上級英語演習

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 上級英語演習
科目番号 0010 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科 建築学専攻 対象学年 専1
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 TOEIC Test Training 500 (南雲堂)
担当教員 中島 美智子

到達目標

1. リスニング演習によって,テキストで扱われるリスニング問題に対応できるようになること
2. リーディング演習によって,テキストで扱われるリーディング問題に対応できるようになること
3. 学習するTOEIC必須語彙を覚え,使えるようになること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1テキストで扱われるリスニング問題に適切に対応できるテキストで扱われるリスニング問題に対応できるテキストで扱われるリスニング問題に対応できない
評価項目2テキストで扱われるリーディング問題に適切に対応できるテキストで扱われるリーディング問題に対応できるテキストで扱われるリーディング問題に対応できない
評価項目3学習するTOEIC必須語彙を覚え,適切に使うことができる学習するTOEIC必須語彙を覚え,使うことができる学習するTOEIC必須語彙を覚え,使うことができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 E-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本授業は学生の英語によるコミュニケーション能力を高めるためのものであり、全受講生が、TOEICスコア400点以上に、リスニングおよびリーディングの力を上げるためのトレーニングを行う。 また、スコアアップには授業以外の自学自習が不可欠であり、そのための勉強方法の習得も目指す。
授業の進め方・方法:
本授業ではテキストを中心にTOEIC問題の演習を通して傾向の解説、ならびにリスニング、読解方略を指導する。また、基礎力を向上させるために毎回小テストを実施し語彙力の強化をはかる。授業の理解を高めるために予習復習が必須である。
注意点:
毎回の授業分の予習をし,分からない部分を授業で解決するという明確な目標を持って,授業には積極的に取り組むこと。授業には必ず英和辞典(電子辞書でも可)を用意すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス(授業の進め方、テキストの説明、評価の方法など) TOEICの出題形式と各問題で求められるスキルについて理解できる 。
2週 Unit 1 (Listening) 一人の人物の様子 ある場面の写真を見ながら英語を聞き, 状況を把握できる。英語の問いかけに対して適切な応答ができる。
3週 Unit 1 (Listening) Do you...? と付加疑問文 対話を聞き, その内容のポイントを把握できる。説明やアナウンスを聞き, その内容のポイントを把握できる。
4週 Unit 2 (Reading) 名詞、代名詞、冠詞 説明文の中で, 内容を的確に表現するための語彙を選べる。説明的文章の内容を把握し, ポイントを理解できる。
5週 Unit 2 (Reading) 空欄に適する文の選択問題 説明文の中で, 内容を的確に表現するための語彙を選べる。説明的文章の内容を把握し, ポイントを理解できる
6週 Unit 3 (Listening) 複数の人物の様子 ある場面の写真を見ながら英語を聞き, 状況を把握できる。英語の問いかけに対して適切な応答ができる。
7週 Unit 3 (Listening) Have you...? とHow much...? 対話を聞き, その内容のポイントを把握できる。説明やアナウンスを聞き, その内容のポイントを把握できる。
8週 Unit 4 (Reading) 動詞の時制 説明文の中で, 内容を的確に表現するための語彙を選べる。説明的文章の内容を把握し, ポイントを理解できる
2ndQ
9週 Unit 4 (Reading) 空欄に適する文の選択問題 説明文の中で, 内容を的確に表現するための語彙を選べる。説明的文章の内容を把握し, ポイントを理解できる
10週 Unit 5 (Listening) 人や物の位置 ある場面の写真を見ながら英語を聞き, 状況を把握できる。英語の問いかけに対して適切な応答ができる。
11週 Unit 5 (Listening) How...? の応答 対話を聞き, その内容のポイントを把握できる。説明やアナウンスを聞き, その内容のポイントを把握できる。
12週 Unit 6 (Reading) 形容詞、副詞、比較 説明文の中で, 内容を的確に表現するための語彙を選べる。説明的文章の内容を把握し, ポイントを理解できる
13週 Unit 6 (Reading) 空欄に適する文の選択問題 説明文の中で, 内容を的確に表現するための語彙を選べる。説明的文章の内容を把握し, ポイントを理解できる
14週 総復習及びミニテスト これまでの学習で理解したことを成果として表すことができる。
15週 前期末試験 これまでの学習で理解したことを成果として表すことができる。
16週 前期末試験解答およびまとめ
期末試験について,自らの問題点を把握し修正できる。
後期
3rdQ
1週 Unit 8 (Listening) 面接と人の様子 ある場面の写真を見ながら英語を聞き, 状況を把握できる。英語の問いかけに対して適切な応答ができる。
2週 Unit 8 (Listening) Yes/No 疑問文 対話を聞き, その内容のポイントを把握できる。説明やアナウンスを聞き, その内容のポイントを把握できる。
3週 Unit 9 (Reading) 使役動詞、不定詞、動名詞 説明文の中で, 内容を的確に表現するための語彙を選べる。説明的文章の内容を把握し, ポイントを理解できる
4週 Unit 9 (Reading) 空欄に適する文の選択問題 説明文の中で, 内容を的確に表現するための語彙を選べる。説明的文章の内容を把握し, ポイントを理解できる
5週 Unit 10 (Listening) 人と物の様子(1) ある場面の写真を見ながら英語を聞き, 状況を把握できる。英語の問いかけに対して適切な応答ができる。
6週 Unit 10 (Listening) 疑問詞(How, What) の応答 対話を聞き, その内容のポイントを把握できる。説明やアナウンスを聞き, その内容のポイントを把握できる。
7週 Unit 11 (Reading) 受動態 説明文の中で, 内容を的確に表現するための語彙を選べる。説明的文章の内容を把握し, ポイントを理解できる
8週 Unit 11 (Reading) 空欄に適する文の選択問題 説明文の中で, 内容を的確に表現するための語彙を選べる。説明的文章の内容を把握し, ポイントを理解できる
4thQ
9週 Unit 12 (Listening) 人と物の様子(2) ある場面の写真を見ながら英語を聞き, 状況を把握できる。英語の問いかけに対して適切な応答ができる。
10週 Unit 12 (Listening) 疑問詞(Why, What) の応答 対話を聞き, その内容のポイントを把握できる。説明やアナウンスを聞き, その内容のポイントを把握できる。
11週 Unit 13 (Reading) 接続詞、前置詞、関係詞 説明文の中で, 内容を的確に表現するための語彙を選べる。説明的文章の内容を把握し, ポイントを理解できる
12週 Unit 13 (Reading) 空欄に適する文の選択問題 説明文の中で, 内容を的確に表現するための語彙を選べる。説明的文章の内容を把握し, ポイントを理解できる
13週 Unit 14 (Listening) 平叙文の応答 ある場面の写真を見ながら英語を聞き, 状況を把握できる。英語の問いかけに対して適切な応答ができる。
14週 Unit 14 (Listening) 話し手の意図を問う問題 対話を聞き, その内容のポイントを把握できる。説明やアナウンスを聞き, その内容のポイントを把握できる。
15週 学年末試験 これまでの学習で理解したことを成果として表すことができる。
16週 学年末試験解答およびまとめ 学年末試験について,自らの問題点を把握し修正できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。4
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。4
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。4
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。4
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。4
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。4
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。4
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。4
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。4
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。4
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。4
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。4
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。4
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。4
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。4
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。4
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。4
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。4
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。4
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。4
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。4
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。4
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。4
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ小テスト合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000