生産システム工学演習

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 生産システム工学演習
科目番号 0029 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 後期:4
教科書/教材 機械系:必要に応じて資料を配布する 情報系:必要に応じて資料を配布する
担当教員 瀬濤 喜信,政家 利彦,徳田 誠,桝田 温子

到達目標

生産システム工学専攻の中心となる機械系および情報系に関するものと、その周辺技術に関する科目への理解を深め、技術者として求められる、緻密さ、創造性、および安全への配慮などの能力を養う。演習への取組みと提出物の完成度に基づき総合的に評価する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
コンピュータを用いた基本的な力学シミュレーションができる。力学シミュレーション結果に対して専門知識で考察が出来る。力学シミュレーションが理解できる。力学シミュレーションが理解できない。
コンピュータを用いた基本的な回路シミュレーションができる。回路シミュレーションができる。回路シミュレーションを理解できる。回路シミュレーションが理解できない。
基礎的なUMLの作成ができる。UMLが描ける。基礎的なUMLが描ける。基礎的なUMLが描けない。

学科の到達目標項目との関係

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教養 D1 説明 閉じる
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教育方法等

概要:
よく見られる工学的な諸問題について例を挙げて説明し、演習を行う。講義と演習を組み合わせた形式で進めるが、本科目では演習に重点が置かれる。なお、演習の実施に際して担当教員の他に複数の補助者がつくことがある。
授業の進め方・方法:
・全体としては、機械系と情報系に分けたクラス方式で演習を行う。
・機械系はオムニバス形式で、情報系は複数教員担当方式で、それぞれ実施する。
・成績の評価は、クラスごとで個別に行う。
注意点:
なし

実務経験のある教員による授業科目

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 対象:機械系学生
担当:瀬濤、政家
時間:60h
1週目:ガイダンス
2週 テーマ1:コンピュータ援用設計・・・政家 30h
2週目:角棒の引張変形と有限要素法
3週目:丸棒の圧縮変形と有限要素法
基本的な形状に引張、曲げ、ねじりが作用する場合の強度評価解析を有限要素法を用いた解析ソフトで行い、その結果を検証できる。
3週 4週目:曲げ変形(長方形断面両端支持梁における等分布荷重と集中荷重)
5週目:曲げ変形(円形断面片持ちばりの等分布荷重と集中荷重)
基礎的な流体力学解析を行うことができる。
4週 6週目:ねじり変形(トレスカ応力とミーゼス応力)
7週目:CFDにおけるパラメータとナビエストークス方程式
5週 8週目:OpenFOAMチュートリアルによる流体解析
テーマ2:電気・電子回路・・・瀬濤 30h
9週目:ガイダンス、回路解析ソフトの説明


回路解析ソフトを用いて、回路図エディタによる回路図作成および各回路解析をすることができる。
6週 10週目:回路解析ソフトの環境構築
11週目:トランジスタのシミュレーション
回路解析ソフトの環境構築ができる
トランジスタのシミュレーションができる
7週 12週目:オペアンプのシミュレーション
13週目:オペアンプのシミュレーション
オペアンプのシミュレーションができる
8週 14週目:オペアンプを使用した回路のシミュレーション
15週目:オペアンプを使用した回路のシミュレーション
オペアンプを使用した回路のシミュレーションができる
4thQ
9週 対象:情報系学生
担当:徳田、桝田
時間:60h
10週 1週目:ガイダンス、メソッドの復習
2週目:メソッドの復習
3週目:ユースケース図
メソッドを作れ、使える
メソッドを作れ、使える
ユースケース図が作れる
11週 4週目:ユースケース図
5週目:アクティビティ図
6週目:アクティビティ図
ユースケース図が作れる
アクティビティ図が作れる
アクティビティ図が作れる
12週 7週目:関連表
8週目:関連表、パッケージ図
9週目:クラス図
関連表が作れる
関連表が作れる
クラス図が作れる
13週 10週目:クラス図
11週目:シーケンス図
12週目:シーケンス図
クラス図が作れる
シーケンス図が作れる
シーケンス図が作れる
14週 13週目:まとめ
14週目:面接試験
15週目:面接試験
各図をまとめた資料を作れる

15週
16週

評価割合

成果物(情報系)発表レポート(機械系)成果物・実技(機械系)ポートフォリオその他合計
総合評価割合1000802000200
知識の基本的な理解1000401000150
思考・推論・創造への適応力002000020
汎用的技能0010100020
リーダーシップ・コミュニケーション力001000010
態度・志向性(人間力)0000000