材料強度学特論

科目基礎情報

学校 沖縄工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 材料強度学特論
科目番号 6107 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械システム工学コース 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 関連した論文など
担当教員 比嘉 吉一,赤嶺 宗子

到達目標

材料強度を化学結合から理解する。
技術報告書から必要な情報を読み取り、他者に伝えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安(可)
材料強度を化学結合から理解し,その他の専門分野と体系的に関連づけて理解できる。材料の強度特性をその組成や構造から予測することができる材料の強度特性と化学結合の違いについて理解し,その違いを説明できる。化学結合の種類を説明できる。
材料関係の論文内容について吟味・理解し、理論に基づく批判的な思考力を身につける。材料関係の論文を読み,その内容を深く理解できるとともに,疑問点を見つけ出し,自分なりに理論に基づく説明ができる。材料関係の論文を読み,その内容を深く理解できるとともに,疑問点を見つけ出せる。材料関係の論文を読み,その内容が概ね理解できる。
他人に対してプレゼンテーションできる能力を身につける。論文の要約を決められた様式に従って作成して説明し,その内容に対する質問について答えられるとともに,他人の発表に対して質問できる。論文の要約を決められた様式に従って作成して説明し,その内容に対する質問について答えられる。論文の要約を決められた様式に従って作成し,説明できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
材料を構成する原子の分類や化学結合と、強度との関係について講義する。
授業の進め方・方法:
最終評価はレポート提出および発表にて行う。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 講義の概要 授業の概要や進め方について説明する。
各種材料に触れる。
2週 化学結合(1)
原子軌道や結合について学習する。
3週 化学結合(2) 化学結合と強度特性の違いを学習する。
4週 金属材料(1) 金属結合について学習する。
5週 金属材料(2) 金属結合と強度特性について学習する。
6週 セラミックス(1) セラミックス材料の結合(共有結合・イオン結合)について学習する。
7週 セラミックス(2) セラミックス材料の結合(共有結合・イオン結合)について学習する。
8週 中間レポート 化学結合と強度特性の違いを説明するレジュメを作る。
2ndQ
9週 応用(1) 複合材料について学習する。
10週 応用(2) 複合材料について学習する。
11週 応用(3) 最新材料について学習する。
12週 最終レポート作成(1) 信頼のおける技術文章を探す手法を身に着ける。
13週 最終レポート作成(2) 技術文章を理解し、自身の言葉で要約することができる。
14週 発表 技術文章の要約を説明することができる。
15週 発表と振り返り
16週

評価割合

レポート発表その他合計
総合評価割合603010100
基礎的理解5010060
応用力(実践・専門・融合)1010020
社会性(プレゼン・コミュニケーション・PBL)010010
主体的・継続的学修意欲001010