到達目標
(1) 技術が,ものやシステムの複雑なつながりによって成り立っていることを理解する(定期試験)
(2) 自らの専門以外の一つ以上の分野について基礎的な知識を獲得する.(定期試験)
(3) 情報化社会における,情報セキュリティ技術の重要性を説明できる.(定期試験)
(4) 暗号やネットワークセキュリティ技術と不正アクセスに対する対処法を説明できる.(定期試験)
(5) 電圧・電流・抵抗の関係や電力と熱エネルギーについて理解できる.(定期試験)
(6) 家庭用電気機器のメカニズムや電力の発生・輸送について理解できる.(定期試験)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 技術が,ものやシステムの複雑なつながりによって成り立っていることを深く理解する | 技術が,ものやシステムの複雑なつながりによって成り立っていることを理解する | 技術が,ものやシステムの複雑なつながりによって成り立っていることを理解できていない |
評価項目2 | 自らの専門以外の一つ以上の分野について知識を獲得する | 自らの専門以外の一つ以上の分野について基礎的な知識を獲得する | 自らの専門以外の一つ以上の分野について基礎的な知識がないる |
評価項目3 | 情報化社会における,情報セキュリティ技術の重要性を詳しく説明できる | 情報化社会における,情報セキュリティ技術の重要性を説明できる | 情報化社会における,情報セキュリティ技術の重要性を説明できない |
評価項目4 | 暗号やネットワークセキュリティ技術と不正アクセスに対する対処法を詳しく説明できる | 暗号やネットワークセキュリティ技術と不正アクセスに対する対処法を説明できる | 暗号やネットワークセキュリティ技術と不正アクセスに対する対処法を説明できない |
学科の到達目標項目との関係
地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養 JABEE基準1(2)(a)
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論理的な記述力,口頭発表力,討議等のコミュニケーション能力 JABEE基準1(2)(f)
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自ら考える力を身につける 大分高専 学習教育目標(A1)
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表現する力、ディスカッションする力を身につける 大分高専 学習教育目標(C1)
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教育方法等
概要:
工学の相互関連性を理解し,技術が,ものやシステムの複雑なつながりによって成り立っていることを理解するためには,自分の専門以外の一つ以上の分野についても基礎的な知識を持っていることが有用である.そこで,本つながり工学では,機械環境システム工学専攻および電気電子情報工学専攻の学生が,互いに他の専攻の専門分野の基礎知識を獲得することを目指している.このための題材として,工学を農学に応用する場合を想定した話題も用いながら,工学技術を総合的に俯瞰できるようになるための基礎力を培う.
授業の進め方・方法:
専門分野として学んで来た内容とは大きく異なり,戸惑いもあるかと思うが,同じ工学の内容である.前半は情報工学系を,後半は電気電子工学系の講義を行う.
総合評価=2回の定期試験の単純平均
総合評価が60点以上を合格とする.
原則として再試験は実施しない.
注意点:
専門分野として学んで来た内容とは大きく異なり,戸惑いもあるかと思うが,同じ工学の内容である.前半は情報工学系を,後半は電気電子工学系の講義を行う.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
情報セキュリティ技術 セキュリティへの脅威,対策 |
セキュリティへの脅威にたいする対策について学ぶ
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2週 |
共通鍵暗号 ブロック暗号の構造 |
共通鍵暗号の仕組みについて学ぶ
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3週 |
公開鍵暗号 公開鍵暗号の原理,実現方法 |
公開鍵暗号の原理,実現方法について学ぶ
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4週 |
ディジタル署名とハッシュ関数 ディジタル署名の概要 |
ディジタル署名について仕組みを学ぶ
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5週 |
公開鍵暗号認証基盤(PKI) 現代社会を支えるPKI |
公開鍵暗号認証基盤(PKI)について学ぶ
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6週 |
不正アクセスとネットワークセキュリティ |
不正アクセスとネットワークセキュリティについて学ぶ
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7週 |
耐タンパ技術とバイオメトリクス |
情報セキュリティ技術についての知識を得て、実社会で応用できる知識を学ぶ
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
後期中間試験の解答と解説 第1章 電気電子工学の基礎 1.1 電気技術利用の歴史 |
気技術の歴史的な発展を探る.
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10週 |
1.2 電気回路の要素 |
電気回路を構成する要素を調べる.
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11週 |
1.3 電圧・電流・抵抗 |
電気の正体と電圧・電流の関係を学ぶ.
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12週 |
1.4 電力と熱エネルギー 第2章 電気機器と電力システム |
電気エネルギーと電力・電力量について学び,電気の持つ“パワー”を探る.
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13週 |
2.1 家庭用各種電気機器 |
身の回りにある各種家庭用電気機器について調べ,その技術要素を学ぶ.
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14週 |
2.2 電動機や発電機,発電と送配電 |
各種電動機・発電機の特性やこれを制御する半導体電力変換装置,ならびに発送配電と系統運転について学ぶ.
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15週 |
期期末試験 |
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16週 |
後期期末試験の解答と解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 50 |
専門的能力 | 50 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 |