工業英語

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 工業英語
科目番号 0158 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質化学工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材
担当教員 永田 康久,松嶋 茂憲,山根 大和,川原 浩治,竹原 健司,後藤 宗治,井上 祐一,前田 良輔,水野 康平,小畑 賢次,園田 達彦,山本 和弥,大川原 徹

到達目標

1. 各教員が指定する「工業英語」教科書の英文を正確に解釈することができる。
2. 専門に関する基本的な語彙を習得する。
3. 情報を収集・分析・理解し効果的に活用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
英文翻訳科学英語を意味を損なわずわかりやすい日本語に訳せる。科学英語を日本語に訳せる。科学英語を日本語に訳せない。
音読発音や音の省略などを意識しながら英文の音読ができる。英文の音読ができる。英文の音読ができない。
内容の説明科学英語の長文を読み、内容を簡潔に日本語で説明できる。科学英語の長文を読み、内容を部分的に日本語で説明できる。科学英語の長文を日本語で説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
卒業研究を指導する教員の研究室に学生を配属し、各教員の指導の下に工業英語の輪講を小人数で行うことにより、物質化学工学に関する英語の語彙、文例を学修させる。
授業の進め方・方法:
小人数グループの輪講形式を取るので、授業の予習を行い内容を理解し疑問点を整理しておくこと。英文を音読する場合は、文章の意味・内容も理解すること。
注意点:
授業終了後に課題を与え、自習の授業を円滑に進められるようにする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 【担当教員】
永田康久
最新の海外化学技術情報をインターネットより広く入手し、その記載内容を読み合わせ解析する。
2週 松嶋茂憲・小畑賢次 「アクティブ科学英語(多田旭男他、三共出版)」及び「英語で書く 科学・技術論文(谷口滋次他、東京化学同人)」による英文和訳と英作文
3週 川原浩治・井上祐一 細胞の分子生物学に関する専門書の英文和訳
4週 山根大和 「化学英語の手引き」、大澤善次郎、裳華房及び「化学英語 101」、國安 均、 化学同人による化学英文の書き方と発音練習及び和訳
5週 竹原健司・大川原徹 「Organic Chemistry」, John E. McMurry, Brooks/Coleの英文和訳
6週 後藤宗治 卒業研究に関係する最近の英語論文の和訳と解説
7週 前田良輔 Laboratory Manual and Data Book, Department of Chemistry, The University of British Columbiaの音読と和訳
8週 水野康平 「生物工学英語入門」、大倉一郎他、講談社
4thQ
9週 園田達彦 "Biochemistry and Molecular Biology", W. H. Elliott & D. C. Elliott, Oxfordや卒業研究に関連する最新論文のReadingと英文和訳
10週 山本和弥 マイクロ波合成に関する総説のReadingと英文和訳
11週 研究室紹介(1) 物質化学工学科の卒業研究内容について理解する。
12週 研究室紹介(2) 物質化学工学科の卒業研究内容について理解する。
13週 研究室紹介(3) 物質化学工学科の卒業研究内容について理解する。
14週 電子ジャーナル講習会 電子ジャーナルの検索方法について理解する。
15週 試験 工業英語での学習内容を用いて英文和訳や和文英訳などができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。3
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。3
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。3
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。3
英語運用能力の基礎固め毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。3
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。3

評価割合

レポート等合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力500000050
専門的能力500000050