無機材料特論

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 無機材料特論
科目番号 0020 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 エコデザイン工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 適宜プリントの配布を行う。
担当教員 迫野 奈緒美

到達目標

1.無機材料の代表的な特性、用途について説明できる。
2.無機材料の評価・分析手法について説明できる。
3.講義で扱った無機材料の応用例について理解し、必要な物性や機能発現の機構を説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1無機材料の代表的な特性、用途について非常によく理解し、詳しく説明できる。無機材料の代表的な特性、用途について理解し、説明できる。無機材料の代表的な特性、用途について理解できておらず説明出来ない。
評価項目2無機材料の評価・分析手法について非常によく理解し、詳しく説明できる。無機材料の評価・分析手法について理解し、説明できる。無機材料の評価・分析手法について理解できておらず、説明できない。
評価項目3講義で扱った無機材料の応用例について理解し、必要な物性や機能発現の機構を非常によく理解し、詳しく説明できる。講義で扱った無機材料の応用例について理解し、必要な物性や機能発現の機構を理解し、説明できる。講義で扱った無機材料の応用例について理解し、必要な物性や機能発現の機構を理解出来ておらず、説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
無機材料について、化学、物理化学等の基礎事項を講義により復習するとともに、無機材料を機能させる物性、結晶構造等を概観し、理解を深める。また、無機材料に関する最新の研究トピックスを取り上げ、新規材料の開発に関する知見を得ることを目標とする。
授業の進め方・方法:
講義形式で行う。発表の時間も設け、自主的な学習を促す。
注意点:
レポート、発表、および期末試験により評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 授業の全体構想を説明
2週 無機材料の基礎(1) 無機材料の定義、物理化学的特性について説明
3週 無機材料の基礎(2) 無機材料の製造方法について説明
4週 無機材料の基礎(3) 結晶構造に関する解説
5週 無機材料の評価・分析手法(1) 良く用いられる分析手法について、機器分析の基礎と連携して解説
6週 無機材料の評価・分析手法(2) 良く用いられる分析手法について、機器分析の基礎と連携して解説
7週 無機材料の機能発現(1) 無機材料の機能発現と材料化について、事例を交えて説明
8週 無機材料の機能発現(2) 無機材料の機能発現と材料化について、事例を交えて説明
4thQ
9週 無機材料としてのナノマテリアル(1) 材料としてのナノマテリアルについて事例を交えて説明
10週 無機材料としてのナノマテリアル(2) 材料としてのナノマテリアルについて事例を交えて説明
11週 無機材料としてのナノマテリアル(3) 材料としてのナノマテリアルについて事例を交えて説明
12週 最新の無機材料の研究開発動向(1) 無機材料の利活用に関する研究論文を紹介
13週 最新の無機材料の研究開発動向(2) 無機材料の利活用に関する研究論文を紹介
14週 最新の無機材料の研究開発動向(3) 無機材料の利活用に関する研究論文を紹介
15週 まとめ 無機材料の応用例や今後の研究展開について
16週 期末試験 試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000