1. 一般的な英文の内容を日本語で説明できる。
2. 標準的な単語や文法を理解できる。
3. 一般的な英文の読解や聞き取りができる。
4. 継続的な学習によってTOEICテスト・スコア400点取得が可能となる力を確認できる。
5. 英語の音声と記述による国内事情・海外事情の概要を深く理解できる。
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (a) 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (e) 種々の科学,技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (f) 論理的な記述力,口頭発表力,討議等のコミュニケーション能力
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (g) 自主的,継続的に学習できる能力
学習目標 Ⅰ 人間性
学習目標 Ⅱ 実践性
学習目標 Ⅲ 国際性
本科の点検項目 A-ⅰ 社会,経済,法学,哲学,歴史,文化,言語など社会科学および人文科学に関する基本的な事項について説明できる。
本科の点検項目 C-ⅳ 英文を正しく読解し,その内容を日本語で説明できる
本科の点検項目 E-ⅱ 工学知識,技術の修得を通して,継続的に学習することができる
概要:
「英語ⅣC」では,語彙力,文法力,リスニング・スキル,リーディング・スキルを総合的に定着・向上させ,TOEICテスト・スコア400点レベルに達する学力を目指す。そのためには,TOEICテストの各パートの出題形式を理解し,問題に取り組むためのテクニックを習得する必要がある。
授業の進め方・方法:
今までの学習事項を定着させるとともに,「読む」「聞く」の技能のさらなる伸張を目指す。毎回の授業では,語彙の学習,文法事項の確認,リスニング・ポイントの解説,リーディング・ストラテジーの解説に重点を置くが,演習を主体にしてTOEICテスト・スコア400点取得の基盤となる英語力の定着を目指す。そのため,学習者は次回の授業に備えて必ず予習しなければならない。また,授業では常に辞書を机上に置いて,発音や語法などを確認しながら授業を受ける必要がある。この科目は3学修単位Aであるため,75時間の自学自習時間が課せられている。そのため,自学教科書は自学自習時間に行う教材となっているが,定期試験等の対象とする。なお,TOEIC-IP(英語学力テスト)については全員に受験を課し,客観的に自分の学力を知ることで今後の学習の指針となるように指導する。
注意点:
第4学年において,TOEICテスト・スコア400点レベル(進学志望者は500点レベル)に達することを目標とする。学生は,企業でTOEICテストが重視されていることを意識し,各自が授業に真剣に取り組み,確かな学力をつけることが求められる。また,この科目は学修単位であるため,毎回2.5時間(2.5×30週=通年75時間)の自学自習を行わなければならない。本講義時間が週2時間しかないことから,学力向上のためには日常の努力が必要である。そのため,各自が市販のTOEIC教材を購入し,自宅で勉強するという自学自習の重要性を認識し,自らTOEIC公開テストを受験する姿勢が求められる。なお,TOEICテスト・スコア向上には,学習意欲・進路実現意欲などの各自の動機付けが鍵となる。TOEICテスト・スコアが一種の資格(技能)として履歴書に記載できることを意識し,進路実現に向けて勉強することが望ましい。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 英語のつづりと音との関係を理解できる。 | 3 | |
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。 | 3 | |
英語の発音記号を見て、発音できる。 | 3 | |
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。 | 3 | |
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。 | 3 | 前1,前3,前8 |
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前8 |
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前8,前15,前16,後7,後8 |
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。 | 3 | |
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。 | 3 | 前1,前15,前16,後7,後8 |
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。 | 3 | |
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。 | 3 | 前4,前5,前8,前15,前16,後7,後8 |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | 前6,前7,前16,後7,後8 |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 3 | 前9,前10,前16 |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | 前11,前12,前16 |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | 前13,前14,前16 |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 3 | 後1,後2 |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 3 | 後3,後4 |
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。 | 3 | 後5,後6,後7,後8 |
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 3 | 後9,後10 |
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。 | 3 | 後11,後12 |
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 3 | 後13,後14,後15 |