流体工学特論

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 流体工学特論
科目番号 0021 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 エコデザイン工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 流体力学(日野幹雄 著・朝倉書店) 他
担当教員 白川 英観,山本 久嗣,西田 均

到達目標

流体機械,水車,および,水力発電が理解できること
ナビエ・ストークスの式を用いた解析法が理解できること
圧縮性流体の基礎方程式が理解できること
準一次元定常等エントロピー流れが理解できること.
実験と調査の報告書,および,課題・演習レポートによって

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本特論では非圧縮性流体を活用した流体機械装置と圧縮性流体の流動特性を学ぶこと目的とする.非圧縮性流体の流体機械では水車を対象とする.水力発電システムを学ぶとともに,発電実験とこれに関する調査・研究を行う.続いて,圧縮性流体を対象として,流れの基礎方程式と圧縮性流体の特性を学び,高速気体の流れの特徴を調べる.
授業の進め方・方法:
講義,実験および演習
複数教員担当
注意点:
課題を行うことで要点を把握できるように努めること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 本特論の内容説明 シラバス説明および次回での発表課題
2週 各種水車の構造と特性 調査した水車の発表および補足説明
3週 各種水車の構造と特性 調査した水車の発表および補足説明
4週 発電機のしくみ 調査した発電機の発表および補足説明
5週 小水力発電実験 水車装置の説明および実験および補足説明
6週 実験結果の発表 実験結果の発表および補足説明
7週 新発電システムの発表 新しい発電システムの研究発表
8週 流れの基礎方程式 質量保存(連続の式),オイラーの運動方程式とナビエ・ストークスの式について学ぶ
2ndQ
9週 円管内の定常流れ(層流) 円筒座標系のナビエ・ストークスの式と円管内の流れについて学ぶ
10週 圧縮性流体力学の基礎 気体の熱力学的特性
11週 圧縮性流体力学の基礎 流れの分類
12週 圧縮性流体力学の基礎 基礎方程式
13週 準一次元等エントロピー流れ 等エントロピー流れの特徴について学ぶ
14週 演習 先細ノズル内の流れなどを解く
15週 まとめとアンケート
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000