到達目標
1.与えられた定数係数の2階線形微分方程式(非斉次・斉次)を解くことができる。
2.ベクトルの内積・外積・スカラー3重積を求めることができる。
3.勾配・発散・回転を求めることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 定数係数2階線形微分方程式(斉次・非斉次)の解法を説明できる。 | 定数係数2階線形微分方程式(斉次・非斉次)を解くことができる。 | 左記のことができない。 |
評価項目2 | ベクトルの内積・外積・スカラー3重積の性質を利用して応用問題を解くことができる。 | ベクトルの内積・外積・スカラー3重積を求めることができる。 | 左記のことができない。 |
評価項目3 | 勾配・発散・回転の性質を利用して応用問題を解くことができる。 | 勾配・発散・回転を求めることができる。 | 左記のことができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
定数係数2階線形微分方程式とベクトル解析(前半部分)の基本的な計算技術の習得を目標とする。これらは、工学の基礎となる部分である。
授業の進め方・方法:
講義と演習形式で行う。
必要に応じて適宜小テストを実施し、また演習課題レポート、宿題を課すことがある。
注意点:
合格点は60点である。
中間の成績は試験100%とする。前期末の成績は、学年総合評価と同じである。
学年総合評価=(前期中間試験・前期末試験の平均点)×0.7+(課題・小テストなど)×0.3
特に、レポート・宿題の未提出者は単位取得が困難となるので注意すること。
(講義を受ける前)しっかりと予習をしておくこと。
(講義を受けた後)復習を徹底し、分からない部分を理解できるようにしておくこと。講義1回あたりの自学自習時間は180分とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業ガイダンス 微分方程式の解 |
授業の進め方と評価の仕方を説明する。 微分方程式の基本用語について復習する。
|
2週 |
線形微分方程式 |
関数の線形独立性がわかる。 斉次・非斉次の2階線形微分方程式の一般解の形がわかる。
|
3週 |
定数係数斉次2階線形微分方程式 |
定数係数斉次2階線形微分方程式が解ける。
|
4週 |
定数係数非斉次2階線形微分方程式 |
定数係数非斉次2階線形微分方程式が解ける。
|
5週 |
演習 |
上記項目について学習した内容の総復習を行う。
|
6週 |
いろいろな線形微分方程式 |
連立線形微分方程式が解ける。
|
7週 |
演習 |
上記項目について学習した内容の総復習を行う。
|
8週 |
到達度試験(前期中間) |
上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する。
|
2ndQ |
9週 |
到達度試験の解説と解答 ベクトルの内積・空間ベクトルの外積 |
到達度試験の解説と解答 2本のベクトルの内積とその性質を説明でき、空間ベクトルの外積を求めることができる。
|
10週 |
空間ベクトルのスカラー三重積 スカラー場とベクトル場 |
空間ベクトルのスカラー3重積を求めることができる。 スカラー場とベクトル場の違いを説明できる。
|
11週 |
勾配 |
スカラー場の勾配の計算ができる。
|
12週 |
発散 |
ベクトル場の発散の計算ができる。
|
13週 |
回転 |
ベクトル場の回転の計算ができる。
|
14週 |
演習 |
上記項目について学習した内容の総復習を行う。
|
15週 |
到達度試験(前期末) |
上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する。
|
16週 |
到達度試験の解説と解答 |
到達度試験の解説と解答
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 到達度試験 | レポート・小テスト | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 30 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |