到達目標
1. 代表的な高分子化合物の種類と、その性質について説明できる。
2. 代表的な有機材料について、その性質、用途、また、その再利用など生活とのかかわりについて説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 生分解性高分子の種類とその性質について説明できる。 | 教科書を見ながらであれば、生分解性高分子の種類とその性質について説明できる。 | 生分解性高分子の種類とその性質について説明できない。 |
評価項目2 | 高分子材料のリサイクルやリユースについて理解でき、海外と日本との考え方の違いについて説明できる。 | 高分子材料のリサイクルやリユースについて理解できる。 | 高分子材料のリサイクルやリユースについて理解できない。 |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本講義では環境に調和した高分子材料にスポットをあて学習する。前半は高分子材料のリサイクル・リユースの現状を学ぶと共に、海外と日本との考え方の違いを学ぶ。また、ゴムの特徴や種類、化学構造についても学ぶ。後半は生分解性高分子材料を取上げ、構造の特徴や微生物による分解メカニズムや現状について学ぶ。これらを理解し、実社会における様々な課題に対しても、高分子関連の知識を適用できるようになるのが到達レベルである。
授業の進め方・方法:
授業ではパワーポイントを効果的に用いて、映像を交えた授業を展開している。また、確認問題を定期的に出題し、それを解くことで理解を深めている。さらに、環境問題に対する企業の取り組みをインターネットにより調査させる課題を与え、レポート提出させている。
注意点:
「物質環境工学専攻」学習・教育到達目標の評価:定期試験(B-2) (70%),課題(B-2) (30%)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
・地球温暖化と高分子との関わりについて説明できる
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2週 |
高分子のリサイクルその1 |
・高分子材料(PET)のリサイクルの現状を理解できる
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3週 |
高分子のリサイクルその2 |
・高分子材料(紙)のリサイクルの現状を理解できる
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4週 |
高分子のリユース |
・海外と日本とのリユースの違いを説明できる
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5週 |
天然ゴム |
・天然ゴムの特性・構造などを理解できる
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6週 |
合成ゴム |
・合成ゴムの特性・種類・構造などを理解できる
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7週 |
高分子凝集剤 |
・高分子凝集剤を用いた水処理法について説明できる
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
試験答案返却・解答解説 |
・間違った問題の正答を求めることができる
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10週 |
生分解性高分子その1 |
・生分解性高分子が開発された経緯を理解できる
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11週 |
生分解性高分子その2 |
・酵素の性質を理解できる
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12週 |
微生物から作る高分子材料その1 |
・バクテリアセルロースについて理解できる
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13週 |
微生物から作る高分子材料その2 |
・ポリヒドロキシアルカン酸(PHA)について理解できる
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14週 |
ポリ乳酸 |
・化学合成法で作るポリ乳酸を説明できる
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15週 |
天然高分子材料 |
・セルロースの構造の違いを説明できる
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 10 |
専門的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 90 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |