1. 班員と協力して、計画的に実験を遂行することができる。
2. 専門科目で学んだ知識を理解して、活用することができる。
3. 実験結果を報告書にまとめ、期限までに提出することができる。
概要:
本科目では、専門科目で学んだ知識を基に実験を行う。実験を通じて専門的知識の理解および計測技術を習得し、計画性や実行力を養う。実験後の報告書作成を通じて、事象の本質を把握し、第三者に伝える能力を養う。
本科目は、K-SEC対応科目である。
本科目の電子(弱電)系の実験テーマは、企業で電気電子工学に関する製品設計開発を担当していた教員(鷹林)がその経験を活かして行うものである。
本科目は、以下に挙げるSDGs (Sustainable Development Goals) に関連するものである。
No. 4 質の高い教育をみんなに
No. 5 ジェンダー平等を実現しよう
No. 7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
No. 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
授業の進め方・方法:
実験に入る前に、安全教育と実験に関する基礎知識について講義と実習を行う。実験は班単位(4名程度で構成)で行う。
実験は、電子(弱電)系と電機(強電)系の2分野について行う。また、情報セキュリティーに関する教育も併せて行う。
実験終了後は、実験報告書(レポート)を提出する。締め切りは実施後1週間以内を基本とする。
提出されたレポートの内容について、前後期それぞれで指導を行う。
注意点:
全実験項目を実施しレポートを提出すること。評価はレポート100%で行う。提出期限を厳守すること。
1通でも未提出のレポートがある場合は、未履修とする。
実験日に欠席した場合、担当教員と相談の上、実験日を決定し実施すること。
これまでに学んだ専門科目を復習しておくこと。並行して開講される専門科目の内容も必要とする場合もあるので、その理解に努めておくこと。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、安全教育 |
本科目の位置づけ、必要性、到達目標、評価方法について理解できること。安全教育を通して、実験実習中における安全に関する事項を理解・認識できること。
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2週 |
実験に関する基礎知識 (1) |
実験を行う上で必要な基礎知識を習得できること。
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3週 |
バイポーラジャンクショントランジスタ(BJT)の静特性 |
実験内容を理解、測定、評価報告することができること。
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4週 |
BJTのhパラメータ測定 |
実験内容を理解、測定、評価報告することができること。
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5週 |
回路シミュレータによる電子回路解析 |
実験内容を理解、測定、評価報告することができること。
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6週 |
電界効果トランジスタ(FET)の基礎特性 |
実験内容を理解、測定、評価報告することができること。
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7週 |
BJTの低周波増幅回路 |
実験内容を理解、測定、評価報告することができること。
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8週 |
負帰還増幅器 |
実験内容を理解、測定、評価報告することができること。
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2ndQ |
9週 |
レポート指導 (1) |
これまでに提出したレポートの内容確認を行い、今後の作成に活かすことができること。
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10週 |
単相変圧器の特性試験 |
実験内容を理解、測定、評価報告することができること。
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11週 |
単相三線式結線の特性試験 |
実験内容を理解、測定、評価報告することができること。
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12週 |
返還負荷法による変圧器負荷試験 |
実験内容を理解、測定、評価報告することができること。
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13週 |
単相変圧器による三相接続 |
実験内容を理解、測定、評価報告することができること。
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14週 |
単相変圧器の実負荷試験 |
実験内容を理解、測定、評価報告することができること。
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15週 |
レポート指導 (2) |
これまでに提出したレポートの内容確認を行い、今後の作成に活かすことができること。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
情報セキュリティー (K-SEC) |
情報セキュリティーに関する知識を習得すること。
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2週 |
実験に関する基礎知識 (2) |
実験を行う上で必要な基礎知識を習得できること。
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3週 |
バイアス回路 |
実験内容を理解、測定、評価報告することができること。
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4週 |
CR微分・積分回路 |
実験内容を理解、測定、評価報告することができること。
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5週 |
CR発振回路 |
実験内容を理解、測定、評価報告することができること。
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6週 |
オペアンプの特性 |
実験内容を理解、測定、評価報告することができること。
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7週 |
フォトカプラ |
実験内容を理解、測定、評価報告することができること。
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8週 |
デジタルICによる論理回路 |
実験内容を理解、測定、評価報告することができること。
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4thQ |
9週 |
レポート指導 (3) |
これまでに提出したレポートの内容確認を行い、今後の作成に活かすことができること。
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10週 |
三相誘導電動機の特性試験 |
実験内容を理解、測定、評価報告することができること。
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11週 |
巻線型三相誘導電動機のトルク特性 |
実験内容を理解、測定、評価報告することができること。
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12週 |
三相同期電動機の特性試験 |
実験内容を理解、測定、評価報告することができること。
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13週 |
三相交流発電機の特性試験 |
実験内容を理解、測定、評価報告することができること。
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14週 |
負荷の力率改善 |
実験内容を理解、測定、評価報告することができること。
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15週 |
レポート指導 (4) |
これまでに提出したレポートの内容確認を行い、今後の作成に活かすことができること。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 電気・電子系分野(実験・実習能力) | 電気・電子系分野(実験・実習能力) | 増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。 | 4 | 前3,前4,前5,前6,前7,前8,後3,後4,後5,後6,後7 |
論理回路の動作について実験結果を考察できる。 | 4 | 後8 |
トランジスタの電気的特性の測定法を習得し、その実験結果を考察できる。 | 4 | 前3,前4,前5,前6,前7,前8,後3,後4,後5,後6,後7 |
ディジタルICの使用方法を習得する。 | 4 | 後8 |