日本社会史

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 日本社会史
科目番号 0056 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 一般科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:プリントを配布する.参考書:授業で随時紹介する.
担当教員 二星 潤

到達目標

授業の内容と配布資料の情報を関連づけて理解した上で,論述問題をまとめることができることにより,学習・教育目標の(A-1)の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1,授業の内容と配布資料の情報を関連づけて理解できる.資料の意義を解説することができる.資料を正しく読むことができ,内容も説明できる.資料の内容を説明できない.
2.授業の内容について,論述問題をまとめることができる.歴史的な諸問題を現代の諸問題と関連付けて論述できる.歴史的な諸問題について,授業の内容をまとめて論述できる.授業の内容について,論述できない.

学科の到達目標項目との関係

A-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
近代以前の日本社会の特色についての認識を深めることにより,歴史的思考力を培う.
授業の進め方・方法:
・授業方法は講義を中心とする.
・適宜,レポート課題を課すので,期限に遅れず提出すること.

なお,この科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要である.事前・事後学習として課題等を与える.
注意点:
<成績評価>期末試験(70%)とレポート(30%)で(A-1)を評価し,6割以上の得点で合格とする.
<オフィスアワー> 木曜日 16:00 ~ 17:00,管理・一般科棟3F西 二星潤教員室
<先修科目・後修科目>先修科目は現代社会となる.


授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 社会史の学び方 日本社会史を学ぶ目的を考える.
2週 縄文時代の社会 考古資料から縄文時代の社会を考察する.
3週 農耕社会の成立 水稲耕作の開始が日本社会に与えた影響を知る.
4週 平城京と地方社会 律令体制の整備と地方社会の関わりを考察する.
5週 平安貴族の社会 平安貴族の特色について理解する.
6週 古代仏教と社会 古代仏教が日本社会に与えた影響を知る.
7週 院政期の社会 院政期の社会の特徴を理解する.
8週 中世の武士社会 中世の武士の生活について考察する.
2ndQ
9週 中世社会の変動 商工業の発達による社会の変動を知る.
10週 武家社会の成長 諸産業の発達による社会の多様な展開を理解する.
11週 近世の社会 近世の社会の特徴を理解する.
12週 近世の都市 近世の都市構造について考察する.
13週 近世の地域社会 近世の地域社会の運営について知る.
14週 近世社会の変容 近世社会の変容が与えた影響を考察する.
15週 授業のまとめ 日本社会とは何かを考える.
16週 前期末達成度試験

評価割合

試験小テスト平常点レポートその他合計
総合評価割合7000300100
配点7000300100