技術と環境

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 技術と環境
科目番号 0009 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 エコデザイン工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 岡根 正樹,太田 孝雄,佐藤 圭祐,高廣 政彦

到達目標

各分野の専門家(教員)7名が,それぞれの専門に関わる現在の技術と環境・生態系の関係を講義する。この講義により自分の専門分野に加えて他の専門分野にも関心を持つとともに現在の技術が環境・生態系にいかに配慮しているか,過去の事故等の歴史からいかに新しい技術が産み出されてきたかを学んでいただきたい。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
有機塩素化合物の現状と問題点等について理解している.それらを,簡単にかつ明確に説明することができる.それらを,簡単に説明することができる.それらを,簡単に説明することができない.
自動車や飛行機などの輸送機器の軽量化技術と複合材料の関わりについて理解している.それらを,簡単にかつ明確に説明することができる.それらを,簡単に説明することができる.それらを,簡単に説明することができない.
原子力発電と火力発電,水力発電の平常時と事故時の環境への影響を理解している.それらを,簡単にかつ明確に説明することができる.それらを,簡単に説明することができる.それらを,簡単に説明することができない.
ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)のリサイクル技術について理解している.それらを,簡単にかつ明確に説明することができる.それらを,簡単に説明することができる.それらを,簡単に説明することができない.
建設廃棄物の現状と課題を理解している.それらを,簡単にかつ明確に説明することができる.それらを,簡単に説明することができる.それらを,簡単に説明することができない.
自然界,生体内の巧みな化学プロセスを参考にした新しい環境処理技術について理解している.それらを,簡単にかつ明確に説明することができる.それらを,簡単に説明することができる.それらを,簡単に説明することができない.
地球環境問題と環境改善のための燃料電池および触媒産業の役割について理解している.それらを,簡単にかつ明確に説明することができる.それらを,簡単に説明することができる.それらを,簡単に説明することができない.
パラメーター設計について理解している.それらを,簡単にかつ明確に説明することができる.それらを,簡単に説明することができる.それらを,簡単に説明することができない.
環境保全に対する2段階設計の有効性を理解している.それらを,簡単にかつ明確に説明することができる.それらを,簡単に説明することができる.それらを,簡単に説明することができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
教員および学外の有識者により,オムニバス形式で行われる.
注意点:
他の分野の新しい技術の動向に関心を持って欲しい。
講師の都合により日程に変更がある可能性があります。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 有機塩素化合物(PCB)(C 安田) 現在の有機塩素化合物の生産状況および環境汚染問題とその対策などについて概説する。
2週 有機塩素化合物(PCB)(C 安田) 現在の有機塩素化合物の生産状況および環境汚染問題とその対策などについて概説する。
3週 輸送機器の軽量化技術と複合材料(M 太田) 自動車や飛行機などの輸送機器の軽量化技術の現状と複合材料の関わりについて概説する.
4週 輸送機器の軽量化技術と複合材料(M 太田) 自動車や飛行機などの輸送機器の軽量化技術の現状と複合材料の関わりについて概説する.
5週 GFRP,リサイクル(C 高廣) 従来困難とされてきたガラス繊維強化プラスチック(GFRP)のリサイクル技術を紹介する。
6週 GFRP,リサイクル(C 高廣) 従来困難とされてきたガラス繊維強化プラスチック(GFRP)のリサイクル技術を紹介する。
7週 原子力発電の環境への影響(E 佐藤) 原子力発電と火力発電,水力発電について平常運転時と事故時の環境へ与える影響を比較する。
8週 原子力発電の環境への影響(E 佐藤) 原子力発電と火力発電,水力発電について平常運転時と事故時の環境へ与える影響を比較する。
2ndQ
9週 建設廃棄物のリサイクルの現状と課題(C 袋布) 建設,解体時に発生する建設廃棄物の現状と課題について,最新の知見を交えて解説する。
10週 建設廃棄物のリサイクルの現状と課題(C 袋布) 自然界,生体内の巧みな化学プロセスを参考にした新しい環境技術体系について概説する。
11週 特別講義1-1(藤井義一氏) 地球環境問題と環境技術
12週 特別講義1-2(藤井義一氏) 地球環境問題と環境技術
13週 特別講義2-1(一谷雅幸氏) パラメーター設計について
14週 特別講義2-2(一谷雅幸氏) 2段階設計と環境保全
15週 本講義のまとめ,アンケート等(岡根)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

担当教員①担当教員②担当教員③担当教員④担当教員⑤担当教員⑥担当教員⑦合計
総合評価割合15151414141414100
レポートによる評価15151414141414100