生物工学Ⅱ

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 生物工学Ⅱ
科目番号 0108 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 喜多恵子 著,「応用酵素学概論」,コロナ社
担当教員 上田 誠

到達目標

1,酵素の主な産業利用分野(アミノ酸,核酸,糖質など)での機能を説明できる。
2,酵素を利用するための特徴を説明できる。
JABEE(A, d-1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1酵素の主な産業利用分野(アミノ酸,核酸,糖質など)での機能を正確に説明できる。酵素の主な産業利用分野(アミノ酸,核酸,糖質など)での機能を説明できる。酵素の主な産業利用分野(アミノ酸,核酸,糖質など)での機能を説明できない。
評価項目2酵素を利用するための特徴を正確に説明できる。酵素を利用するための特徴を説明できる。酵素を利用するための特徴を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
酵素の性質と産業利用について学ぶ.
講義はスライド資料および教科書による教授と専用プリントにより行う.
この科目は学修単位科目のため、予習・復習課題を実施する。
授業の進め方・方法:
1. 授業方法は講義を中心に進める。
2. 授業内容に応じて演習問題を課題として出し、解答の提出を求める。
3.評価は中間試験・定期試験を80%、自学自習課題(予習・復習課題)を20%として評価する。
注意点:
酵素利用の概説を広く産業的な例から学ぶ。反応メカニズム詳細については5年前期の生物工学Ⅲで実施する。
自学自習レポートのテーマについては、授業内容・方法に記述している。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 酵素とは、酵素の産業利用概説
酵素と産業利用について理解する
2週 酵素の構成と構造 酵素の構成と構造について理解する
3週 酵素反応の特徴 酵素反応の特徴を理解する
4週 酵素の研究法① 酵素の研究法を理解する
5週 酵素の研究法② 酵素の研究法を理解する
6週 バイオ医薬とアフィニティクロマトグラフィ
バイオ医薬とアフィニティクロマトグラフィを理解する
7週 酵素利用開発要素技術
酵素利用開発の要素技術を理解する
8週 後期中間試験
4thQ
9週 リパーゼ リパーゼを理解する
10週 アミノ酸発酵(代謝制御)
アミノ酸発酵を理解する
11週 アミノ酸合成酵素法
アミノ酸合成酵素法を理解する
12週 糖質分解酵素
糖質分解酵素を理解する
13週 核酸とタンパク質に作用する酵素
核酸とタンパク質に作用する酵素を理解する
14週 診断用・研究用酵素
診断用・研究用酵素を理解する
15週 バイオリファイナリー
バイオリファイナリーを理解する
16週 後期定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力0000000
専門的能力80000020100
分野横断的能力0000000