Course Objectives
数学の各項目が建築でどう使われるか説明できる。
1.建築における諸現象の数学的表出について説明できる。
2.建築における微分方程式の利用について説明できる。
3.建築における数値計算に関わる問題点を説明できる。
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
建築における諸現象の数学的表出について説明できる。 | 建築における諸現象の数学的表出について十分に理解し,明確に説明できる。 | 建築における諸現象の数学的表出について概ね説明できる。 | 建築における諸現象の数学的表出について説明できない。 |
建築における微分方程式の利用について説明できる。 | 建築における微分方程式の利用について十分に理解し,明確に説明できる。 | 建築における微分方程式の利用について概ね説明できる。 | 建築における微分方程式の利用について説明できない。 |
建築における数値計算に関わる問題点を説明できる。 | 建築における数値計算に関わる問題点を十分に理解し,明確に説明できる。 | 建築における数値計算に関わる問題点を概ね説明できる。 | 建築における数値計算に関わる問題点を説明できない。 |
Assigned Department Objectives
Teaching Method
Outline:
数学の各項目が建築でどう使われるか,利用の例を中心に説明してゆく。
Style:
1.授業内容は講義を基本として行う。
2.建築で利用する数学について,利用の方法や,結果としての現象の特性,の理解を図る。
Notice:
建築や各自のテーマへの応用可能性が主眼になるので,その観点から自ら理解をつなげて欲しい。
Course Plan
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Theme |
Goals |
2nd Semester |
3rd Quarter |
1st |
連立1次方程式-トラスを例に |
連立1次方程式の例(トラス)を理解する。
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2nd |
連立1次方程式-たわみ角法を例に |
連立1次方程式の例(たわみ角法によるラーメン)を理解する。
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3rd |
連立1次方程式-増分解析,行列式,安定・不安定, 弾塑性発散 |
連立1次方程式で起きる物理的諸問題を理解する。
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4th |
空間幾何-内積・外積・座標変換 |
空間幾何へのベクトル・行列の適用を理解する。
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5th |
確率・統計-外力を例に |
確率・統計が外力でどう使われているか理解する。
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6th |
固有値解析-振動モードを例に |
固有値解析の例(振動モード)を理解する。
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7th |
複素関数-振動の表現 |
複素関数による振動の表現を理解する。
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8th |
フーリエ変換-時間領域と周波数領域 |
フーリエ変換による時間領域と周波数領域での表現を理解する。
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4th Quarter |
9th |
偏微分方程式-有限要素を例に |
偏微分方程式の例(有限要素)を理解する。
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10th |
解けない微分方程式-数値解と微分・積分 |
解けない微分方程式が多く,数値解に依存する状況を理解する。
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11th |
熱伝導方程式-火災時の裏面温度や冷暖房を例に |
熱伝導方程式の特性(裏面温度や冷暖房)を理解する。
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12th |
拡散方程式-コンクリートの強度発現・水分移動を例に |
拡散方程式の特性(物質移動)を理解する。
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13th |
波動方程式-地震波,津波 |
波動方程式の特性(地震波・津波)を理解する。
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14th |
数値解析-非線形増分解析 |
数値解析(非線形増分解析)で起きる事を理解する。
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15th |
数値解析-複合非線形解析 |
数値解析(複合非線形解析)で起きる事を理解する。
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16th |
期末試験 |
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Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | Total |
Subtotal | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |