電子・生産システム工学特別演習

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 電子・生産システム工学特別演習
科目番号 AP2520 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子・生産システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:2
教科書/教材
担当教員 二橋 創平

到達目標

外国語による専門演習
1. 英語による演習を受講し,内容を正しく理解することができる。
エンジニアリングデザイン教育に関する実習
2. 解決すべき課題を認識し,専門知識と技術を生かして解決案を考えることができる。
3. 制約条件を考慮したデザインあるいは解決策をわかりやすく提示できる。
4. デザイン結果あるいは解決策をわかりやすく提示できる。
5. 構想したものを図,文章,式,プログラムなどで表現できる。
6. 継続的に計画し,実施できる。
7. 問題解決のための実施計画を実行し,データを正確に収集して適切な方法により解析できる。
8. 複数の専門領域に関する知識と技術を用いて境界領域を認識できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英語による演習を受講し,内容を十分に正しく理解することができる。英語による演習を受講し,内容を正しく理解することができる。英語による演習を受講することによっても,内容を理解することができない。
評価項目2解決すべき課題を認識し,専門知識と技術を十分に生かして解決案を考えることができる。解決すべき課題を認識し,専門知識と技術を生かして解決案を考えることができる。解決すべき課題を認識することが,専門知識と技術を生かした解決案を考えることができない。
評価項目3制約条件を考慮したデザインあるいは解決策を十分わかりやすく提示できる。制約条件を考慮したデザインあるいは解決策をわかりやすく提示できる。制約条件を考慮したデザインあるいは解決策を提示できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE基準1 学習・教育到達目標 (d)(1) 専門工学(工学(融合複合・新領域)における専門工学の内容は申請高等教育機関が規定するものとする)の知識と能力
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (d)(2) いくつかの工学の基礎的な知識・技術を駆使して実験を計画・遂行し,データを正確に解析し,工学的に考察し,かつ説明・説得する能力
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (d)(3) 工学の基礎的な知識・技術を統合し,創造性を発揮して課題を探求し,組み立て,解決する能力
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (d)(4) (工学)技術者が経験する実務上の問題点と課題を解決し,適切に対応する基礎的な能力
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (e) 種々の科学,技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (g) 自主的,継続的に学習できる能力
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (h) 与えられた制約の下で計画的に仕事を進め,まとめる能力
学習目標 Ⅰ 人間性
学習目標 Ⅱ 創造性
学習目標 Ⅲ 国際性
専攻科の点検項目 C-5 英語で簡単なコミュニケーションをとることができる
専攻科の点検項目 E-2 工学知識,技術の修得を通して,自主的・継続的に学習することができる
専攻科の点検項目 F-2 実験,演習,研究を通して,課題を認識し,専門知識と技術を生かして解決案を考えることができる
専攻科の点検項目 F-3 問題解決のための実施計画を立案・実行し,データを正確に収集して適切な方法により解析できる
専攻科の点検項目 G-3 複数の専門領域に関する知識と技術を用いて境界領域を認識できる
専攻科の点検項目 H-1 社会が要求する技術課題を広い視野でとらえ,システム,プロセス,製品について,与えられた条件下でより良い設計や解決方法の立案ができる

教育方法等

概要:
本演習は,以下の2つから構成する演習により,実践的な能力を養うことを目的とする。
1. 外国人講師の英語による専門演習(前期)
2. エンジニアリングデザイン教育に関する演習(後期)
授業の進め方・方法:
本演習は,以下の2つから構成する演習により,実践的な能力を養うことを目的とする。
1. 外国人講師の英語による専門演習(前期)
グローバル社会に向けた実践的能力および語学力の向上を目指す。
2. エンジニアリングデザイン教育に関する演習{(後期)
両専攻全員を混合してグループを構成する。製品を製造するために必要な事項について調査し,課題に関しては解決案を立案する。企画書・製造計画書の作成,試作,評価,装置の設計,製造,成果発表を行う。

