到達目標
1.日本の製造業企業の中国ビジネスについて、経緯と具体的な現状、課題を理解・考察できる。
2.日本のリサイクル産業のロシアビジネスについて、経緯と現状を理解し、課題や社会的位置づけを考察できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 日本の製造業企業の中国ビジネスについて、経緯と具体的な現状、課題を十分に理解・考察できる。 | 日本の製造業企業の中国ビジネスについて、経緯と具体的な現状、課題を理解・考察できる。 | 日本の製造業企業の中国ビジネスについて、経緯と具体的な現状、課題を理解・考察できない。 |
評価項目2 | 日本のリサイクル産業のロシアビジネスについて、経緯と現状、課題と位置づけを理解・考察できる。 | 日本のリサイクル産業のロシアビジネスについて、経緯と現状、課題と位置づけを理解できる。 | 日本のリサイクル産業のロシアビジネスについて、経緯と現状、課題と位置づけを理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
環日本海ビジネスの実情を実務面も含めて理解し、考察することを目標とする。これを通じて、環日本海ビジネスへの適応力を養う。
※実務との関係
全15週のうち、前半では製造業企業における中国ビジネスの実務者が講演を行い、後半においては、ロシアビジネスに係わる事業者への聞き取り調査を行う予定である。
授業の進め方・方法:
本科目では、2つのテーマを取り上げる。第1のテーマは日本の製造業企業の中国ビジネスである。中国ビジネスの重要な要素である中国の経済社会の歴史的経緯と現状、中国の経済政策の経緯と現状を把握した後、日本企業の製造業企業の中国ビジネスの先行事例を学習する。その上で、該当する事例企業を1社選定して、実務者による講演及び質疑応答、関連施設見学を通し、特徴と課題の分析・考察を行う。第2のテーマはリサイクル産業におけるロシアビジネスである。ロシア向け中古車及び中古自動車部品輸出に注目し、それらの事業が生まれた経緯や現状を理解すると共に、その収益構造や社会関係資本との関連性を分析、考察する。また、事業者を訪ね聞き取り調査も行う。
注意点:
本科目には外部講師の講演や施設見学などの実習があり、通常の座学とは異なる要素をもつため、受講生の積極的な姿勢が不可欠である。受講生は、評価の中に「実習への取り組み」という項目があり、実習への参加実績、適切な聴講姿勢や質疑応答への積極的参加実績が評価されることを十分に理解すること。なお、授業計画については、協力企業等の都合により変更になることがある。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
シラバスを通して、本科目の概要を理解する。
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2週 |
製造業企業の中国ビジネス(1) |
ビジネス対象の中国について、経済及び社会の歴史的経緯と現状を理解できる。
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3週 |
製造業企業の中国ビジネス(2) |
ビジネス対象の中国について、対内・対外経済政策の経緯と現状を理解できる。
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4週 |
製造業企業の中国ビジネス(3) |
日本の製造業企業の中国ビジネスについて、関連文献を読み報告できる。
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5週 |
製造業企業の中国ビジネス(4) |
日本の製造業企業の中国ビジネスについて、富山県内企業の現状を理解できる。
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6週 |
製造業企業の中国ビジネス(5) |
日本の製造業企業の中国ビジネスについて、実務家の報告やビジネス現場から要点を理解できる。
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7週 |
製造業企業の中国ビジネス(6) |
日本の製造業企業の中国ビジネスについて、対象企業の事例状況及び考察を報告できる。
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8週 |
製造業企業の中国ビジネス(7) |
日本の製造業企業の中国ビジネスについて、対象企業の事例状況及び考察を学術レポートとして作成できる。
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4thQ |
9週 |
リサイクル産業のロシアビジネス(1) |
ビジネス発生の背景が理解できる。
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10週 |
リサイクル産業のロシアビジネス(2) |
ビジネスの収益構造と社会関係資本との関係が理解できる。
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11週 |
リサイクル産業のロシアビジネス(3) |
ビジネスの収益構造における変化とその要因を理解できる。
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12週 |
リサイクル産業のロシアビジネス(4) |
ロシアビジネスに係わる事業者への聞き取り調査へ向け、質問事項の作成、質問の目的の確認を行うことができる。
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13週 |
リサイクル産業のロシアビジネス(5) |
ロシアビジネスに係わる事業者への聞き取りを通じて、現在の課題や収益構造などを具体的に理解できる。
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14週 |
リサイクル産業のロシアビジネス(6) |
ロシアビジネスに係わる事業者への聞き取り調査結果を整理し、収益構造の特徴や留意点を見いだすことができる。
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15週 |
リサイクル産業のロシアビジネス(7)
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日本のリサイクル産業のロシアビジネスについて、収益構造や社会関係資本との関連を取りまとめて報告できる。
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16週 |
レポート返却、授業アンケート |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 実習への取り組み | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 30 | 0 | 10 | 0 | 60 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 30 | 0 | 10 | 0 | 60 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |