到達目標
基本的な遺伝子工学技術,モデルコアカリキュラムの生体の恒常性(基礎生物)の項目および遺伝子工学の基本的技術について理解し,説明できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 基本的な遺伝子工学技術を理解し,様々な知識と融合できる. | 基本的な遺伝子工学技術を理解し,知識を適用できる. | 基本的な遺伝子工学技術を理解せず,知識を適用できない. |
評価項目2 | 生体の恒常性について理解し,様々な知識と融合できる. | 生体の恒常性について理解し,知識を適用できる. | 生体の恒常性について理解せず,知識を適用できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
基本的な遺伝子工学技術,生体の恒常性に関する内容を系統的かつトピックスを交えて教授することで,原則の理解と知識の適用力を身につける.4.すべての人に健康と福祉を
授業の進め方・方法:
教科書を中心に講義形式で行う.
注意点:
生物工学基礎および低学年時の化学・生物の基礎科目の内容を十分に理解しておくこと.予習と復習を十分に行うこと.教科書にある練習問題は必ず授業外学習として解いて,理解を深めること.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
組換えDNA技術 |
組換えDNA技術の概要を理解する
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2週 |
DNA分子の操作と分析 |
DNA分子の操作と分析を理解する
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3週 |
細菌を使うDNAクローニング |
細菌を使うDNAクローニングを理解する
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4週 |
PCRによるクローニング |
PCRによるクローニングを理解する
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5週 |
遺伝子機能の探求 塩基配列の決定法 |
塩基配列の決定法を理解する
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6週 |
遺伝子の発現解析法 レポーター遺伝子解析法 |
遺伝子の発現解析法,レポーター遺伝子解析法を理解する
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7週 |
遺伝子改変法 組換えDNAによる遺伝子発現 |
遺伝子改変法,組換えDNAによる遺伝子発現を理解する
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
中間試験の確認 膜の構造I |
中間試験の結果と理解度を確認する 脂質二重層について理解する
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10週 |
膜の構造II |
膜タンパク質について理解する 受容体について理解する
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11週 |
膜の構造III 細胞のシグナル伝達I |
膜輸送について理解する 細胞のシグナル伝達の一般原理について理解する
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12週 |
細胞のシグナル伝達II |
シグナル分子とフィードバック調節について理解する
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13週 |
恒常性 免疫I |
恒常性について理解する 免疫と生体防御について理解する
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14週 |
免疫II |
自然免疫と獲得免疫について理解する
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
答案返却 |
期末試験の結果と理解度を確認する
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 基礎生物 | 細胞膜を通しての物質輸送による細胞の恒常性について説明できる。 | 4 | 前9,前10 |
フィードバック制御による体内の恒常性の仕組みを説明できる。 | 4 | 前11 |
情報伝達物質とその受容体の働きを説明できる。 | 4 | 前12 |
免疫系による生体防御のしくみを説明できる。 | 4 | 前13,前14 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |