英語ⅣC

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語ⅣC
科目番号 0071 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 4
開設学科 創造工学科(一般科目) 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:Nagaki Kitayama, Bill Benfield, Mony Tavaloli "START-UP COURSE FOR THE TOEIC L&r TEST -REVISED EDITION-"(成美堂) /学力テスト:"TOEIC-IP"(国際ビジネスコミュニケーション協会)/参考図書:「TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編」(国際ビジネスコミュニケーション協会)
担当教員 佐藤 奈々恵

到達目標

1)  一般的な英文の内容を日本語で説明できる。
2) 標準的な単語や文法を理解できる。
3)  一般的な英文の読解や聞き取りができる。
4) 継続的な学習によってTOEICテスト・スコア400点取得が可能となる力を確認できる。
5) 英語の音声と記述による国内事情・海外事情の概要を深く理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1一般的な英文の内容を日本語で説明できる。 基本的な英文の内容を日本語で説明できる。 基本的な英文の内容を日本語で説明できない。
評価項目2標準的な単語や文法を理解できる。 基本的な単語や文法を理解できる。 基本的な単語や文法を理解できない。
評価項目3一般的な平易な英文の読解や聞き取りができる。 基本的な英文の読解や聞き取りができる。 基本的な英文の読解や聞き取りができない。
評価項目4 継続的な学習によってTOEICテスト・スコア400点取得が可能となる力を確認できる。 継続的な学習によってTOEICテスト・スコア400点取得を目指すことができる力を確認できる。 継続的な学習によってTOEICテスト・スコア400点取得を目指すことができない。
評価項目5英語の音声と記述による国内事情・海外事情の概要を深く理解できる。 英語の音声と記述による国内事情・海外事情の概要を理解できる。 英語の音声と記述による国内事情・海外事情の概要を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

 Ⅰ 人間性  1 Ⅰ 人間性
 Ⅱ 実践性  2 Ⅱ 実践性
 Ⅲ 国際性  3 Ⅲ 国際性

教育方法等

概要:
TOEIC Listening & Reading 形式の問題演習を通して「語彙力」「文法力」「聴解力」「読解力」を総合的に養成し、TOEICテスト・スコア400点取得が可能となる英語力の定着を目指す。
授業の進め方・方法:
授業はTOEIC L&R形式の問題演習を中心に進め、3年生までの学習事項を定着させるとともに、特に「Listening:聴く」「Reading:読む」の技能のさらなる伸張を目指す。
そのために、授業では主に語彙・語法・文法・構文の説明や、リスニング・ポイントの解説,リーディング・ストラテジーの解説を行う。
また、前期と後期の中間にTOEIC模擬テスト(40~50問程度。シラバスでは「TOEIC問題演習①」「TOEIC問題演習②」と表記)を実施する。
(※テキストのUnit 6.10.12およびExtra Test 1.2.3は自習範囲とする。解答は適宜配布するので、自学自習の教材として活用すること)

学生は12月にTOEIC-IP(英語学力テスト)を受験する。結果は学業成績の20%として扱う。
学生は自分の進路等を見据え、目標スコアを設定した上で、授業および自学自習に真剣に取り組むことが求められる。

