電磁波工学

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 電磁波工学
科目番号 0038 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 エコデザイン工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「電磁波工学入門」、プリント
担当教員 西島 健一

到達目標

①電磁波の基本である平面電磁波の性質を理解し、説明できる。
②電磁放射とEMCについて理解し、説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目①平面電磁波の性質を理解し、詳しく説明できる。平面電磁波の性質を理解し、説明できる。平面電磁波の性質を説明できない。
評価項目②電磁放射とEMCについて理解し、詳しく説明できる。電磁放射とEMCについて理解し、説明できる。電磁放射とEMCを説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
電磁波の基本である平面電磁波の性質を理解し、電磁放射とEMCについて学ぶ。

授業の進め方・方法:
講義および演習をおこなう。適宜、課題演習に時間を充てる。また、課題に対し、発表形式を取り入れる。
注意点:
電気回路、電磁気学の知識を必要とする。
授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 電磁波工学の概要について把握する
2週 フーリエ級数によるスペクトラム 電気回路特論との継続性を把握する
3週 電磁波 電磁波の基本について学ぶ
4週 平面波 平面波の基本について学ぶ
5週 マクスウエルの方程式 マクスウエルの方程式の基本について学ぶ
6週 微小ダイポールと電磁放射 微小ダイポールと電磁放射の基本について学ぶ
7週 微小ダイポールと電磁放射 微小ダイポールと電磁放射の基本について学ぶ
8週 EMC EMCの基本について学ぶ
4thQ
9週 規制値を満たすための計算 特性計算例の紹介、l=λ/4でRT=50Ωでの計算
10週 特性計算 提示課題に対し、次週からの発表に備える
11週 特性計算 発表
12週 特性計算 発表
13週 特性計算 発表、レポート提出
14週 試験前整理 講義内容を整理し、試験に備える
15週 試験 理解度を測るために,試験を実施する
16週 返却と解説 試験の解説を通じて復習する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3

評価割合

試験発表レポート合計
総合評価割合503020100
専門的能力503020100
基礎的能力000