環境都市工学製図Ⅱ

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 環境都市工学製図Ⅱ
科目番号 0043 科目区分 専門 / 必履修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 土木製図(実教出版)
担当教員 荒木 信夫

到達目標

①橋梁構造物の構造、部材の形状・寸法を読み取る。(d1)
②橋梁構造物の図面を正しく製図する。(d1)
③ CADの使い方を理解する。(d2)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1橋梁構造物の構造、部材の形状・寸法を読み取ることができる。橋梁構造物の構造、部材の形状・寸法を概ね読み取ることができる。橋梁構造物の構造、部材の形状・寸法を読み取ることができない。
評価項目2橋梁構造物の図面を正しく製図することができる。橋梁構造物の図面を概ね正しく製図することができる。橋梁構造物の図面を正しく製図することができない。
評価項目3CADの使い方を理解する。CADの使い方を概ね理解する。CADの使い方についてさらなる学習が必要である。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
図面から構造物や部材の形状、寸法を読みとる方法(読図)を習得し、写図または拡大写図によって構造物の製図法および寸法の記入方法について理解する。取り上げるテーマは橋梁構造物とする。また、CAD実習では、ソフトウェアで製図する方法を理解する。
授業の進め方・方法:
実習となりますので期限内に出来上がるように進めること。
注意点:
橋梁構造物では、鉄筋の配置や部材の簡略的な図面方法など決まり事があります。まず、与えられた図面をただ丸写しするのではなく、それぞれの線や寸法が何を示しているかを良く理解してください。また、橋梁がどのような部材によって構成されているかを理解してください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 CADの使い方 CADソフトの機能と図面の書き方、修正方法を理解する
2週 CAD実習(課題説明と構造物の製図) 画層の管理と寸法の入れ方を理解する。
3週 CAD実習(構造物の製図) CADを使って構造物の製図を行う。
4週 CAD実習(構造物の製図) CADを使って構造物の製図を行う。
5週 製図の読図および写図の方法 図の尺度、寸法と寸法線の入れ方を理解する。
6週 PC単純桁橋一般構造図の課題説明と読図 図面からPC単純桁橋の構造を理解する(読図)。
7週 PC単純桁橋一般構造図の写図 尺度を決め、PC単純桁橋一般構造図の写図を行う。
8週 PC単純桁橋一般構造図の写図 尺度を決め、PC単純桁橋一般構造図の写図を行う。
4thQ
9週 PC単純桁橋一般構造図の写図 尺度を決め、PC単純桁橋一般構造図の写図を行う。
10週 プレートガーター橋一般構造図の課題説明と読図 尺度を決め、プレートガーター橋一般構造図の写図を行う。
11週 プレートガーター橋一般構造図の写図 尺度を決め、プレートガーター橋一般構造図の写図を行う。
12週 プレートガーター橋一般構造図の写図 尺度を決め、プレートガーター橋一般構造図の写図を行う。
13週 プレートガーター橋一般構造図の写図 尺度を決め、プレートガーター橋一般構造図の写図を行う。尺度を決め、プレートガーター橋一般構造図の写図を行う。
14週 プレートガーター橋一般構造図の写図 尺度を決め、プレートガーター橋一般構造図の写図を行う。
15週
16週 製図評価の解説と授業のまとめ 製図(読図、写図)を行う際の注意事項を理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理力学速度と加速度の概念を説明できる。3
平均の速度、平均の加速度を計算することができる。3
直線および平面運動において、2物体の相対速度、合成速度を求めることができる。3
等加速度直線運動の公式を用いて、物体の座標、時間、速度に関する計算ができる。3
自由落下、及び鉛直投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。3
物体に作用する力を図示することができる。3
力の合成と分解をすることができる。3
質点にはたらく力のつりあいの問題を解くことができる。3
重力、抗力、張力、圧力について説明できる。3
フックの法則を用いて、弾性力の大きさを求めることができる。3
慣性の法則について説明できる。3
作用と反作用の関係について、具体例を挙げて説明できる。3
運動の法則について説明できる。3
運動方程式を用いた計算ができる。3
静止摩擦力がはたらいている場合の力のつりあいについて説明できる。3
最大摩擦力に関する計算ができる。3
動摩擦力に関する計算ができる。3
仕事と仕事率に関する計算ができる。3
物体の運動エネルギーに関する計算ができる。3
重力による位置エネルギーに関する計算ができる。3
弾性力による位置エネルギーに関する計算ができる。3
力学的エネルギー保存則を様々な物理量の計算に利用できる。3
周期、振動数など単振動を特徴づける諸量を求めることができる。3
原子や分子の熱運動と絶対温度との関連について説明できる。3
時間の推移とともに、熱の移動によって熱平衡状態に達することを説明できる。3
熱量の保存則を表す式を立て、熱容量や比熱を求めることができる。3
物体の熱容量と比熱を用いた計算ができる。3
動摩擦力がする仕事は、一般に熱となることを説明できる。3
ボイル・シャルルの法則や理想気体の状態方程式を用いて、気体の圧力、温度、体積に関する計算ができる。3
気体の内部エネルギーについて説明できる。3
熱力学第一法則と定積変化・定圧変化・等温変化・断熱変化について説明できる。3
エネルギーには多くの形態があり互いに変換できることを具体例を挙げて説明できる。3
不可逆変化について理解し、具体例を挙げることができる。3
熱機関の熱効率に関する計算ができる。3
波動波の振幅、波長、周期、振動数、速さについて説明できる。3
横波と縦波の違いについて説明できる。3
波の重ね合わせの原理について説明できる。3
波の独立性について説明できる。3
定常波の特徴(節、腹の振動のようすなど)を説明できる。3
弦の長さと弦を伝わる波の速さから、弦の固有振動数を求めることができる。3
気柱の長さと音速から、開管、閉管の固有振動数を求めることができる(開口端補正は考えない)。3
共振、共鳴現象について具体例を挙げることができる。3
物理実験物理実験波に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他提出製図合計
総合評価割合000000100100
基礎的能力00000000
専門的能力000000100100
分野横断的能力00000000