英語総合

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 英語総合
科目番号 0024 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 制御・情報システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 授業時に配布するプリント
担当教員 山本 長紀

到達目標

英語で書かれた新聞記事や学術論文などを読み、理解することができる。学生は読んだ英文に基づき、自分の考えを口頭で、または文章でまとめられることを目指すとともに、ペア、グループ単位で議論を行う。前期終了時には、グループでの議論を全体に発表し、英文読解に基づいた議論を行うことを目指す。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
英字新聞や英語の学術論文の読解英文を読解し、その内容をほとんど理解することができる英文を読解し、いくつかわからないところがあるものの、内容を理解することができる英文を読むが、多くの部分の内容を理解できない
英文読解に基づいた議論と発表英文読解に基づき深い議論を行い発表をすることができる英文読解に基づき議論を行い発表をすることができる英文読解に基づかない議論をし、不十分な発表をする

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本授業では、工学に限らない専門的な内容の英文を読解し、その理解に基づいた議論を行えるようをトレーニングする。授業形式は講義ではなく演習である。専攻科入学時の英語力を履修者が身に着けていることを前提とし、英文読解課題を提示し、履修者が各自事前に読解を行う。授業では英文読解の内容に基づき、ペアやグループで議論を行う。複数のペア、グループでの議論を通して、自らの疑問は考えを発すること身に着ける。ペア、グループでの議論を土台に、全体での議論に結び付けられる発表を行う。
授業の進め方・方法:
本授業では、事前に指定する英文の読解を、授業前に行ってくることが前提となる。この前提なしには授業への参加は認められない。授業中には自ら積極的に疑問や考えを発し、履修者同士が議論・発表を行うことが求められる。
注意点:
事前に配布する英文を授業前に読んでこない場合、授業評価の「授業への参加」が認められない。授業中には、積極的に議論を行うことが求められ、積極的に発言する履修者は「授業中の態度」をすすんで評価を行う。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 英語文献講読1−1 英語で書かれた論文の内容を理解する
3週 英語文献講読1−2 英語で書かれた論文の内容を理解する
4週 口頭発表1 読解した内容について、要旨を作成し、口頭で発表する
5週 英語文献講読2−1 英語で書かれた論文の内容を理解する
6週 英語文献講読2−2 英語で書かれた論文の内容を理解する
7週 口頭発表2 読解した内容について、要旨を作成し、口頭で発表する
8週 英語文献講読3−1 英語で書かれた論文の内容を理解する
2ndQ
9週 英語文献講読3−2 英語で書かれた論文の内容を理解する
10週 英語文献講読3−3 英語で書かれた論文の内容を理解する
11週 英語文献講読3−4 英語で書かれた論文の内容を理解する
12週 英語文献講読3−5 英語で書かれた論文の内容を理解する
13週 グループ発表準備 グループでこれまで読解した英文の内容を確認する
14週 グループ発表準備 グループでこれまで読解した英文の内容を確認する
15週 グループ発表 読解した論文について、各自の研究内容と関連させ口頭で発表する
16週 グループ発表 読解した論文について、各自の研究内容と関連させ口頭で発表する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野力学力は、大きさ、向き、作用する点によって表されることを理解し、適用できる。3
一点に作用する力の合成と分解を図で表現でき、合力と分力を計算できる。3
一点に作用する力のつりあい条件を説明できる。3
力のモーメントの意味を理解し、計算できる。3
偶力の意味を理解し、偶力のモーメントを計算できる。3
着力点が異なる力のつりあい条件を説明できる。3
重心の意味を理解し、平板および立体の重心位置を計算できる。3
周速度、角速度、回転速度の意味を理解し、計算できる。3
仕事の意味を理解し、計算できる。3
エネルギーの意味と種類、エネルギー保存の法則を説明できる。3
応力-ひずみ線図を説明できる。3
荷重が作用した時の材料の変形を説明できる。3
応力とひずみを説明できる。3
フックの法則を理解し、弾性係数を説明できる。3
許容応力と安全率を説明できる。3
両端固定棒や組合せ棒などの不静定問題について、応力を計算できる。3
線膨張係数の意味を理解し、熱応力を計算できる。3
はりの定義や種類、はりに加わる荷重の種類を説明できる。3
はりに作用する力のつりあい、せん断力および曲げモーメントを計算できる。3
各種の荷重が作用するはりのせん断力線図と曲げモーメント線図を作成できる。3
曲げモーメントによって生じる曲げ応力およびその分布を計算できる。3
各種断面の図心、断面二次モーメントおよび断面係数を理解し、曲げの問題に適用できる。3
各種のはりについて、たわみ角とたわみを計算できる。3
多軸応力の意味を説明できる。3
二軸応力について、任意の斜面上に作用する応力、主応力と主せん断応力をモールの応力円を用いて計算できる。3
部材が引張や圧縮を受ける場合のひずみエネルギーを計算できる。3
部材が曲げやねじりを受ける場合のひずみエネルギーを計算できる。3
カスティリアノの定理を理解し、不静定はりの問題などに適用できる。3

評価割合

期末課題授業への参加授業中の態度発表合計
総合評価割合20204020100
基礎的能力20204020100