到達目標
化学装置の製図及び設計の基礎的な知識を習得し、それを具体的な課題について応用する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 化学装置設計の基礎的な知識を習得し、それを具体的な課題について精確かつ簡明に図示できる。 | 化学装置設計の基礎的な知識を習得し、それを具体的な課題について説明できる。 | 化学装置設計の基礎的な知識を習得し、それを具体的な課題について説明できない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
準学士課程の教育目標 B① 専門分野における工学の基礎を理解できる。
準学士課程の教育目標 C① 実験や実習を通じて、問題解決の実践的な経験を積む。
専攻科課程教育目標、JABEE学習教育到達目標 SB① 共通基礎知識を用いて、専攻分野における設計・製作・評価・改良など生産に関わる専門工学の基礎を理解できる。
専攻科課程教育目標、JABEE学習教育到達目標 SC① 専門工学の実践に必要な知識を深め、実験や実習を通じて、問題解決の経験を積む。
教育方法等
概要:
物質科学工学技術者には、化学装置の設計及び一定の製図能力が求められる。本授業では、プロセスフローシート・計装図・三角法配管図・等角配管図の製図、最後にエタノール凝縮器の設計を行う。
授業の進め方・方法:
本授業では、①担当教員作成のプリントによる課題説明 ②その演習製図(プロセスフローシート・計装図・三角法配管図・等角配管図)③エタノール凝縮器の設計の順に進める。各課題においては、個人別指導のあと、個人別の検図及び口頭試問を実施する。
注意点:
履修生は、授業時間中に図面及びレポートを完成させ、担当教員の検図及び口頭試問に対応すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
科目ガイダンス、プリント配布、フローシート概論 |
科目の理解、フローシートの理解
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2週 |
プロセスフローシート、作図法指導 |
プロセスフローシートの理解、作図計画着手、作図開始
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3週 |
作図指導 |
作図継続
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4週 |
作図指導 |
作図継続
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5週 |
提出図面の検図、口頭試問 |
検図による訂正、口頭試問の回答
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6週 |
化学装置の計装概論、計装図例の説明 |
化学装置の計装の理解、計装図例の理解、作図着手
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7週 |
計装図例の作図法の指導 |
計装図例の作図継続
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8週 |
計装図例の提出。検図・口頭試問 |
検図による訂正、口頭試問の回答
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2ndQ |
9週 |
三角法配管図の説明、作図法指示 |
三角法配管図の重要性の理解、作図着手
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10週 |
平面配管図の作図指導 |
作図継続
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11週 |
作図指導 |
作図継続
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12週 |
立面配管図の作図指導 |
作図着手
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13週 |
作図指導 |
作図継続
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14週 |
作図指導 |
作図継続
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15週 |
提出図面の検図、口頭試問 |
検図による訂正、口頭試問の回答
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16週 |
提出図面の検図、口頭試問 |
検図による訂正、口頭試問の回答
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後期 |
3rdQ |
1週 |
等角配管図の説明、等角図の復習 |
等角配管図の理解、等角図の復習
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2週 |
作図法の指示 |
作図計画の着手
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3週 |
作図指導 |
作図継続
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4週 |
作図指導 |
作図継続
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5週 |
作図指導 |
作図継続
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6週 |
提出図面の検図、口頭試問 |
検図による訂正、口頭試問の回答
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7週 |
提出図面の検図、口頭試問 |
検図による訂正、口頭試問の回答
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8週 |
凝縮器設計指導書の配布、熱交換器設計法の説明 |
熱交換器設計法の理解
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4thQ |
9週 |
エタノール凝縮器設計法の説明 |
エタノール凝縮器設計法の理解、輸送物性値の確定
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10週 |
設計計算の説明、計算値のオーダー明示 |
設計計算の継続
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11週 |
設計計算の説明、計算値のオーダー明示 |
設計計算の継続
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12週 |
設計計算の説明、計算値のオーダー明示 |
設計計算の継続
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13週 |
設計計算の説明、計算値のオーダー明示 |
設計計算の継続
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14週 |
設計計算結果の図表整理法の指導、レポート作成指導 |
設計計算結果の図表整理、レポート作成
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15週 |
設計計算レポート作成指導 |
レポート作成と訂正
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16週 |
設計計算レポートの口頭試問 |
口頭試問の回答
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 製図 | 図面の役割と種類を適用できる。 | 4 | |
製図用具を正しく使うことができる。 | 4 | |
線の種類と用途を説明できる。 | 4 | |
物体の投影図を正確にかくことができる。 | 4 | |
製作図の書き方を理解し、製作図を作成することができる。 | 4 | |
図形を正しく描くことができる。 | 4 | |
図形に寸法を記入することができる。 | 4 | |
公差と表面性状の意味を理解し、図示することができる。 | 4 | |
部品のスケッチ図を書くことができる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |