日本史学特論

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 日本史学特論
科目番号 0016 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気情報システム専攻(先端融合テクノロジー連携教育プログラム) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:プリントを配布する.参考書:授業で随時紹介する.
担当教員 二星 潤

到達目標

授業の内容と配布資料の情報を関連づけて理解した上で,論述問題をまとめることができることにより,学習・教育目標の(A-1)の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1,授業の内容と配布資料の情報を関連づけて理解できる.資料の意義を解説することができる.資料を正しく読むことができ,内容も説明できる.資料の内容を説明できない.
2.授業の内容について,論述問題をまとめることができる.歴史的な諸問題を現代の諸問題と関連付けて論述できる.歴史的な諸問題について,授業の内容をまとめて論述できる.授業の内容について,論述できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本史の諸資料を解釈する方法を学んだ上で,自身で諸資料を解釈してプレゼンテーションをすることを通じて,日本史の特色についての認識を深めて歴史的思考力を培う.
授業の進め方・方法:
・授業の前半は,講義形式を中心とする.
・講義で日本史の諸資料の解釈方法を学んだ後,学生によるプレゼンテーションを行うため,積極的な参加姿勢が求められる.

なお,この科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要である.事前・事後学習として課題等を与える.
注意点:
<成績評価>期末試験(70%)とプレゼンテーション(30%)で(A-1)を評価し,6割以上の得点で合格とする.
<オフィスアワー> 木曜日 16:00 ~ 17:00,管理・一般科棟3F西 二星潤教員室
<先修科目・後修科目>なし.
<備考>履修条件として,歴史の基本的な知識(本科1年「世界史」・2年「日本史」レベル)を持っていることが望ましい.それらの知識が不足している場合は,各自が事前に補っておくことが必要である.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 日本史の学び方 日本史を学ぶ目的を考える.
2週 日本史の史料(1) 日本史の史料の特徴について学ぶ.
3週 日本史の史料(2) 日本史の史料の扱い方について学ぶ.
4週 古代の寺社(1) 東大寺などの寺社の建築を学ぶ.
5週 古代の寺社(2) 東大寺の大仏造営を学ぶ.
6週 古代の寺社(3) 東大寺や大仏が作られた歴史的背景を知る.
7週 古代の都(1) 平城京以前の都について学ぶ.
8週 古代の都(2) 長岡京と平安京の造営について学ぶ.
2ndQ
9週 古代の都(3) 古代の都が作られた歴史的背景を知る.
10週 プレゼンテーション(1) 学生によるプレゼンテーションと質疑応答を行う.
11週 プレゼンテーション(2) 学生によるプレゼンテーションと質疑応答を行う.
12週 プレゼンテーション(3) 学生によるプレゼンテーションと質疑応答を行う.
13週 プレゼンテーション(4) 学生によるプレゼンテーションと質疑応答を行う.
14週 プレゼンテーション(5) 学生によるプレゼンテーションと質疑応答を行う.
15週 授業のまとめ 日本史の特色は何かを考える.
16週 達成度試験

評価割合

試験小テスト平常点レポートその他合計
総合評価割合7000300100
配点7000300100