材料加工学

Course Information

College Anan College Year 2019
Course Title 材料加工学
Course Code 5396M03 Course Category AE / Elective
Class Format Credits Academic Credit: 2
Department Course of Electronics and Information Engineering Student Grade Adv. 1st
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 資料配付
Instructor ,Yasuda Takeshi,Osada Kengo

Course Objectives

1.切削理論の理解に必要となる、切削工具の形状や切りくずの生成について説明できる。
2.切削理論に基づき、切りくず生成における力と変形について、また切削抵抗と切削動力の算出方法について説明できる。
3.工具寿命について、また機械加工の経済性と切削条件との関わりについて説明できる。
4.金属材料の結晶構造と塑性変形との関わりについて説明できる。
5.圧延加工について数理的な解析ができ、それを説明できる。

Rubric

理想的な到達レベル標準的な到達レベル最低限の到達レベル
到達目標1切削工具の形状や切りくずの生成について理解し、説明できる。切削工具の形状や切りくずの生成について説明できている。切削工具の形状や切りくずの生成について認識できている。
到達目標2切りくず生成における力と変形、また切削抵抗と切削動力の算出方法について理解し、説明できる。切りくず生成における力と変形、また切削抵抗と切削動力の算出方法について説明できている。切りくず生成における力と変形、また切削抵抗と切削動力の算出方法について認識できている。
到達目標3工具寿命について、また機械加工の経済性と切削条件との関わりについて理解し、説明できる。工具寿命について、また機械加工の経済性と切削条件との関わりについて理解できている。工具寿命について、また機械加工の経済性と切削条件との関わりについて認識できている。
到達目標4金属材料の結晶構造と塑性変形との関わりについて理解し、説明できる。金属材料の結晶構造と塑性変形との関わりについて理解できている。金属材料の結晶構造と塑性変形との関わりについて認識できている。
到達目標5圧延加工について数理的な解析ができ、それを説明できる。圧延加工について数理的な解析ができる。圧延加工について数理的な解析を認識できている。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
機械部品や大型構造物などに共通して使用されている金属材料(特に鋼)は、用途に合わせてさまざまな形状に加工されている。加工条件をしっかりと考慮する、またはこの知識をものづくり全般に活用することのできる技術者となるためには、材料加工時の現象やその特性を学術的・解析的に理解しておかなければならない。本講義では、機械部品の材料加工に欠かせない切削と、大型構造物の材料加工に欠かせない圧延をテーマとし、それらの材料加工現象に関する基礎知識の修得と理論的解析に取り組む。
Style:
原則として、授業は講義形式にて行う。【授業時間30時間+自学自習時間60時間】本科目は学修単位科目のため、事前および事後学習としてレポートを出題する。
Notice:
参考書:機械加工学(共立出版)、塑性加工学(養賢堂)

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 講義概要と加工技術の歴史 本講義の概要と、加工技術の歴史を説明できる。
2nd 切削加工 切削工具の形状について説明できる。
3rd 切削加工 切りくずの生成について説明できる。
4th 切削加工 切りくず生成における力と変形について説明できる。
5th 切削加工 切削抵抗と切削動力の算出方法について説明できる。
6th 切削加工 工具寿命と材料の非削性について説明できる。
7th 切削加工 機械加工の経済性と切削条件との関わりについて説明できる。
8th 切削加工 機械加工の経済性と切削条件との関わりについて説明できる。
2nd Quarter
9th 中間試験
10th 金属材料の塑性と結晶構造 金属材料の結晶構造と塑性変形との関わりについて説明できる。また、塑性加工による材質変化について説明できる。
11th 金属材料の塑性と結晶構造 金属材料の結晶構造と塑性変形との関わりについて説明できる。また、塑性加工による材質変化について説明できる。
12th 圧延加工 圧延加工について、ロールに必要なトルクなどを数理的に導出でき、説明することができる。
13th 圧延加工 圧延加工について、ロールに必要なトルクなどを数理的に導出でき、説明することができる。
14th 圧延加工 圧延加工について、ワークへの圧力分布を数理的に導出でき、説明することができる。
15th 圧延加工 圧延加工について、ワークへの圧力分布を数理的に導出でき、説明することができる。
16th 期末試験および答案返却

Evaluation Method and Weight (%)

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他Total
Subtotal8002000100
基礎的能力000000
専門的能力600200080
分野横断的能力20000020