到達目標
1.小説作品を読む視点や方法を理解することができる。
2.小説作品を分析し、その内容を他者に伝達することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 小説作品を読む視点や方法を理解することが非常にできる。 | 小説作品を読む視点や方法を理解することができる。 | 小説作品を読む視点や方法を理解することができない。 |
評価項目2 | 小説作品を綿密に分析し、その内容を他者に効果的に伝達することができる。 | 小説作品を分析し、その内容を他者に伝達することができる。 | 小説作品を分析し、その内容を他者に伝達することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 人文理数総合科(人文系)の教育目標 ④
説明
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学習・教育到達度目標 本科の教育目標 ④
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教育方法等
概要:
近代日本における著名な小説作品を題材に、小説を読む視点や方法を学ぶ。講義で教示された知識・技術を理解し、それを演習発表にて実践するという流れが採用される。
授業の進め方・方法:
担当教員による基礎的基本的内容の解説を数回おこなったあと、受講生による調査・分析の発表を中心に進めていく。講義は、具体的な作品をとりあげつつ進行していくため、授業時に指示・配布された作品を指定回までに読了しておくこと。演習発表では、作品に描かれる事象の調査分析、先行研究の調査要約、それらを踏まえた読解の提示といった方法が要求される。また、発表を担当しない回では、発表者の提示する内容についてのコメントが求められる。
注意点:
総時間数45時間(自学自習15時間)
自学自習時間(15時間)は、日常の授業(30時間)に対する予習復習、演習発表の準備、試験のための学習時間を総合したものとする。
評価については、合計点数が60点以上で単位修得となる。その場合、各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること、教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス――小説作品の読み方について |
・講義の目的、方法、意義が理解できる。
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2週 |
実例を交えた作品読解講義① |
・講義で用いられた小説作品読解の視点や方法が理解できる。
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3週 |
実例を交えた作品読解講義② |
・講義で用いられた小説作品読解の視点や方法が理解できる。
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4週 |
実例を交えた作品読解講義③ |
・講義で用いられた小説作品読解の視点や方法が理解できる。
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5週 |
実例を交えた作品読解講義④ 演習発表の方法について |
・講義で用いられた小説作品読解の視点や方法が理解できる。 ・演習発表の方法と留意点が理解できる。
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6週 |
演習発表準備 |
・演習発表に向けた準備を計画的にできる。
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7週 |
演習発表準備 |
・演習発表に向けた準備を計画的にできる。
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8週 |
受講生による作品分析発表① |
・講義を踏まえた小説作品の読解ができる。 ・発表に必要な情報を調査し、発表することができる。
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2ndQ |
9週 |
受講生による作品分析発表② |
・講義を踏まえた小説作品の読解ができる。 ・発表に必要な情報を調査し、発表することができる。
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10週 |
受講生による作品分析発表③ |
・講義を踏まえた小説作品の読解ができる。 ・発表に必要な情報を調査し、発表することができる。
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11週 |
受講生による作品分析発表④ |
・講義を踏まえた小説作品の読解ができる。 ・発表に必要な情報を調査し、発表することができる。
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12週 |
受講生による作品分析発表⑤ |
・講義を踏まえた小説作品の読解ができる。 ・発表に必要な情報を調査し、発表することができる。
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13週 |
受講生による作品分析発表⑥ |
・講義を踏まえた小説作品の読解ができる。 ・発表に必要な情報を調査し、発表することができる。
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14週 |
受講生による作品分析発表⑦ |
・講義を踏まえた小説作品の読解ができる。 ・発表に必要な情報を調査し、発表することができる。
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15週 |
受講生による作品分析発表⑧ |
・講義を踏まえた小説作品の読解ができる。 ・発表に必要な情報を調査し、発表することができる。
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16週 |
講義総括 |
・講義および演習発表を振り返り、小説作品を読む視点や方法、口頭発表や議論における技術と留意点に関する理解を深められる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 3 | |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 2 | |
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。 | 1 | |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 3 | |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | |
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 3 | |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 3 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | |
評価割合
| レポート | 演習発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 40 | 0 | 0 | 10 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 30 | 0 | 0 | 10 | 0 | 80 |
専門的能力 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |