到達目標
(1)木造建築の製図方法、要求性能を理解する。
(2)条件を理解し、設計コンセプトを作成できる。
(3)的確な機能・空間構成を提示できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 木造建築の製図方法を理解し、正確に図面を描くことができる。 | 木造建築の製図方法を理解し、図面を描くことができる。 | 木造建築の製図方法を理解し、規則に従って図面を描くことができない。 |
評価項目2 | 条件を理解し、設計コンセプトを正しく作成できる。 | 条件を理解し、設計コンセプト作成できる。 | 条件を理解し、設計コンセプトを作成できない. |
評価項目3 | 的確な機能・空間構成を正しく表現できる。 | 的確な機能・空間構成を表現できる。 | 的確な機能・空間構成を表現できない. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 C2
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学習・教育到達度目標 C3
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教育方法等
概要:
設計は、設計条件、施主の要望等により、形や計画が左右される。設計者に求められる能力は、コンセプトを明らかにし、そのコンセプトに沿って空間をどのように構成するかを相手に的確に伝えることである。設計演習1では、個人住宅を例とし、建築設計の基本的な考え方、図面の描き方、使用材料、耐震の考え方について学び、法令に準拠しながら創造設計する能力を養うことを目的とする。
授業の進め方・方法:
到達目標(1)について定期試験で、(2)と(3)については設計課題で評価する。
成績は「試験=40%,課題=60%の割合」で評価する。50点以上(100点満点)を合格とする。
注意点:
課題に対するさまざまな事例を,授業で示されるものだけでなく,積極的に雑誌・資料集などにより調べること。
授業計画を基に,主体的にスケジュールを立て,授業時のエスキースチェックを参考にしながら期限内にゆとりを持って間に合うように計画を進めること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
建築計画と設計の概要 建築計画、建築計画の条件の把握、空間計画の考え方と必要空間とつながり |
住宅建築を事例に建築計画における各種条件の把握方法と規模の計画方法を理解する
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2週 |
住宅のデザイン 住宅設計の概要、各室の計画、空間の演出 |
住宅を事例にグルーピング、動線計画の考え方を理解する
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3週 |
住宅計画に必要な知識と方法(1) 寸法,規模,空間の計画,空間構成のエレメント,木材の特徴と木質材料、木構造の基礎知識、在来工法 |
住宅建築物の各部の名称、木材の性質と木造在来工法における特徴を理解する
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4週 |
住宅計画に必要な知識と方法(2) 住宅計画に関係する法規、建築製図の描き方 |
住宅建築製図の描き方の基本を理解する
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5週 |
耐震診断法 耐力壁の壁量計算と配置 |
住宅の耐震診断の計算法を理解する
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6週 |
住宅建築製図の基本(1) 通芯、レベルの基本、道路、敷地や壁、窓、扉の描き方の基本 |
住宅建築設計製図の平面図兼配置図の描き方を理解する
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7週 |
住宅建築製図の基本(2) 立面図、断面図の描き方の基本 |
住宅建築設計製図の立面図、断面図の描き方を理解する
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8週 |
定期試験 第1回~第7回までの範囲で試験 |
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4thQ |
9週 |
試験の返却と解説、課題提示 課題:個人住宅の計画 の提示 |
設計課題の条件を把握する
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10週 |
エスキス提出及び検討 エスキスのチェック及び検討 |
条件を整理し、必要な空間と空間計画をする
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11週 |
平面図兼配置図の作成 平面図、配置図 |
計画に従い、1F平面図兼配置図の図面を描く
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12週 |
平面図兼配置図の作成 平面図、配置図 |
計画に従い、2F平面図の図面を描く
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13週 |
立面図・断面図の作成 立面図・断面図 |
計画に従い、立面図、断面図及びパース図の図面を描く
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14週 |
必要壁量・偏心の計算 地震力に対するチェック |
自分が計画した図面から耐震診断を計算する
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15週 |
パース図の作成(3次元ソフトウェア Revit) 外観パース、内観パース |
自分で計画した住宅を3次元CADでモデリングする
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16週 |
パース図の作成(3次元ソフトウェア Revit) 外観パース、内観パース |
自分で計画した住宅を3次元CADでモデリングする
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 計画 | 計画の意義と計画学の考え方を説明できる。 | 3 | |
製図 | 線と文字の種類を説明できる。 | 4 | |
平面図形と投影図の描き方について、説明できる。 | 4 | |
CADソフトウェアの機能を説明できる。 | 4 | |
図形要素の作成と修正について、説明できる。 | 4 | |
画層の管理を説明できる。 | 4 | |
図の配置、尺度、表題欄、寸法と寸法線の規約について、説明できる。 | 4 | |
与えられた条件を基に設計計算ができる。 | 4 | |
設計した物をCADソフトで描くことができる。 | 4 | |
評価割合
| 定期試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 60 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 40 | 60 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |