英語VC

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語VC
科目番号 0087 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 4
開設学科 創造工学科(一般科目) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:"FISRT TIME TRAINER FOR THE TOEIC TEST - Revised Edition"(センゲージラーニング),"TOEIC-IP"(国際ビジネスコミュニケーション協会)
担当教員 佐藤 奈々恵,東 俊文

到達目標

1. 一般的な英文の内容を日本語で説明できる。 2. 標準的な単語や文法を理解できる。               
3. 一般的な英文の読解や聞き取りができる。 4. 継続的な学習によってTOEICテスト・スコア400点以上の取得が可能となる力を確認できる。
5. 英語の音声と記述による国内事情・海外事情の概要を深く理解できる。
6.自分の専門、研究について簡潔にわかりやすく英語でプレゼンテーションできる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1一般的な英文の内容を日本語で説明できる。基本的な英文の内容を日本語で説明できる。基本的な英文の内容を日本語で説明できない。
評価項目2標準的な単語や文法を理解できる。基本的な単語や文法を理解できる。基本的な単語や文法を理解できない。
評価項目3一般的な平易な英文の読解や聞き取りができる。基本的な英文の読解や聞き取りができる。基本的な英文の読解や聞き取りができない。
評価項目4継続的な学習によってTOEICテスト・スコア400点以上の取得が可能となる力を確認できる。継続的な学習によってTOEICテスト・スコア400点以上の取得を目指すことができる力を確認できる。継続的な学習によってTOEICテスト・スコア400点以上の取得を目指すことができない。
評価項目5英語の音声と記述による国内事情・海外事情の概要を深く理解できる。英語の音声と記述による国内事情・海外事情の概要を理解できる。英語の音声と記述による国内事情・海外事情の概要を理解できない。
評価項目6自分の専門、研究について簡潔にわかりやすく英語でプレゼンできる。自分の専門、研究について基本的な英語でプレゼンできる。自分の専門、研究について基本的な英語をでプレゼンできない。

学科の到達目標項目との関係

 Ⅰ 人間性  1 Ⅰ 人間性
 Ⅱ 実践性  2 Ⅱ 実践性
 Ⅲ 国際性  3 Ⅲ 国際性

教育方法等

概要:
4年生までに習得した英語の基礎力を踏まえて、英語VCでは語彙力・文法力・聴解力・読解力を総合的に定着・向上させ、TOEICテスト・スコア400点以上の取得が可能となる英語力の定着を目指す。また、これまでに習得してきた英語の知識・技能を活用しながら、自分の研究について英語でプレゼンテーションできる力の養成を目指す。
授業の進め方・方法:
授業はTOEIC形式の問題演習を中心に進め、語彙や文法の説明、リスニングのポイントやリーディングのストラテジーについて解説を行う。また、TOEIC形式の問題演習を通して、学生が英語によるビジネスシーンや日常生活の場面に関する理解を深め、それらに対応できる実用的英語力を習得できるよう授業を進める。なお、授業では必要に応じて課題・小テスト等を適宜実施する。

学生は12月にTOEIC-IP(英語学力テスト)を受験する(結果は学業成績の15%として扱う)。
また、後期後半に自分の卒業研究について英語でプレゼンテーションを行う(プレゼンの方法・評価基準等の説明は科目担当教員が行う)。学生は研究の概要について卒研担当教員と話し合い、それまでに学習してきた英語の知識・技能を活用しながら計画的に発表準備を進める必要がある。

