到達目標
1.記号論理による表現と推論の概念を説明できる。
2.論理プログラミングを理解する。
3.SATソルバを利用できる。
4.BDDを利用できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 記号論理による表現と推論の概念を説明でき、さまざまな場面で論理プログラミングやSATソルバ・BDDなどの記号論理関連技術を応用できること | 記号論理による表現と推論の概念を理解し、論理プログラミングやSATソルバ・BDDなどを使うことができること。 | 記号論理を見聞きしたことがあり、論理プログラミングやSATソルバ・BDDを使ったことがある。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
到達目標 A 1
説明
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JABEE d-1
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教育方法等
概要:
記号論理とそれを応用したソフトウェアについて学ぶことを目的とする。具体的には記号論理の表現と推論について学び、述語論理を基礎とした論理プログラミングについて学ぶ。また、命題論理に基づくSATソルバやBDDなども学ぶ。
授業の進め方・方法:
座学形式の講義を受講して、講義で学んだ内容の確認と定着のために、後半に簡単な演習課題を行う。
注意点:
試験80%+演習課題20%で評価する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション・命題論理(1) 【事前事後学習の内容(4時間)】演習問題・復習
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命題論理の構文、意味、標準形について学ぶ。
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2週 |
命題論理(2) 【事前事後学習の内容(4時間)】演習問題・復習 |
恒真式と恒偽式・意味木について学ぶ。
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3週 |
命題論理(3) 【事前事後学習の内容(4時間)】演習問題・復習 |
推論と論理的帰結について学ぶ。
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4週 |
命題論理(4) 【事前事後学習の内容(4時間)】演習問題・復習 |
形式的証明について学ぶ。
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5週 |
述語論理(1) 【事前事後学習の内容(4時間)】演習問題・復習 |
述語論理式・限量記号について学ぶ。
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6週 |
述語論理(2) 【事前事後学習の内容(4時間)】演習問題・復習 |
述語論理の意味論について学ぶ。
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7週 |
述語論理(3) 【事前事後学習の内容(4時間)】演習問題・復習 |
節形式とスコーレム標準形について学ぶ。
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8週 |
導出原理(1) 【事前事後学習の内容(4時間)】演習問題・復習 |
エルブランの定理について学ぶ。
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4thQ |
9週 |
導出原理(2) 【事前事後学習の内容(4時間)】演習問題・復習 |
導出原理について学ぶ。
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10週 |
導出原理(3) 【事前事後学習の内容(4時間)】演習問題・復習 |
導出の制御戦略について学ぶ。
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11週 |
論理プログラミング(1) 【事前事後学習の内容(4時間)】演習問題・復習 |
ホーン節と導出戦略について学ぶ。
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12週 |
論理プログラミング(2) 【事前事後学習の内容(4時間)】演習問題・復習 |
Prologと論理プログラミングについて学ぶ。
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13週 |
SATソルバ 【事前事後学習の内容(4時間)】演習問題・復習 |
SATソルバについて学ぶ。
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14週 |
BDD(二分決定グラフ) 【事前事後学習の内容(4時間)】演習問題・復習 |
BDDとZDDについて学ぶ。
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15週 |
試験 【事前事後学習の内容(4時間)】試験勉強 |
講義で学んだことについて理解度を確認する。
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16週 |
答案返却など 【事前事後学習の内容(2時間)】試験範囲復習 |
答案返却および解説を理解する。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 演習 | | | | | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 35 |
専門的能力 | 40 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 10 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 |