評価法については以下の通りである。
前期は,課題や筆記試験などを合計100点満点で評価する。
 後期は企画書,製造計画書,設計図,作品(製品,装置),発表,最終報告書,取組によりグループと個人を100点満点で評価する。個人の総合評価点は評価の観点2.の各項目評価点の平均とする。
前期と後期の平均点を最終評価とする。
注意点:
1. 外国人講師の英語による専門演習(前期)
外国人講師による英語を主とした演習のため事前に指示のある用具の他,辞書など英語(含,英会話)に必要となるものを持参すること。
2. エンジニアリングデザイン教育に関する演習(後期)
エンジニアリングデザイン教育に関する実習を実施するので,他専攻の学生との連携や提出物などの指示に注意すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 外国語による専門演習 英語による演習を受けることにより,英語を通じて新技術の理解ができる。また,情報収集や提案などを行うための手法を身につけることができる。
2週 外国語による専門演習 英語による演習を受けることにより,英語を通じて新技術の理解ができる。また,情報収集や提案などを行うための手法を身につけることができる。
3週 外国語による専門演習 英語による演習を受けることにより,英語を通じて新技術の理解ができる。また,情報収集や提案などを行うための手法を身につけることができる。
4週 外国語による専門演習 英語による演習を受けることにより,英語を通じて新技術の理解ができる。また,情報収集や提案などを行うための手法を身につけることができる。
5週 外国語による専門演習 英語による演習を受けることにより,英語を通じて新技術の理解ができる。また,情報収集や提案などを行うための手法を身につけることができる。
6週 外国語による専門演習 英語による演習を受けることにより,英語を通じて新技術の理解ができる。また,情報収集や提案などを行うための手法を身につけることができる。
7週 外国語による専門演習 英語による演習を受けることにより,英語を通じて新技術の理解ができる。また,情報収集や提案などを行うための手法を身につけることができる。
8週 外国語による専門演習 英語による演習を受けることにより,英語を通じて新技術の理解ができる。また,情報収集や提案などを行うための手法を身につけることができる。
2ndQ
9週 外国語による専門演習 英語による演習を受けることにより,英語を通じて新技術の理解ができる。また,情報収集や提案などを行うための手法を身につけることができる。
10週 外国語による専門演習 英語による演習を受けることにより,英語を通じて新技術の理解ができる。また,情報収集や提案などを行うための手法を身につけることができる。
11週 外国語による専門演習 英語による演習を受けることにより,英語を通じて新技術の理解ができる。また,情報収集や提案などを行うための手法を身につけることができる。
12週 外国語による専門演習 英語による演習を受けることにより,英語を通じて新技術の理解ができる。また,情報収集や提案などを行うための手法を身につけることができる。
13週 外国語による専門演習 英語による演習を受けることにより,英語を通じて新技術の理解ができる。また,情報収集や提案などを行うための手法を身につけることができる。
14週 外国語による専門演習 英語による演習を受けることにより,英語を通じて新技術の理解ができる。また,情報収集や提案などを行うための手法を身につけることができる。
15週 外国語による専門演習 英語による演習を受けることにより,英語を通じて新技術の理解ができる。また,情報収集や提案などを行うための手法を身につけることができる。
16週
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 解決すべき課題の内容を理解し,企画立案することができる。
2週 企画書・発行計画書作成 解決すべき課題の内容を理解し,企画立案することができる。
3週 企画書・発行計画書作成 解決すべき課題の内容を理解し,企画立案することができる。
4週 企画書・発行計画書発表会 デザイン結果あるいは解決策をわかりやすく提示することができる。
構想したものを図,文章,式,プログラムなどで表現することができる。
5週 企画書・発行計画書作成 解決すべき課題の内容を理解し,企画立案することができる。
6週 酢酸発酵 制約条件を考慮したデザイン,解決方法を考えることができる。
継続的に計画し,実施することができる。
7週 酢酸発酵 制約条件を考慮したデザイン,解決方法を考えることができる。
継続的に計画し,実施することができる。
8週 酢酸発酵 制約条件を考慮したデザイン,解決方法を考えることができる。
継続的に計画し,実施することができる。
4thQ
9週 試作品評価 制約条件を考慮したデザイン,解決方法を考えることができる。
継続的に計画し,実施することができる。
10週 企画書・発行計画書発表会 デザイン結果あるいは解決策をわかりやすく提示することができる。
構想したものを図,文章,式,プログラムなどで表現することができる。
11週 酢酸発酵 制約条件を考慮したデザイン,解決方法を考えることができる。
継続的に計画し,実施することができる。
12週 酢酸発酵 制約条件を考慮したデザイン,解決方法を考えることができる。
継続的に計画し,実施することができる。
13週 試作品評価 制約条件を考慮したデザイン,解決方法を考えることができる。
継続的に計画し,実施することができる。
14週 報告会資料作成 デザイン結果あるいは解決策をわかりやすく提示することができる。
構想したものを図,文章,式,プログラムなどで表現することができる。
15週 報告会 デザイン結果あるいは解決策をわかりやすく提示することができる。
構想したものを図,文章,式,プログラムなどで表現することができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力機械系分野【実験・実習能力】機械系【実験実習】実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。5
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。5
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。5
ノギスの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。2
マイクロメータの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。2
ダイヤルゲージ、ハイトゲージ、デプスゲージなどの使い方を理解し、計測できる。2
けがき工具を用いてけがき線をかくことができる。2
やすりを用いて平面仕上げができる。2
ねじ立て工具を用いてねじを切ることができる。2
ガス溶接で用いるガス、装置、ガス溶接棒の扱いかたがわかる。2
ガス溶接の基本作業ができる。2
ガス切断の基本作業ができる。2
アーク溶接の原理を理解し、アーク溶接機、アーク溶接器具、アーク溶接棒の扱い方を理解し、実践できる。2
アーク溶接の基本作業ができる。2
旋盤主要部の構造と機能を説明できる。2
旋盤の基本操作を習得し、外丸削り、端面削り、段付削り、ねじ切り、テ―パ削り、穴あけ、中ぐりなどの作業ができる。2
フライス盤主要部の構造と機能を説明できる。2
フライス盤の基本操作を習得し、平面削りや側面削りなどの作業ができる。2
ボール盤の基本操作を習得し、穴あけなどの作業ができる。2
NC工作機械の特徴と種類、制御の原理、NCの方式、プログラミングの流れを説明できる。2
少なくとも一つのNC工作機械について、プログラミングができる。2
少なくとも一つのNC工作機械について、各部の名称と機能、作業の基本的な流れと操作を理解し、プログラミングと基本作業ができる。2
加工学実験、機械力学実験、材料学実験、材料力学実験、熱力学実験、流体力学実験、制御工学実験などを行い、実験の準備、実験装置の操作、実験結果の整理と考察ができる。2
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭でも説明できる。2
電気・電子系分野【実験・実習能力】電気・電子系【実験実習】電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。2
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。2
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。2
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。2
直流回路論における諸定理について実験を通して理解する。2
交流回路論における諸現象について実験を通して理解する。2
過渡現象について実験を通して理解する。2
半導体素子の電気的特性の測定法を習得し、実験を通して理解する。2
増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。2
論理回路の動作について実験結果を考察できる。2
情報系分野【実験・実習能力】情報系【実験・実習】与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。2
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。2
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。2
与えられた数値を別の基数を使った数値に変換できる。2
与えられた仕様に合致した組合せ論理回路や順序回路を設計できる。2

評価割合

前期後期合計
総合評価割合5050100
基礎的能力000
専門的能力5050100
分野横断的能力000