品質管理

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 品質管理
科目番号 5C013 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 創造工学科(応用化学コース) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 後期:1
教科書/教材
担当教員 堀田 源治,藤本 大輔

到達目標

1 品質管理の基礎的な事項を説明できる。
2 品質管理の実践などについて説明できる。
3 品質を改善する手法を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1学習した品質管理の基礎的事項ついて詳細に説明できる。いくつかの品質管理の基礎的事項について説明できる。品質管理の基礎的事項について説明できない。
評価項目2学習した品質管理の実践方法ついて詳細に説明できるいくつかの品質管理の実践方法について説明できる。品質管理の実践方法について説明できない。
評価項目3学習した品質の改善方法ついて詳細に説明できるいくつかの品質の改善方法ついて説明できる。品質の改善方法ついて説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 B-4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
品質管理とは、買手に満足して買っていただける品質の製品やサービスを開発し、生産し、販売し、その製品のサービスを適切に実行することである。
 品質管理技術者の任務は、信頼される製品・サービス等を社会に送り出すために製品の使用実績を把握した上で開発、製造、アフターサービスを行うために各工程で必要な標準書を作成し、これらを合理的に改定していくことにある。
 学生は商品の開発、製造の流れを理解し、品質管理とは何か、その方法、統計的な考え方、管理・改善の進め方を理解する。
授業の進め方・方法:
前半はテキストを用いて、品質管理の基礎的事項を理解してもらう。後半はQC検定3級程度の演習問題を解答してもらう。この科目は事前・事後学習としてレポート等を実施します。
注意点:
統計・確率の基礎知識を有することが望ましい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 品質と品質管理1 品質とは何かを説明できる。
2週 品質と品質管理2 品質管理とは何かを説明できる。
3週 品質保証と信頼性 品質保証とは何かを説明できる。
4週 QC的考え方 QC的考え方とは何か説明できる。
5週 QC的問題解決法1 QC的問題解決法が説明できる。
6週 QC的問題解決法2 QC的問題解決法を踏まえて、その改善を考案して説明できる。
7週 QC七つ道具 QC七つ道具について説明できて、活用できる。
8週 【前期中間試験】
4thQ
9週 QC七つ道具の演習1 パレート図を説明できる。特性要因図を説明できる。
10週 QC七つ道具の演習2 ヒストグラムを説明できる。チェックシートを説明できる。
11週 QC七つ道具の演習3 散布図を説明できる。グラフと管理図を説明できる
12週 工程の改善と解析 改善の考え方を説明できる。
工程能力について説明できる。
13週 工程の改善と解析 改善手順を考案して、説明できる。
14週 品質マネジメントシステム ISO9000導入の利点・欠点、規格の構成及び要求事項を説明できる。
15週 前期末試験
16週 テスト返却と解説 定期試験の内容を理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合801000100100
基礎的能力0000000
専門的能力801000100100
分野横断的能力0000000