到達目標
①エネルギー資源問題について説明できる。
②水力・火力・原子力発電の原理および各発電の主要設備を説明できる。
③新エネルギー・再生可能エネルギーを用いた発電の概要を説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | エネルギー資源問題について説明できる。 | エネルギー資源問題について理解できる。 | エネルギー資源問題について理解できていない。 |
評価項目2 | 水力・火力・原子力発電の原理および各発電の主要設備を説明できる。 | 水力・火力・原子力発電の原理および各発電の主要設備を理解できる。 | 水力・火力・原子力発電の原理、各発電の主要設備を理解できていない。 |
学科の到達目標項目との関係
Ⅰ 人間性
Ⅱ 実践性
Ⅲ 国際性
CP1 実践的技術者に必要な科学的基礎知識とリベラルアーツ
CP2 各系の工学的専門基盤知識,および実験・実習および演習・実技を通してその知識を社会実装に応用・実践できる力
教育方法等
概要:
資源の少ない我国にとって重要なエネルギー問題について考える。我国はエネルギーの9割以上を輸入している。石油、天然ガス、原子力、石炭、水力、再生可能エネルギーなど、個別のエネルギー毎の起源、エネルギー資源としての利用の仕組みを学び、各エネルギーの現状と課題を考察する。
授業の進め方・方法:
①教科書をもとに作成した自作資料等を使い授業を進める。
②単元終了後、課題を解き提出することとする。
この科目は、学修単位科目のため、事前、事後学習として、レポート等の提出をしてもらいます。
注意点:
①課題は、期限までに提出すること。
②評価は小テスト及び定期試験8割、課題2割で評価する。
③学業成績が60点未満のものに対して再試験を実施する場合がある。この場合、再試験の成績は定期試験の成績に置き換えて再評価を行う。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
1.序論 |
環境とエネルギー、エネルギーの種類と分類、エネルギー変換と単位が説明できる。
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2週 |
1.序論 |
エネルギー資源、世界と日本のエネルギー事情が説明できる。
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3週 |
2.化石燃料エネルギー |
石炭(種類と用途、成分、資源量と消費量、利用法)、石油(歴史と生産法、資源量、産地と生産量)
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4週 |
2.化石燃料エネルギー |
天然ガス(LNG,シェールがス、炭層メタン、メタンハイドレート)、その他の化石燃料エネルギーについて説明できる。
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5週 |
3.電力 |
発電システムの種類、日本の電力事情、火力発電技術について説明できる。
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6週 |
3.電力 |
燃料電池、廃棄物発電について説明できる。
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7週 |
4.自然エネルギー |
水力エネルギー、地熱エネルギー、太陽エネルギーについて説明できる。
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8週 |
前半授業のまとめ |
授業のまとめと振返り(小テスト)
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4thQ |
9週 |
4.自然エネルギー |
風力エネルギー、バイオマスエネルギーについて説明できる。
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10週 |
4.自然エネルギー |
海洋エネルギー、新エネルギーの導入量と価格について説明できる。
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11週 |
5.核エネルギー |
核分裂反応、原子力発電について説明できる。
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12週 |
5.核エネルギー |
原子力発電の現状と将来、核燃料資源について説明できる。
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13週 |
5.核エネルギー |
核廃棄物の処理と核燃料サイクル、核融合エネルギーの利用について説明できる。
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14週 |
6.省エネルギー |
エネルギー生産効率の向上、エネルギー利用効率の向上について説明できる。
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15週 |
6.省エネルギー |
エネルギーの回収利用、我国の省エネルギーの実績と今後の課題について説明できる。
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |