CAD実習

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 CAD実習
科目番号 0050 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産デザイン工学科(機械創造システムコース) 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 独自の資料配布
担当教員 吉武 靖生

到達目標

1.CADシステムの基本操作(起動、終了、画面操作、ファイル操作)が行える。
2.簡単な部品のモデリングを行うことができる。
3.簡単な部品のアセンブリを行うことが出来る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1CADシステムの基本操作を行うことができる。資料を参照しながらCADシステムの基本操作を行うことができる。資料を参照してもCADシステムの基本操作を行うことができない。
評価項目2簡単な部品のモデリングを行うことができる。資料を参照しながら簡単な部品のモデリングを行うことができる。資料を参照しても簡単な部品のモデリングを行うことができない。
評価項目3簡単なアセンブリモデリングを行うことができる。資料を参照しながら簡単なアセンブリモデリングを行うことができる。資料を参照しても簡単なアセンブリモデリングを行うことができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B① 専門分野における工学の基礎を理解できる。
学習・教育到達度目標 B② 自主的・継続的な学習を通じて、専門工学の基礎科目に関する問題を解くことができる。

教育方法等

概要:
機械設計および機械製図で必須となる3次元CADについて、実習にてシステムの基本操作(起動、終了、画面操作、ファイル操作)を習得して、簡単な部品のモデリングとアセンブリを行えるようにする。以降で履修する、CADを必要とする専門科目の「機械製図」、「設計工学」、「創造デザイン演習」への導入となる。
授業の進め方・方法:
授業前半ではCADシステムの操作方法やモデリング方法についての簡単な説明を行い、授業後半では演習問題を通じてCADシステムの操作方法を習得する。
注意点:
大抵は資料に書かれているが、手取り足取り全ての作業を説明するわけではない。最低限の操作を覚えた後は、自分で考えてCADを駆使すること。
試験はない。課題で評価するので未提出、提出遅れは厳しく評価する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、スケッチ、押し出し PCのON/OFF、ソフト起動/終了
スケッチ、押し出しができる。
2週 押出しカット 押出しカットができる。
3週 回転、円形パターン、ミラー 回転、円形パターン、ミラーができる。
4週 スイープ、ロフト スイープ、ロフトができる。
5週 参照ジオメトリ 参照ジオメトリができる。
6週 課題作業日1 課題をこなす。
7週 課題作業日2 課題をこなす。
8週 課題作業日3 課題をこなす。
4thQ
9週 エンティティ変換、エンティティオフセット エンティティ変換、エンティティオフセットができる。
10週 ボルト、ナット ボルト、ナットをモデリングできる。
11週 アセンブリ、ねじ合致 アセンブリ、ねじ合致ができる。
12週 最終課題1 最終課題をこなす。
13週 最終課題2 最終課題をこなす。
14週 最終課題3 最終課題をこなす。
15週 最終課題4 最終課題をこなす。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野設計製図CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

演習・レポート合計
総合評価割合100100
基礎的能力100100