情報基礎

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 情報基礎
科目番号 0003 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 創造システム工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 今すぐ使えるかんたんWord&Excel&PowerPoint2013 技術評論社
担当教員 菅原 英子,坂本 文人,櫻田 陽,佐々木 崇紘

到達目標

1.インターネットのしくみ,情報セキュリティーの確保および情報社会における法と責任について理解する。
2.AI・DX・データサイエンスの必要性,利活用のための技術について理解する。
3.ワープロソフトや表計算ソフト、プレゼンテーションソフトの基礎的な使用法を修得する。
4.プログラミングの基本として、代表的なデータ構造とアルゴリズムについて理解し,簡単なプログラムを作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1情報セキュリティーの確保および情報社会における法と責任について事例を交えながら説明できる。情報セキュリティーの確保および情報社会における法と責任について説明できる。情報セキュリティーの確保および情報社会における法と責任について説明できない。
評価項目2AI・DX・データサイエンスの必要性,利活用のための技術について事例を挙げて説明できる。AI・DX・データサイエンスの必要性,利活用のための技術について説明できる。AI・DX・データサイエンスの必要性,利活用のための技術について説明できない。
評価項目3ワープロソフトや表計算ソフト、プレゼンテーションソフトを工学分野で十分に活用できる。ワープロソフトや表計算ソフト、プレゼンテーションソフトを工学分野で概ね良好に活用できる。ワープロソフトや表計算ソフト、プレゼンテーションソフトを工学分野で概ね良好に活用できない。
評価項目4代表的なデータ構造とアルゴリズムを理解し,独力でプログラムを作成できる。代表的なデータ構造とアルゴリズムを理解し,プログラムの作成方法を示すことができる。代表的なデータ構造とアルゴリズムを理解しておらず,プログラムの作成方法も分からない。

学科の到達目標項目との関係

(B)工学基礎知識の習得 B-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
技術者として必要不可欠なコンピュータの基礎知識や基本的技能(ワープロ、表計算、プレゼンテーション)、ネットワークを使用する際の基礎知識、使用する際のモラル(倫理)やマナー、代表的なデータ構造とアルゴリズムについて学習する。
授業の進め方・方法:
講義形式,および演習形式で行う.適宜レポートを課す。
1,2組はガイダンス(1週)、Office(6週)、情報リテラシー(2週)、プログラミング教育(6週)の順で授業を行う。
3,4組はガイダンス(1週)、プログラミング教育(6週)、情報リテラシー(2週)、Office(6週)の順で授業を行う。
注意点:
この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習としてレポートを実施する。

合格点は 50 点である。前期成績を学年総合評価とする。成績は,各レポートの評点 100% で評価する。
 学年総合評価= 前期成績
レポート未提出者は単位取得が困難となるので注意すること。
レポートの提出期限は厳守すること。

(授業を受ける前)予習を行い、授業に備えること
(授業を受けた後)復習、課題を行い、理解を深めること

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,情報セキュリティ,データおよびAI利用における留意事項
授業ガイダンス,情報セキュリティ,データおよびAI利用における留意事項を理解できる
2週 Word
(1)Wordの基本操作と文字列の操作
文書作成のための基本操作が理解できる。また、文字列を変更することができる
3週 Word
(2)文章の体裁
文章の体裁を整えることができる
4週 Excel
(1)Excelの基本操作と表の作成
表作成のための基本操作および、基本的な表の作成方法が理解できる
5週 Excel
(2)グラフの作成
基本的なグラフが作成できる
6週 PowerPoint
(1)PowerPointの基本操作
(2)スライドの作成・編集
プレゼンテーション作成のための基本操作を理解し、プレゼンテーション資料を作成できる
7週 PowerPoint
(3)プレゼンテーションの実行
プレゼンテーションの実行方法と付帯機能を理解できる
8週 情報リテラシー(1) 社会で起きている変化を理解できる
2ndQ
9週 情報リテラシー(2) データ・AIの利活用事例,使われている技術を理解できる
10週 プログラミング教育:データ構造とアルゴリズム データ構造とアルゴリズムとは何か説明できる
11週 プログラミング教育:データ構造の基本 代表的なデータ構造について説明できる
12週 プログラミング教育:アルゴリズムの基本 処理の基本である順次処理,分岐処理,繰り返し処理について説明できる
13週 プログラミング教育:アルゴリズム例とプログラム(1) 簡単なアルゴリズムをプログラムとして表現できる
14週 プログラミング教育:アルゴリズム例とプログラム(2) 簡単なアルゴリズムをプログラムとして表現できる
15週 プログラミング教育:アルゴリズム例とプログラム(3) 簡単なアルゴリズムをプログラムとして表現できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表レポート態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00100000100
基礎的能力007000070
専門的能力002000020
分野横断的能力001000010