到達目標
企業/組織運営の視座から経済に関する理解を深め、実践的に活用できる知識・技術の習得を目標とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
評価項目1 各種理論の「記憶」 | 専門用語を概ね記憶している | 専門用語をまずまず記憶している | 専門用語をほとんど記憶していない |
評価項目2 各種理論の「理解」 | 専門的な概念を概ね理解している | 専門的な概念をまずまず理解している | 専門的な概念をほとんど理解していない |
評価項目3 各種理論の「実践」 | 理論に基づいた実践が概ねできる | 理論に基づいた実践がまずまずできる | 理論に基づいた実践がほとんどできない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
経済学は、社会の仕組みを「経済」の観点から明らかにしようとする学問である。本授業では、とりわけ企業や組織に焦点を当て、経済学の近傍に位置する経営学を手掛かりに社会のメカニズムを学ぶ(狭義の経済学)。いわゆるマクロ経済やミクロ経済は、本講義のスコープ外となるため、履修登録の際は留意してほしい。
授業の進め方・方法:
「座学」と「演習」を織り交えながら、授業を進行する。受講生の理解度に応じて、授業の進捗や内容(難易度)を柔軟に変更する。
なお、この科目は学修単位科目であり、授業時間30時間に加えて、自学自習時間60時間が必要である。事前・事後学習として課題等を与える。
注意点:
<成績評価>試験(60%)、平常点(40%)とする。評価結果60%以上の者を合格とする。
<オフィスアワー>授業終了後、教室または非常勤講師控室。
<先修科目・後修科目>先修科目:現代社会
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス
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授業の目的、進行方法、評価基準、履修ルールなどを理解する
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2週 |
国際貿易(1)
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国際貿易を題材に、財・サービスと貨幣の交換メカニズムを理解する
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3週 |
国際貿易(2)
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国際貿易を題材に、財・サービスと貨幣の交換メカニズムを理解する
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4週 |
環境分析
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代表的な分析フレームワーク(3C分析/5F分析)を習得する
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5週 |
経営戦略
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代表的な経営戦略(ポーターの競争戦略の類型化等)を理解する
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6週 |
アカウンティング(1)
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損益計算書、貸借対照表の構造を理解する
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7週 |
アカウンティング(2)
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損益分岐点の算出方法を習得する
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8週 |
マーケティング(1) |
STP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)を理解する
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4thQ |
9週 |
マーケティング(2) |
マーケティング・ミックス(製品戦略、価格戦略、流通戦略、コミュニケーション戦略)を理解する
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10週 |
人的資源管理(1)
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組織文化が及ぼす影響を理解し、理念浸透施策を実際に考案する
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11週 |
人的資源管理(2)
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ミシガンモデルに基づいて、アルバイト先の人事システムを設計する
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12週 |
組織行動論(1) |
PM理論に基づいて、アルバイト先の上司を評価する
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13週 |
組織行動論(2) |
個人の力(モチベーション)を引き出す勘所を掴む
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14週 |
組織行動論(3) |
集団の力(グループ・ダイナミクス)を引き出す勘所を掴む
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15週 |
講義のまとめ
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まとめ
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16週 |
学年末達成度試験
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達成度を確認する
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評価割合
| 試験 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
配点 | 100 | 100 |