メカトロニクス

科目基礎情報

学校	仙台高等専門学校	開講年度	令和02年度 (2020年度)
授業科目	メカトロニクス
科目番号	0038	科目区分	専門 / 選択
授業形態	授業	単位の種別と単位数	学修単位: 2
開設学科	ロボティクスコース	対象学年	4
開設期	前期	週時間数	2
教科書/教材	なし/（参考書）ロボット制御学ハンドブック　編者：松野文俊　他 　発行所：近代科学社
担当教員	櫻庭 弘,鈴木 知真

到達目標

ロボットを制御するためのアクチュエータ・センサのモデリングができる。

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
アクチュエータのモデリング	参考書等を用いて、具体的な系のアクチュエータのモデリングを行うことができる。	参考書等を用いて、アクチュエータのモデリングについて説明できる。	参考書等を用いても、アクチュエータのモデリングについて説明できない。
センサのモデリング	参考書等を用いて、具体的な系のセンサのモデリングを行うことができる。	参考書等を用いて、センサのモデリングについて説明できる。	参考書等を用いても、センサのモデリングについて説明できない。

教育方法等

概要:

創造的で実践的な技術者を養成することを目標に、アクチュエータ・センサのモデリングに関する基礎的な知識と技術を習得する。これらの知識・技術は、実際のビジネスシーンに応えるために、デザイン思考（共感・問題定義・アイデア創出・プロトタイピング・検証）プロセスで活用できるものとして定着されることを目指す。

授業の進め方・方法:

本科目の内容は、教員の監督下でグループワーク等、受講者の能動的な活動を通してその習得を行う。
毎週、培った知識・技術をその振り返り、次回の目標等を週報としてまとめ、提出する。
事前学習（予習）：前回の授業内容を受けて、次回の授業での到達目標を考える。
事後学習（復習）：毎回の授業後に授業内容を振り返り、週報としてまとめる。

注意点:

・本科目では、高専機構が定めるモデルコアに基づく上記ルーブリックに準拠したCBTにより成績評価を行う。CBTは原則として、いつでも、何度でも受験可能とする。
・本科目で培った知識・技術は「ロボティクス実験Ⅱ」内のアクティビティにおいて活用することが好ましい。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	ガイダンス	授業概要・授業の進め方・成績評価の方法について説明できる。
		2週	アクティビティテーマの決定	社会的に新規性がある、価値あるテーマを設定できる。
		3週	DCモータのモデリング	DCモータのモデリングについて説明できる。
		4週	ACモータのモデリング	ACモータのモデリングについて説明できる。
		5週	油圧シリンダのモデリング	油圧シリンダのモデリングについて説明できる。
		6週	空気圧シリンダのモデリング	空気圧シリンダのモデリングについて説明できる。
		7週	成果発表のための準備	これまでの成果をまとめ、発表の準備ができる。
		8週	成果発表	成果の発表・意見交換を行い、今後の予定に取り入れられる。
	2ndQ
		9週	力・トルクセンサのモデリング	力・トルクセンサのモデリングについて説明できる。
		10週	ジャイロセンサのモデリング	ジャイロセンサのモデリングについて説明できる。
		11週	加速度センサのモデリング	加速度センサのモデリングについて説明できる。
		12週	画像計測のモデリング①	カメラを用いた画像撮影について説明できる。
		13週	画像計測のモデリング②	３次元空間と画像の関係を説明できる。
		14週	画像計測のモデリング③	画像による３次元計測を説明できる。
		15週	成果発表のための準備	これまでの成果をまとめ、発表の準備ができる。
		16週	成果発表	成果の発表・意見交換を行い、今後の予定に取り入れられる。

評価割合

	試験	発表	相互評価	態度	ポートフォリオ	その他	合計
総合評価割合	100	0	0	0	0	0	100
基礎的能力	0	0	0	0	0	0	0
専門的能力	100	0	0	0	0	0	100
分野横断的能力	0	0	0	0	0	0	0