| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
金属材料の結晶構造 | 金属結晶構造の原子配置を説明でき、充填率、配位数、原子間距離等の計算ができる。 | 教科書等の参考情報により、金属結晶構造の原子配置を説明でき、充填率、配位数、原子間距離等の計算ができる。 | 教科書等の参考情報を参照しても、金属結晶構造の原子配置を説明でき、充填率、配位数、原子間距離等の計算ができない。 |
結晶系とブラベー格子 | 14種類のブラベー格子を図示し、説明できる。 | 教科書等の参考情報により、14種類のブラベー格子を図示し、説明できる。 | 教科書等の参考情報を参照しても、14種類のブラベー格子を図示し、説明できない。 |
ミラー指数 | 結晶面や結晶方位をミラー指数で表すことができる。 | 教科書等の参考情報により、結晶面や結晶方位をミラー指数で表すことができる。 | 教科書等の参考情報を参照しても、結晶面や結晶方位をミラー指数で表すことができない。 |
転位の運動と塑性変形 | 金属多結晶の塑性変形を転位の運動の関連付けて説明できる。 | 教科書等の参考情報により、金属多結晶の塑性変形を転位の運動の関連付けて説明できる。 | 教科書等の参考情報を参照しても、金属多結晶の塑性変形を転位の運動の関連付けて説明できる。 |
多結晶体の強化機構 | 代表的な強化機構(粒界強化・固溶強化・析出強化)を説明でき、強化の度合いを定量的に示せる。 | 教科書等の参考情報により、代表的な強化機構(粒界強化・固溶強化・析出強化)を説明でき、強化の度合いを定量的に示せる。 | 教科書等の参考情報を参照しても、代表的な強化機構(粒界強化・固溶強化・析出強化)を説明できない。 |
機械試験法 | 材料の強度を表す指標とそれを定量的に測定するための機械試験法を説明できる。 | 教科書等の参考情報により、材料の強度を表す指標とそれを定量的に測定するための機械試験法を説明できる。 | 教科書等の参考情報を参照しても、材料の強度を表す指標とそれを定量的に測定するための機械試験法を説明できない。 |
平衡状態図 | 基本平衡状態図の模式図が描け、どのような反応なのかを説明できる。加えて、状態図において温度と組成が指定された物質に含まれる相とその相の割合を説明できる。 | 教科書等の参考情報により、基本平衡状態図の模式図が描け、どのような反応なのかを説明できる。加えて、状態図において温度と組成が指定された物質に含まれる相とその相の割合を説明できる。 | 教科書等の参考情報を参照しても、基本平衡状態図の模式図が描け、どのような反応なのかを説明できない。 |
金属結晶中の拡散現象 | 金属中の拡散機構を数式を用いて説明できる。 | 教科書等の参考情報により、金属中の拡散機構を数式を用いて説明できる。 | 教科書等の参考情報を参照しても、金属中の拡散機構を説明できない。 |
金属結晶の回復と再結晶 | 金属組織の回復現象や再結晶現象をひずみエネルギーの観点から説明できる。 | 教科書等の参考情報により、金属組織の回復現象や再結晶現象をひずみエネルギーの観点から説明できる。 | 教科書等の参考情報を参照しても、金属組織の回復現象や再結晶現象をひずみエネルギーの観点から説明できない。 |
鉄鋼材料の組織形成
(拡散変態) | 鉄鋼材料に見られる代表的な組織を鉄-炭素系状態図を用いて説明でき、組織名を挙げられる。 | 教科書等の参考情報により、鉄鋼材料に見られる代表的な組織を鉄-炭素系状態図を用いて説明でき、組織名を挙げられる。 | 教科書等の参考情報を参照しても、鉄鋼材料に見られる代表的な組織を鉄-炭素系状態図を用いて説明できない。 |
鉄鋼材料の組織形成
(無拡散変態) | 鉄鋼材料におけるマルテンサイト変態の特性を説明できる。 | 教科書等の参考情報により、鉄鋼材料におけるマルテンサイト変態の特性を説明できる。 | 教科書等の参考情報を参照しても、基鉄鋼材料におけるマルテンサイト変態の特性を説明できない。 |