心を深めることが十分にできる。 | 日本近代文学の代表的作家の作品に触れ、創造的営為の素晴らしさや言語表現の豊かさについて関心を深めることができる。 | 日本近代文学の代表的作家の作品に触れ、創造的営為の素晴らしさや言語表現の豊かさについて関心を深めることができない。 |
評価項目2 | 作品分析の方法を明確に知り、物事を主体的かつ多面的に考察することが十分にできる。 | 作品分析の方法を知り、物事を主体的かつ多面的に考察できる。 | 作品分析の方法を知らず、物事を主体的かつ多面的に考察することができない。 |
評価項目3 | 情報を収集・整理して、プレゼンテーションや小論文の形で論理的かつ効果的に表現することが十分にできる。 | 情報を収集・整理して、プレゼンテーションや小論文の形で論理的かつ効果的に表現することができる。 | 情報を収集・整理できず、プレゼンテーションや小論文の形で論理的かつ効果的に表現することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
日本近代文学を代表する20名の作家、歌人について知識と関心を深めると同時に、表現力の向上を図る。
授業の進め方・方法:
毎回の授業で2名の作家を取り上げる。担当学生にプレゼンテーションをしてもらった後、その内容を踏まえて講義を行う。授業の最後に、確認テストを行う。
注意点:
発表・小論文・提出物について
◆発表:作家紹介プレゼンテーションを実施する。担当する作家とその作品について調査・情報整理・分析を行い、PowerPointを用いて15分間程度のプレゼンテーションを行う。質疑応答も行う。
◆小論文:授業で取り上げた作家の作品を読み、先行論を踏まえつつ作品を分析し、自分の考えを1000字以上の小論文にまとめる。小論文は後期末に提出する。
◆提出物:プレゼンごとに「文学記録シート」を記入して提出する。状況に応じてその他の提出物を課す場合がある。
※シラバスは、状況に応じて修正することがあるため、注意して下さい。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス、プレゼンテーションの方法・発表順決め |
日本近代文学の位置づけを知る。プレゼンテーションの方法を理解する。
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2週 |
序章ー近世から近代へ |
近世から近代にかけての文学史のおおまかな流れを理解する。
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3週 |
坪内逍遥、二葉亭四迷 ー 文学の改良 |
坪内逍遙・二葉亭四迷と、彼らが行った文学の改良について理解する。
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4週 |
森鴎外、与謝野晶子 ー 浪漫主義 |
森鷗外・与謝野晶子と、浪漫主義の特徴について理解する。
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5週 |
尾崎紅葉、幸田露伴 ー 紅露時代 |
紅露時代を築いた尾崎紅葉と幸田露伴について理解する。
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6週 |
樋口一葉 ー 女性作家の台頭 泉鏡花 ー 幻想文学 |
樋口一葉と女性作家の台頭、泉鏡花と幻想文学について理解する。
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7週 |
国木田独歩 ー 風景の発見 田山花袋 ー 自然主義 |
国木田独歩と風景の発見、田山花袋と自然主義について理 解する。
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8週 |
映像と文学① ー夏目漱石「坊ちゃん」 |
映像作品を味わう。
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4thQ |
9週 |
映像と文学② ー夏目漱石「坊ちゃん」 |
映像作品を味わう。
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10週 |
夏目漱石 ー 余裕派 石川啄木 ー 生活派 |
夏目漱石と余裕派、石川啄木と生活派について理解する。
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11週 |
谷崎純一郎 ー 耽美派 志賀直哉 ー 白樺派 |
谷崎潤一郎と耽美派、志賀直哉と白樺派について理解する
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12週 |
芥川龍之介 ー 新思潮派 江戸川乱歩 ー 推理小説 |
芥川龍之介と新思潮派、江戸川乱歩と推理小説について理解する。
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13週 |
川端 康成 ー 新感覚派 梶井基次郎 ー 新興芸術派 |
川端康成と新感覚派、梶井基次郎と新興芸術派について理解する。
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14週 |
週太宰治 ー 新戯作派 三島由紀夫 ー 戦後派 |
太宰治と新戯作派、三島由紀夫と戦後派について理解する。
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15週 |
小論文の書き方 ( 作品分析法、引用の方法) 終章ー「近代文学の二十人」の振り返り |
作品分析法、引用の方法について理解し、実践につなげる。文学記録シートを整理し、学びを振り返る。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 30 | 0 | 0 | 40 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 30 | 0 | 0 | 40 | 30 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |