英語演習B

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語演習B
科目番号 55 科目区分 一般 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 『Can't Stop Writing』、Manabu Miyata ほか著(三修社)
担当教員 板谷 洋一郎

到達目標

・大学生レベルの英文ライティングを学び、文字によるコミュニケーション能力を向上させることができる。
・モデルの読解やリスニングを通して、パラグラフや全体の構造が理解できる(リーディング・リスニング)。
・本文(英文)で取り上げられている文法事項・表現が理解できる。
・論理構成を意識したライティングができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1モデルの読解やリスニングをすることで、パラグラフや全体の構造をよく理解することができる。モデルの読解やリスニングをすることで、パラグラフや全体の構造をある程度理解することができる。モデルの読解やリスニングをすることで、パラグラフや全体の構造を理解することができない。
評価項目2テキストで取り上げられている文法事項・表現がよく理解できる。 テキストで取り上げられている文法事項・表現がある程度理解できる。テキストで取り上げられている文法事項・表現が理解できない。
評価項目3手順に従って、まとまりのあるライティングができる。手順に従って、まとまりのあるライティングがある程度できる。手順に従って、まとまりのあるライティングができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
身近なテーマについて英語で自己表現するための手順を段階的に学ぶことで、論理構成を意識したライティングの練習をする。
最初は短めのエッセイを書き、徐々に長いものを書く練習をし、最終的には標準的な長さのエッセイが書けるようにする。
授業の進め方・方法:
毎回、大学生の主人公が書いた英文やスピーチに基づくタスク、自分自身について答える問い、ペアワークなどに取り組んでもらう。これらのタスクをこなした上で、各ユニットの最終課題であるライティングに取り組んでもらう。随時プリントを配布する。
注意点:
授業に積極的に取り組み、自らの英語力向上に努めること。そのために、予習・復習をしっかり行うこと。本科目は、授業時間30時間に加えて、自学自習時間15時間が授業の前後に必要となる。具体的な学修内容は、授業計画を参考に、各週、学習内容の予習に30分~60分、復習に30分~60分を目安に予習・復習を行うこと。解説や例文が充実している電子辞書または紙の辞書を毎回持参すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス・Warm-up Unit モデルの構造が理解できる、提示される語い・表現が理解できる、先週の金曜日についてライティングができる。
2週 Unit1 Self-Introduction モデルの構造が理解できる、提示される語い・表現が理解できる、英語で自己紹介を書くことができる。
3週 Unit2 My College モデルの構造が理解できる、提示される語い・表現が理解できる、自分の大学や学生生活についてライティングができる。
4週 Unit3 Family and Hometown モデルの構造が理解できる、提示される語い・表現が理解できる、英語で家族や故郷の紹介文を書くことができる。
5週 Unit4 Pastimes and Hobbies モデルの構造が理解できる、提示される語い・表現が理解できる、自分の趣味についてライティングができる。
6週 Unit5 Weekends モデルの構造が理解できる、提示される語い・表現が理解できる、週末の過ごし方についてライティングができる。
7週 Unit6 Friends モデルの構造が理解できる、提示される語い・表現が理解できる、英語で友人の紹介文を書くことができる。
8週 Unit7 Highschool Days モデルの構造が理解できる、提示される語い・表現が理解できる、高校(または中学)時代についてライティングができる。
4thQ
9週 Unit8 Education in Japan モデルの構造が理解できる、提示される語い・表現が理解できる、日本の学校教育についてライティングができる。
10週 Unit9 Love and Marriage モデルの構造が理解できる、提示される語い・表現が理解できる、恋愛・結婚についてライティングができる。
11週 Unit10 College Life (1) モデルの構造が理解できる、提示される語い・表現が理解できる、大学生のアルバイトについてライティングができる。
12週 Unit10 College Life (2) モデルの構造が理解できる、紹介されているライティング向けの語い・表現が理解できる、大学の9月入学あるいは学生結婚につていライティングができる。
13週 Unit11Family Life モデルの構造が理解できる、紹介されているライティング向けの語い・表現が理解できる、女性の仕事と育児についてライティングができる。
14週 Unit11 Social Isuses モデルの構造が理解できる、紹介されているライティング向けの語い・表現が理解できる、死刑制度あるいは喫煙についてライティングができる。
15週 レポート執筆に向けた総復習、Q&A セッション 既習学習事項が理解でき、その振り返りができる。
16週 レポート提出 既習学習事項が理解でき、その応用ができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000