到達目標
1. 各分野における基礎学力の修得
2. 俯瞰力、応用力の養成
3. 論理的表現によるプレゼンテーション能力の養成
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
ものづくり | ものづくりのための計画、調達、製造、評価の一点の流れを自ら設定できる。 | 担当教員の助言により、ものづくりのための計画、調達、製造、評価の一点の流れを自ら設定できる。 | 担当教員の助言があっても、ものづくりのための計画、調達、製造、評価の一点の流れを自ら設定できない。 |
論文レビュー・発表 | 自身の研究テーマに関係する複数の英語論文をまとめ、その分野の課題やテーマの新規性を論理的に他者に説明・解説することができる。 | 自身の研究テーマに関係する複数の英語論文をまとめることができる。 | 自身の研究テーマに関係する複数の英語論文をまとめることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
ディプロマポリシー DP3 ◎
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地域志向 〇
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教育方法等
概要:
【前半】
授業で学んだ項目を「知っていること」と「使えること」には隔たりがあり、実務では後者の応用力・適用力が重視される。学問が細分化され、より複雑な問題を解決する能力が強く求められており、旧来の暗記型ではなく、学んだ知識を有機的に結び付けて相互作用を起こすことで「使える」知識となる。この点において、近年、STEAM教育が着目されており、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)。芸術・リベラルアーツ(Arts)、数学(Mathematics)の5つの観点を複合させ、課題発見力、俯瞰的かつ多角的な視点、新たな価値を創造する力を身に付けることにある。「A」の概念は従来の専門的な授業では不足しており、「感性」と「知識」を協同させる必要がる。そこで本授業において、五感に訴えるものづくりを通じて、これを養うことを目標とする。
【後半】
研究において、新規性やオリジナリティを発揮するには最新の研究成果をレビューし、世の中の動向を把握することで、自分の研究内容の位置づけを明確にする能力が求められる。また、研究職であれば、新規性の確認、製造職であれば世の中の流れを把握することで、自ら課題を設定することが重要となる。そこで自身の研究に関する論文レビューにより、これを養うことを目標とする。
授業の進め方・方法:
【前半】ある題材をテーマに、自身で必要なもの、スケジュール、方法などの段取りを整え、ものづくりを実践する。
【後半】研究テーマに関連した論文をまとめるとともに、自身の研究テーマの新規性・目的を授業時間内に発表する。
〇評価方法
・レポート70%、レビュー発表30%の割合で評価する。
・総合評点は100点満点として、60点以上を合格とする。
・補充試験は実施しない。
注意点:
・前半のものづくり体験は必要な資材等の手配など、全体スケジュールを勘案して進めること
・後半のレビュー発表は、学生間の相互評価を行う。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
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2週 |
ものづくり計画立案① |
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3週 |
ものづくり計画立案② |
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4週 |
試作① |
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5週 |
試作②、再設計 |
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6週 |
試作① |
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7週 |
製作① |
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8週 |
製作② |
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2ndQ |
9週 |
製作③ |
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10週 |
レビュー発表1 |
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11週 |
レビュー発表2 |
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12週 |
レビュー発表3 |
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13週 |
レビュー発表4 |
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14週 |
レビュー発表5 |
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15週 |
レビュー発表6 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 化学・生物系分野(実験・実習能力) | 化学工学実験 | 流体の関わる現象に関する実験を通して、気体あるいは液体の物質移動に関する原理・法則を理解し、物質収支やエネルギー収支の計算をすることができる。 | 5 | |
評価割合
| レポート | 発表 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 30 | 30 | 60 |
分野横断的能力 | 40 | 0 | 40 |