到達目標
授業の内容と配布資料の情報を関連づけて理解した上で,論述問題をまとめることができることにより,学習・教育目標の(A-1)の達成とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1,授業の内容と配布資料の情報を関連づけて理解できる. | 資料の意義を解説することができる. | 資料を正しく読むことができ,内容も説明できる. | 資料の内容を説明できない. |
2.授業の内容について,論述問題をまとめることができる. | 歴史的な諸問題を現代の諸問題と関連付けて論述できる. | 歴史的な諸問題について,授業の内容をまとめて論述できる. | 授業の内容について,論述できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
日本史の諸資料を解釈する方法を学んだ上で,自身で諸資料を解釈してプレゼンテーションをすることを通じて,日本史の特色についての認識を深めて歴史的思考力を培う.
授業の進め方・方法:
・授業の前半は,講義形式を中心とする.
・講義で日本史の諸資料の解釈方法を学んだ後,学生によるプレゼンテーションを行うため,積極的な参加姿勢が求められる.
なお,この科目は学修単位科目であり,授業時間30時間に加えて,自学自習時間60時間が必要である.事前・事後学習として課題等を与える.
注意点:
<成績評価>期末試験(70%)とプレゼンテーション(30%)で(A-1)を評価し,6割以上の得点で合格とする.
<オフィスアワー> 木曜日 16:00 ~ 17:00,管理・一般科棟3F西 二星潤教員室
<先修科目・後修科目>なし.
<備考>履修条件として,歴史の基本的な知識(本科1年「世界史」・2年「日本史」レベル)を持っていることが望ましい.それらの知識が不足している場合は,各自が事前に補っておくことが必要である.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
日本史の学び方 |
日本史を学ぶ目的を考える.
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2週 |
日本史の史料(1) |
日本史の史料の特徴について学ぶ.
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3週 |
日本史の史料(2) |
日本史の史料の扱い方について学ぶ.
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4週 |
古代の寺社(1) |
東大寺などの寺社の建築を学ぶ.
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5週 |
古代の寺社(2) |
東大寺の大仏造営を学ぶ.
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6週 |
古代の寺社(3) |
東大寺や大仏が作られた歴史的背景を知る.
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7週 |
古代の都(1) |
平城京以前の都について学ぶ.
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8週 |
古代の都(2) |
長岡京と平安京の造営について学ぶ.
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2ndQ |
9週 |
古代の都(3) |
古代の都が作られた歴史的背景を知る.
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10週 |
プレゼンテーション(1) |
学生によるプレゼンテーションと質疑応答を行う.
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11週 |
プレゼンテーション(2) |
学生によるプレゼンテーションと質疑応答を行う.
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12週 |
プレゼンテーション(3) |
学生によるプレゼンテーションと質疑応答を行う.
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13週 |
プレゼンテーション(4) |
学生によるプレゼンテーションと質疑応答を行う.
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14週 |
プレゼンテーション(5) |
学生によるプレゼンテーションと質疑応答を行う.
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15週 |
授業のまとめ |
日本史の特色は何かを考える.
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16週 |
達成度試験 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
配点 | 70 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |