到達目標
1、文学書や思想書などに描かれた人物・情景・心情の表現とその効果を読みとることができる。
2、文学書や思想書などと人間・社会・自然との関係性を理解することができる。
3、自らの考えを論理的に組み立て、適切な表現を用いて論述することができる。
4、他者の意見を理解しつつ、自分の表現を明確に発表することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 日本と中国の文化交流の歴史を踏まえて専門的な問題を整理することができる。 | 日本と中国の文化交流の歴史を踏まえて基本的な問題を整理することができる。 | 日本と中国の文化交流の歴史を踏まえて基本的な問題を整理することができない。 |
評価項目2 | 日本と中国の漢字・漢文学を中心とする文化交流についての専門的知識を理解することができる。 | 日本と中国の漢字・漢文学を中心とする文化交流についての基礎的知識を理解することができる。 | 日本と中国の漢字・漢文学を中心とする文化交流についての基礎的知識を理解することができない。 |
評価項目3 | 異文化と同時に自文化についても複眼的、論理的に分析し、表現できる。 | 異文化と同時に自文化について表現できる。 | 異文化と同時に自文化について表現できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本講義では、近代日本の漢字文化を学ぶことを目的としている。アプローチの方法として、近代に至るまでの漢字・漢文を中心とする文化交流についての基礎的知識を習得し、日本の思想文化の特色に注意しながら、近代までの日本の漢字・漢文受容について史的に概説する。
授業の進め方・方法:
・授業では毎回テーマに沿った資料を配布し、それを参考にしながら進める。
・講義では資料の解説のほか補足説明もするので、各自で講義内容をノートに記録すること。
注意点:
講義中に参考文献を適宜紹介するので、できるだけ多くの文献を読んでほしい。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
講義の目的と概要と到達目標について理解できる。
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2週 |
漢字の発明(一) |
漢字の発明について説明できる。
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3週 |
漢字の発明(二) |
漢字の変遷について説明できる。
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4週 |
漢字の日本伝来 |
漢字の日本伝来について説明できる。
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5週 |
大陸交流と日本漢文の誕生(一) |
大陸交流と日本漢文の誕生について説明できる。
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6週 |
大陸交流と日本漢文の誕生(二) |
大陸交流と日本漢文の誕生について説明できる。
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7週 |
まとめ |
2週~6週目までの振り返り、各週の講義内容について説明できる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
平安時代の漢文学ー近代漢文学の端緒ー |
近代漢文学と比較して平安時代の漢文学について説明できる。
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10週 |
鎌倉時代の漢文学ー近代漢文学への変遷①ー |
近代漢文学と比較して鎌倉時代の漢文学について説明できる。
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11週 |
室町時代の漢文学ー近代漢文学への変遷②ー |
近代漢文学と比較して室町時代の漢文学について説明できる。
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12週 |
江戸時代の漢文学ー近代漢文学への変遷③ー |
近代漢文学と比較して江戸時代の漢文学について説明できる。
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13週 |
明治時代の漢文学ー近代漢文学の確立ー |
明治時代の漢学者とその作品について説明できる。
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14週 |
大正時代の漢文学 ー近代漢文学の確立ー |
大正時代の漢学者とその作品について説明できる。
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15週 |
まとめ・近代までの変遷と近代漢文学 |
9週~14週目までの振り返り、各週の講義内容について説明できる。
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16週 |
定期試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 演習・レポート | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 20 | 90 |
専門的能力 | 10 | 0 | 10 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |