応用英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 応用英語Ⅱ
科目番号 APAE1010 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子・生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 Science Finder 科学の不思議 Jonathan Lynch・Kotaro Shitori著(成美堂)
担当教員 東 俊文

到達目標

1.標準的な英単語や英文法を習得した上で、「読む」「聞く」という作業を中心に、一般的・専門的な分野の文章を解釈し、その内容
  を日本語で説明できる。
2.英文を通して、国内事情や海外事情などを深く理解できる。
3.英語で簡単なコミュニケーションをとることができる。
4.継続的な学習によってTOEICスコア400点の取得が現実的となる英語力を身につけ、TOEIC-IP等の受験によって自身の英語力を
正確に把握できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 語彙力・文法力達成目標を超える語彙力・文法力が身についている。達成目標に必要な語彙力・文法力が身についている。達成目標に必要な語彙力・文法力が身についていない。
評価項目2 内容理解力英文を読んで理解し、その内容を日本語または英語で説明できる。英文を読んで概ね理解し、その内容を日本語または英語で概ね説明できる。英文を読んで理解できず、その内容を日本語または英語で説明できない。
評価項目3 コミュニケーション力英語でコミュニケーションをとることができる。英語で簡単なコミュニケーションをとることができる。英語でコミュニケーションをとることができない。
評価項目4 英語力の把握継続的な学習によって、一般社会に通用するTOEICスコア取得が現実的となる英語力を身につけ、TOEIC-IP等の受験によって自身の英語力を正確に把握できる。継続的な学習によって、TOEICスコア400点の取得が現実的となる英語力を身につけ、TOEIC-IP等の受験によって自身の英語力を正確に把握できる。継続的な学習をせず、TOEICスコア400点の取得が現実的となる英語力を身につけず、TOEIC-IP等の受験によって自身の英語力を精確に把握しない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE基準1 学習・教育到達目標 (a) 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (e) 種々の科学,技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (f) 論理的な記述力,口頭発表力,討議等のコミュニケーション能力
JABEE基準1 学習・教育到達目標 (g) 自主的,継続的に学習できる能力
学習目標 Ⅰ 人間性
学習目標 Ⅱ 創造性
学習目標 Ⅲ 国際性
専攻科の点検項目 A-3 地球環境や社会における問題点を整理し,社会科学および人文科学の知識,概念,方法論に基づいて多様な観点から考えることができる
専攻科の点検項目 C-4 英語で書かれた論文などを正しく読解し,その内容を日本語で説明できる
専攻科の点検項目 C-5 英語で簡単なコミュニケーションをとることができる
専攻科の点検項目 E-2 工学知識,技術の修得を通して,自主的・継続的に学習することができる

教育方法等

概要:
科学的な話題を扱っている文章が掲載されている教科書を使い、今までに養ってきた読解力や技法を駆使しながら精確に英文を読解していく。それと同時に、科学的な話題に親しみを持ち、興味を持つことによって知識も深めていく。そのため、学習者に読解した内容について説明を求め、理解度を確認する。そして、内容への理解度を深めるため、本文の後に掲載されている演習問題を解いていく。
授業の進め方・方法:
予習:授業の前に教科書本文を自分の力で読んでくる。わからない単語は辞書で調べておいて構わない。
   その後、"Comprehension Questions"と”True or False"の問題を解いてくる。
授業:本文の内容や文章の意味を正確に把握しているかどうかを、訳読などの手法で確認する。予習が
   前提であるため、発表者をアトランダムに指名していくこともある。予習して来た内容の確認が
   終わった後、"Read and then Listen"と”Writing"の問題を解いていく。
注意点:
1)英語力向上のために、継続的に自学自習を行わなければならない。
2)教科書と辞書は必ず持参し,積極的に授業に参加しなければならない。
3)特別研究などの英文アブストラクト(要旨)を書けるように、文および文章構造を意識して読解に取り
  組むこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業の進め方についての説明・Unit 1 Digital Amnesia 授業の進め方を理解できる・Unit 1 の英文を読んで理解し、その内容を日本語または英語で説明できる。
2週 Unit 1 Digital Amnesia
Unit 2 Sleep Paralysis
Unit 1 ・2 の英文を読んで理解し、その内容を日本語または英語で説明できる。
3週 Unit 2 Sleep Paralysis
Unit 3 Why Are Some People Better at Learning Languages?
Unit 2・3 の英文を読んで理解し、その内容を日本語または英語で説明できる。
4週 Unit 3 Why Are Some People Better at Learning Languages?
Unit 4 The McCollough Effect
Unit 3・4 の英文を読んで理解し、その内容を日本語または英語で説明できる。
5週 小テスト・Unit 4 The McCollough Effect 小テストの範囲の英文を読んで理解し、その内容を日本語または英語で説明できる。
Unit 4の英文を読んで理解し、その内容を日本語または英語で説明できる。
6週 Unit 5 The Healthiest Drink? Unit 5 の英文を読んで理解し、その内容を日本語または英語で説明できる。
7週 Unit 8 A New Antibiotic Found in the Soil Unit 8 の英文を読んで理解し、その内容を日本語または英語で説明できる。
8週 Unit 10 Lazy Ants
Unit 10 の英文を読んで理解し、その内容を日本語または英語で説明できる。
4thQ
9週 後期中間試験
後期中間試験の範囲の英文を読んで理解し、その内容を日本語または英語で説明できる。
10週 Unit 12 Animals and Earthquakes Unit 12 の英文を読んで理解し、その内容を日本語または英語で説明できる。
11週 Unit 13 LiquiGlide
Unit 13 の英文を読んで理解し、その内容を日本語または英語で説明できる。
12週 Unit 14 Unbreakable Glass Unit 14 の英文を読んで理解し、その内容を日本語または英語で説明できる。
13週 Unit 15 Robots Are Winning Unit 15 の英文を読んで理解し、その内容を日本語または英語で説明できる。
14週 Unit 16 Li-Fi Unit 16 の英文を読んで理解し、その内容を日本語または英語で説明できる。
15週 Unit 18 The Ninth Planet
Unit 18 の英文を読んで理解し、その内容を日本語または英語で説明できる。
16週 後期定期試験 後期定期試験の範囲の英文を読んで理解し、その内容を日本語または英語で説明できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。4
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。4
英語の発音記号を見て、発音できる。4
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。4
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。4
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。4
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。4
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。4
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。4
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。4
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。4
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。4
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。4
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。4
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。4後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。4
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。4
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。4
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。4後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。4

評価割合

試験レポート・小テスト等合計
総合評価割合6040100
基礎的能力6040100
専門的能力000