英語総合

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 英語総合
科目番号 0001 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境建設工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 授業時に配布するプリント
担当教員 山本 長紀

到達目標

英語で書かれた新聞記事や学術論文などを読み、理解することができる。学生は読んだ英文に基づき、自分の考えを口頭で、または文章でまとめられることを目指すとともに、ペア、グループ単位で議論を行う。前期終了時には、グループでの議論を全体に発表し、英文読解に基づいた議論を行うことを目指す。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
英字新聞や英語の学術論文の読解英文を読解し、その内容をほとんど理解することができる英文を読解し、いくつかわからないところがあるものの、内容を理解することができる英文を読むが、多くの部分の内容を理解できない
英文読解に基づいた議論と発表英文読解に基づき深い議論を行い発表をすることができる英文読解に基づき議論を行い発表をすることができる英文読解に基づかない議論をし、不十分な発表をする

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
本授業では、工学に限らない専門的な内容の英文を読解し、その理解に基づいた議論を行えるようをトレーニングする。授業形式は講義ではなく演習である。専攻科入学時の英語力を履修者が身に着けていることを前提とし、英文読解課題を提示し、履修者が各自事前に読解を行う。授業では英文読解の内容に基づき、ペアやグループで議論を行う。複数のペア、グループでの議論を通して、自らの疑問は考えを発すること身に着ける。ペア、グループでの議論を土台に、全体での議論に結び付けられる発表を行う。
授業の進め方・方法:
本授業では、事前に指定する英文の読解を、授業前に行ってくることが前提となる。この前提なしには授業への参加は認められない。授業中には自ら積極的に疑問や考えを発し、履修者同士が議論・発表を行うことが求められる。
注意点:
事前に配布する英文を授業前に読んでこない場合、授業評価の「授業への参加」が認められない。授業中には、積極的に議論を行うことが求められ、積極的に発言する履修者は「授業中の態度」をすすんで評価を行う。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 英語文献講読1−1 英語で書かれた論文の内容を理解する
3週 英語文献講読1−2 英語で書かれた論文の内容を理解する
4週 口頭発表1 読解した内容について、要旨を作成し、口頭で発表する
5週 英語文献講読2−1 英語で書かれた論文の内容を理解する
6週 英語文献講読2−2 英語で書かれた論文の内容を理解する
7週 口頭発表2 読解した内容について、要旨を作成し、口頭で発表する
8週 英語文献講読3−1 英語で書かれた論文の内容を理解する
2ndQ
9週 英語文献講読3−2 英語で書かれた論文の内容を理解する
10週 英語文献講読3−3 英語で書かれた論文の内容を理解する
11週 英語文献講読3−4 英語で書かれた論文の内容を理解する
12週 英語文献講読3−5 英語で書かれた論文の内容を理解する
13週 グループ発表準備 グループでこれまで読解した英文の内容を確認する
14週 グループ発表準備 グループでこれまで読解した英文の内容を確認する
15週 グループ発表 読解した論文について、各自の研究内容と関連させ口頭で発表する
16週 グループ発表 読解した論文について、各自の研究内容と関連させ口頭で発表する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。4
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。4
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。4
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。4
英語運用能力の基礎固め平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。4
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。4
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。4
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。4
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。4

評価割合

期末課題授業への参加授業中の態度発表合計
総合評価割合20204020100
基礎的能力20204020100