評価は、定期試験55%、英語プレゼン15%、英語学力テスト(TOEIC-IP)15%、課題・小テスト等15%の割合で行う。
学年末の学業成績が60点未満のものに対して再試験を実施する場合がある。この場合、再試験の結果は定期試験の結果に置き換えて再評価を行う。
注意点:
1)学修単位:この科目は学修単位であるため,毎週90分(90分×30週=通年45時間)の自学自習が義務付けられている。
2)自学自習:外国語習得には既習事項の反復学習が不可欠であることを理解し、日常的な自学自習に努めること。
3)英語プレゼン:パワーポイントなどを用いて図や表を効果的に活用し、自分の研究について「簡潔に」「分かり易く」伝えることに留意すること。
4)その他:授業計画で示した授業の進度は、状況に応じて変更することがある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業の概要・進め方・評価方法等を理解することができる。
TOEICの出題形式・傾向を理解することができる。
2週 Unit 1.Shopping 「買い物」に関連する英語を理解することができる。
3週 Unit 1.Shopping 「買い物」に関連する英語を理解することができる。
4週 Unit 1.Shopping 「買い物」に関連する英語を理解することができる。
5週 Unit 2.Daily Life 「日常生活」に関連する英語を理解することができる。
6週 Unit 2.Daily Life 「日常生活」に関連する英語を理解することができる。
7週 Unit 3.Transportation 「交通」に関連する英語を理解することができる。
8週 Unit 3.Transportation 「交通」に関連する英語を理解することができる。
2ndQ
9週 Unit 4.Jobs 「職業」に関連する英語を理解することができる。
10週 Unit 4.Jobs 「職業」に関連する英語を理解することができる。
11週 Unit 5.Meals 「食事」に関連する英語を理解することができる。
12週 Unit 5.Meals 「食事」に関連する英語を理解することができる。
13週 Unit 5.Meals 「食事」に関連する英語を理解することができる。
14週 Unit 6.Communication 「コミュニケーション」に関連する英語を理解することができる。
15週 Unit 6.Communication 「コミュニケーション」に関連する英語を理解することができる。
16週 前期定期試験 これまでの学習内容を理解し、運用できる。
後期
3rdQ
1週 Unit 7.Fun 「楽しみ」に関連する英語を理解することができる。
2週 Unit 7.Fun 「楽しみ」に関連する英語を理解することができる。
3週 Unit 8.Office Work 「オフィスワーク」に関連する英語を理解することができる。
4週 Unit 8.Office Work 「オフィスワーク」に関連する英語を理解することができる。
5週 Unit 9.Meeting 「会議」に関連する英語を理解することができる。
6週 Unit 9.Meeting 「会議」に関連する英語を理解することができる。
7週 Unit 10.Travel 「旅行」に関連する英語を理解することができる。
8週 Unit 10.Travel 「旅行」に関連する英語を理解することができる。
4thQ
9週 Unit 11.Finance 「お金」に関連する英語を理解することができる。
10週 Unit 11.Finance 「お金」に関連する英語を理解することができる。
11週 プレゼンについて(1)/ Unit 12. Business 自分の分野の研究についてパワーポイントなどを使い簡単な英語を使い発表できる。
「ビジネス」に関連する英語を理解することができる。
12週 プレゼンについて(2)/ Unit 12. Business 自分の分野の研究についてパワーポイントなどを使い簡単な英語を使い発表できる。
「ビジネス」に関連する英語を理解することができる。
13週 プレゼンについて(3)/ Unit 12. Business 自分の分野の研究についてパワーポイントなどを使い簡単な英語を使い発表できる。
「ビジネス」に関連する英語を理解することができる。
14週 プレゼンについて(4)/ Unit 12. Business 自分の分野の研究についてパワーポイントなどを使い簡単な英語を使い発表できる。
「ビジネス」に関連する英語を理解することができる。
15週 プレゼンについて(5)/ Unit 12. Business 自分の分野の研究についてパワーポイントなどを使い簡単な英語を使い発表できる。
「ビジネス」に関連する英語を理解することができる。
16週 後期定期試験 これまでの学習内容を理解し、運用できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

定期試験英語プレゼンテーション英語学力テスト(TOEIC-IP)課題・小テスト等合計
総合評価割合551515150100
基礎的能力551515150100
専門的能力000000
分野横断的能力000000