評価は、定期試験55%、課題・演習等 25%、英語学力テスト20%の割合で行う。
学年末の学業成績が60点未満の学生に対して再試験を実施する場合がある。この場合、再試験の結果は定期試験の結果に置き換えて再評価を行う。
注意点:
1.学修単位:この科目は学習単位であるため、毎週90分(90分×30週=通年45時間)の自学自習が義務付けられている。
2.自学自習:外国語学習には日常的・継続的な自学自習の習慣と努力が必要である。次回の授業に備えて必ず予習を行い、授業ごとの復習を通して既習事項の定着に努めること。
3.授業:授業には必ず辞書を持参し、語彙力の向上に努めること。また、授業の予習・復習を徹底して行い、積極的かつ能動的な姿勢で授業に臨むこと。
※授業計画に示す授業内容は、学習進度に応じて変更することがある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス TOEICの出題形式・傾向を理解できる。
現時点における自分の英語力を把握した上で、TOEICの達成目標(目標スコア)を設定することができる。
2週 文の構造
予習の進め方
英文の構造を理解することができる。
テキストの予習の進め方を理解することができる。
3週 Unit 1. Transportation and Information 「交通と情報案内」に関する英文を聴解・読解することが出来る。疑問代名詞や進行形などの用法を理解できる。
4週 Unit 1. Transportation and Information 「交通と情報案内」に関する英文を聴解・読解することが出来る。疑問代名詞や進行形などの用法を理解できる。
5週 Unit 1. Transportation and Information 「交通と情報案内」に関する英文を聴解・読解することが出来る。疑問代名詞や進行形などの用法を理解できる。
6週 Unit 2. Instructions and Explanations
「指示と説明」に関する英文を聴解・読解することが出来る。助動詞や完了形、態などの用法を理解できる。
7週 Unit 2. Instructions and Explanations 「指示と説明」に関する英文を聴解・読解することが出来る。助動詞や完了形、態などの用法を理解できる。
8週 Unit 2. Instructions and Explanations 「指示と説明」に関する英文を聴解・読解することが出来る。助動詞や完了形、態などの用法を理解できる。
2ndQ
9週 TOEIC問題演習① 
TOEIC問題の演習を通して、これまでの学習内容の理解度・習熟度を確認することができる。
10週 Unit 3. Eating and Drinking 「飲食」に関する英文を聴解・読解することが出来る。過去形の用法や文の構造について理解できる。
11週 Unit 3. Eating and Drinking 「飲食」に関する英文を聴解・読解することが出来る。過去形の用法や文の構造について理解できる。
12週 Unit 3. Eating and Drinking 「飲食」に関する英文を聴解・読解することが出来る。過去形の用法や文の構造について理解できる。
13週 Unit 4. Business Scene 「ビジネス」に関する英文を聴解・読解することが出来る。疑問副詞の用法や、時・場所・数の表現を理解できる。
14週 Unit 4. Business Scene
「ビジネス」に関する英文を聴解・読解することが出来る。疑問副詞の用法や、時・場所・数の表現を理解できる。
15週 Unit 4. Business Scene 「ビジネス」に関する英文を聴解・読解することが出来る。疑問副詞の用法や、時・場所・数の表現を理解できる。
16週 前期定期試験 これまでの学習内容を理解し、それらを活用・運用できる。
後期
3rdQ
1週 Unit 5. Communication 「通信・コミュニケーション」に関する英文を聴解・読解することが出来る。否定疑問や形容詞、限定詞の用法を理解できる。
2週 Unit 5. Communication 「通信・コミュニケーション」に関する英文を聴解・読解することが出来る。否定疑問や形容詞、限定詞の用法を理解できる。
3週 Unit 5. Communication 「通信・コミュニケーション」に関する英文を聴解・読解することが出来る。否定疑問や形容詞、限定詞の用法を理解できる。
4週 Unit 7. Invitation 「招待・案内」に関する英文を聴解・読解することが出来る。疑問副詞や副詞、法助動詞などの用法を理解できる。
5週 Unit 7. Invitation 「招待・案内」に関する英文を聴解・読解することが出来る。疑問副詞や副詞、法助動詞などの用法を理解できる。
6週 Unit 7. Invitation 「招待・案内」に関する英文を聴解・読解することが出来る。疑問副詞や副詞、法助動詞などの用法を理解できる。
7週 TOEIC問題演習② TOEIC問題の演習を通して、これまでの学習内容の理解度・習熟度を確認することができる。
8週 Unit 8. Medical Treatment and Insurance 「医療・保険」に関する英文を聴解・読解することが出来る。There~やWho~の用法を理解できる。
4thQ
9週 Unit 8. Medical Treatment and Insurance 「医療・保険」に関する英文を聴解・読解することが出来る。There~やWho~の用法を理解できる。
10週 Unit 8. Medical Treatment and Insurance 「医療・保険」に関する英文を聴解・読解することが出来る。There~やWho~の用法を理解できる。
11週 Unit 9. Culture and Entertainment 「文化・娯楽」に関する英文を聴解・読解することが出来る。完了形や仮定法などの用法を理解できる。
12週 Unit 9. Culture and Entertainment 「文化・娯楽」に関する英文を聴解・読解することが出来る。完了形や仮定法などの用法を理解できる。
13週 Unit 9. Culture and Entertainment 「文化・娯楽」に関する英文を聴解・読解することが出来る。完了形や仮定法などの用法を理解できる。
14週 Unit 11. Sports and Exercise 「運動・フィットネス」に関する英文を聴解・読解することが出来る。否定疑問文や完了形などの用法を理解できる。
15週 Unit 11. Sports and Exercise 「運動・フィットネス」に関する英文を聴解・読解することが出来る。否定疑問文や完了形などの用法を理解できる。
16週 後期定期試験 これまでの学習内容を理解し、それらを活用・運用できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前2,前4,前6,前8,前9,前11,前13,前15,前16,後1,後2,後4,後6,後8,後9,後11,後13,後15,後16
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3前3,前5,前7,前10,前12,前14,前16,後3,後5,後7,後10,後12,後14,後16
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前3,前5,前7,前8,前10,前12,前14,前15,前16,後1,後3,後5,後7,後8,後9,後10,後12,後14,後15,後16
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3前3,前5,前7,前10,前12,前14,前16,後3,後5,後7,後10,後12,後14,後16
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14

評価割合

定期試験課題・演習(TOEIC問題演習①②)等英語学力テスト合計
総合評価割合552520100
基礎的能力552520100
専門的能力0000
分野横断的能力0000