到達目標
1、16世紀の石見銀山開発と和銀の生産の増大が東西文明交流史・日本史の動きに大きな影響を与えたことを多角的・論理的に説明できる。
2、16世紀に出会った日本文化と西欧文化をさまざまな角度から比較できる。
3、今日の生活文化の中の南蛮文化に由来するモノ・コトを、過去の世界史レベルの交流から説明し、それらが日本文化に与えた影響や役割を述べることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 目標1を、開発・交流・国内の動きを相互に関連づけ、多角的・論理的に文章説明ができる。 | 目標1の事象・概要を、史実としてひととおり文章で説明できる。 | 目標1の動きを説明できない。
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評価項目2 | 16世紀日欧文化の違いを見出し、その由来について様々な角度から検証することができる。 | 16世紀日欧文化の違いを見出し、整理して述べることができる。
| 16世紀日欧文化の違いは認識できる。
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評価項目3 | 今日の生活文化の中に過去の世界史的交流の遺産を見出し、日本の今日に至る長い歴史の中における意義を述べることができる。 | 今日の生活文化の中に過去の世界史的交流の遺産を見出し、日本史への影響・意義を述べることができる。
| 世界史的交流の事象は見いだせても日本史への影響・意義までは述べられない。
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
石見銀山遺跡の世界遺産登録理由のひとつである「同銀山の開発によって東西文明間交流が促進された」ことと、それが以後の日本文化に与えた影響や意義について文献・考古遺物・歴史資料、そして外来の文物を通じて具体的に検証していく。また、博物館展観事業である世界遺産登録記念特別展のマネージメントから今日の異文化交流の在り方について考える。
授業の進め方・方法:
受講生に、画像を見、文献や古地図を読んでもらいながら、調べ学習を交えて異文化どうしの比較や外来文化のルーツを探ります。
注意点:
外来文化や異文化への知的好奇心が持てる学生諸君に受講してもらいたいと思います。歴史1で勉強した大航海時代の歴史と、歴史2で勉強した戦国・織豊政権・幕藩体制成立の歴史についておさらいをしておいてください。
なお、この科目は専攻科講義科目(2単位)であり、総学習時間は90時間である。(内訳は授業時間30時間、自学自習時間60時間である。)単位認定には60時間に相当する自学自習が必須であり、この学習時間には、担当教員からの自学自習課題、授業のための予習復習時間、理解を深めるための演習課題の考察時間、および試験準備のための学習時間を含むものとする。
本科目の区分
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 石見銀山遺跡の世界遺産登録
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1、16世紀の石見銀山開発と和銀の生産の増大が東西文明交流史・日本史の動きに大きな影響を与えたことを多角的・論理的に説明できる。
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2週 |
生活の中に大航海時代の外来文化とそのルーツを探る モノ・コト・外来語から
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3、今日の生活文化の中の南蛮文化に由来するモノ・コトを、過去の世界史レベルの交流から説明し、それらが日本文化に与えた影響や役割を述べることができる。
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3週 |
大航海時代の外来文化の日本文化への影響を考える
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3、今日の生活文化の中の南蛮文化に由来するモノ・コトを、過去の世界史レベルの交流から説明し、それらが日本文化に与えた影響や役割を述べることができる。
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4週 |
南蛮人が伝える日本と日欧文化比較
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2、16世紀に出会った日本文化と西欧文化をさまざまな角度から比較できる。
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5週 |
16世紀欧州製東アジア図・日本地図から見る南蛮人の日本認識
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1、16世紀の石見銀山開発と和銀の生産の増大が東西文明交流史・日本史の動きに大きな影響を与えたことを多角的・論理的に説明できる。
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6週 |
石見銀山開発前後の歴史
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1、16世紀の石見銀山開発と和銀の生産の増大が東西文明交流史・日本史の動きに大きな影響を与えたことを多角的・論理的に説明できる。
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7週 |
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8週 |
石見銀山開発の世界史・日本史への影響(1)
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1、16世紀の石見銀山開発と和銀の生産の増大が東西文明交流史・日本史の動きに大きな影響を与えたことを多角的・論理的に説明できる。
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2ndQ |
9週 |
石見銀山開発の世界史・日本史への影響(2)
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1、16世紀の石見銀山開発と和銀の生産の増大が東西文明交流史・日本史の動きに大きな影響を与えたことを多角的・論理的に説明できる。
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10週 |
石見銀山開発の世界史・日本史への影響(3)
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1、16世紀の石見銀山開発と和銀の生産の増大が東西文明交流史・日本史の動きに大きな影響を与えたことを多角的・論理的に説明できる。
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11週 |
世界遺産登録記念特別展「輝きふたたび 石見銀山展」の企画と開催準備から
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1、16世紀の石見銀山開発と和銀の生産の増大が東西文明交流史・日本史の動きに大きな影響を与えたことを多角的・論理的に説明できる。
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12週 |
特別展「輝きふたたび石見銀山展」の展示からみた東西文化交流(1)
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2、16世紀に出会った日本文化と西欧文化をさまざまな角度から比較できる。
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13週 |
特別展「輝きふたたび石見銀山展」の展示からみた東西文化交流(2)
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2、16世紀に出会った日本文化と西欧文化をさまざまな角度から比較できる。
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14週 |
異文化間の共有できる価値・共通の価値を考える
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2、16世紀に出会った日本文化と西欧文化をさまざまな角度から比較できる。3、今日の生活文化の中の南蛮文化に由来するモノ・コトを、過去の世界史レベルの交流から説明し、それらが日本文化に与えた影響や役割を述べることができる。
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15週 |
期末試験
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16週 |
試験返却 総括 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 提出物 | 態度・取組姿勢 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 10 | 10 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 10 | 10 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |