技術と社会

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 技術と社会
科目番号 0003 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境エネルギー工学コース 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 適宜、資料プリント(各時限に必要な歴史史料を構成)を配布
担当教員 平田 陽一郎

到達目標

科学技術と社会の深い関わりについて理解した上で、社会の抱える諸問題の解決に寄与できる科学技術のあり方について、具体例を挙げて多面的な検討を加え、その現状と対策について報告することができる。(A1-4)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1□工学技術上の課題に対して、地球・地域環境との調和を考慮して、有効な手法をさらに多く提案し、分析することができる。                □上記の内容を、口頭発表において制限時間内に分かり易く報告し、かつ十分な質疑応答ができる。□工学技術上の課題に対して、地球・地域環境との調和を考慮して、有効な手法を2つ提案し、分析することができる。                  □上記の内容を、口頭発表において制限時間内に分かり易く報告できる。□工学技術上の課題に対して、地球・地域環境との調和を考慮して、有効だと思われる手法を提案し、分析することができない。              □上記の内容を、口頭発表において制限時間内に分かり易く報告できない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

実践指針 (A1) 説明 閉じる
実践指針のレベル (A1-4) 説明 閉じる
【プログラム学習・教育目標 】 A 説明 閉じる

教育方法等

概要:
技術は社会を変えるが、社会もまた技術のあり方を規定する。こうした技術と社会の狭間に生じる深刻な諸問題に対して、自然科学のみで適切な解を提示することは不可能であり、人文・社会科学との学際的協働が不可欠になってきている。その中で、技術の発明と社会に対する影響の終始・顛末を俯瞰し得る、歴史学の果たすべき役割は小さくない。本講義では、古今東西の豊富な事例を通じて、技術の社会史について理解を深めつつ、「社会の中の技術」とは何かを考えていく。
授業の進め方・方法:
受講生の人数により、担当教員の講義と受講生の調査・報告の時間を適宜調整しながら、全15回の授業を実施する。
注意点:
1.試験や課題レポート等は、JABEE 、大学評価・学位授与機構、文部科学省の教育実施検査に使用することがあります。
2.授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に教科目担当教員へ連絡してください。               3.学年末レポートを60%、授業中の調査・報告を40%の重みとして評価する。授業目標(A1-4)=科目全体で60%以上の場合に合格とする。評価基準については、成績評価基準表による。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 技術と社会の関わり 社会の中の技術、社会のための技術とは何か
3週 科学技術の歴史(1) 古代編(先史~古代文明)
4週 科学技術の歴史(2) 中近世編(イスラーム文明とルネサンス)
5週 科学技術の歴史(3) 近現代編(科学・産業革命とその後)
6週 科学技術と社会(1) 科学技術と社会の相互関係に関する最近の事例学習、および受講生による調査・報告
7週 科学技術と社会(2) 同上
8週 科学技術と社会(3) 同上
2ndQ
9週 科学技術と社会(4) 同上
10週 科学技術と社会(5) 同上
11週 科学技術と社会(6) 同上
12週 科学技術と社会(7) 同上
13週 科学技術と社会(8) 同上
14週 科学技術と社会(9) 同上
15週 まとめ 技術と社会、その将来への展望
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力040000600
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000