材料工学特論

1．材料の特性について説明できる。
2．固体中の欠陥種類と性質との関係について説明できる。
3.状態図と組織の関係について説明できる。
4.材料の腐食と劣化について説明できる。

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目1	材料の特性について詳しく説明できる。	材料の特性について説明できる。	材料の特性について説明できない。
評価項目2	固体中の欠陥種類と性質との関係について詳しく説明できる。	固体中の欠陥種類と性質との関係について説明できる。	固体中の欠陥種類と性質との関係について説明できない。
評価項目3	状態図と組織の関係について詳しく説明できる。	状態図と組織の関係について説明できる。	状態図と組織の関係について説明できない。
評価項目4	材料の腐食と劣化について詳しく説明できる。	材料の腐食と劣化について説明できる。	材料の腐食と劣化について説明できない。

概要:

材料工学特論では、物質を材料として活用するために、金属や半導体、セラミクスといった物質の、精製、加工、組織制御などと性質を関連づけることを目的としている。

授業の進め方・方法:

講義

注意点:

・レポート等は，すべての課題についての提出が必要です、やむを得ない事情の場合を除き、提出期限を守らなかった場合などは、単位を認定しません。
・学生の理解度に応じて変更する場合があります。

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	材料の特性	材料の特性に関する概論
		2週	求められる材料特性	今後求められている材料の特性にして説明する。
		3週	固体中の不完全性(1)格子欠陥の種類と性質	格子欠陥の種類とそれが及ぼす性質、特に強度的な影響について説明する。
		4週	固体中の不完全性(2)転位
		5週	固体中の不完全性(3)転位と強化機構
		6週	状態図と組織(1)	状態図とそれから生成される材料組織とそこからあらわれる性質にの関係性について説明する。
		7週	状態図と組織(2)
		8週	熱処理と組織(1)	熱処理による組織の変化と、特性の変化について説明する。
	2ndQ
		9週	中間試験
		10週	材料の腐食と劣化	材料の劣化特性について説明する。
		11週	材料の電気的性質(1)	材料の電気的特性について説明する。
		12週	材料の電気的性質(2)
		13週	材料の熱的性質(1)
		14週	電子顕微鏡(1)	材料の結晶構造や組織観察に用いられるのX線や電子線による分析について、分析原理や、観察、測定できるものについて説明する。
		15週	電子顕微鏡(2)
		16週

分類		分野	学習内容	学習内容の到達目標	到達レベル	授業週